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目指せ! 標高1122メートル

山の神にお供して歩きつづける、ある山のぼら~の記録。ネイチャー、冒険の本もとりあげるよ。

山登りとコラーゲンで骨を強くする!

2019-03-10 | 山雑記

先日山の神が婦人科検診の結果がよかったと誇らしげに話し出した。とくに骨粗しょう症の原因ともなる骨密度は、平均を大幅に上回っているという。山の神がいうには、山に登っているからかしら。

骨の強さというのは、「いいほねドットJP」(http://iihone.jp)によれば、骨密度と骨質の2つの要素が関わる。骨の密度ばかりに注目が集まりがちで、すぐにカルシウムを摂っているのかとなるけれども、じつはカルシウムばかりが骨を強くしているのではない。お肌のハリをつくり、つやつやつるつるにする、そう、コラーゲンも骨を強くする。なんと骨の体積の50%はコラーゲンというから驚きだ。

骨を鉄筋コンクリートの建物にたとえると、カルシウムはコンクリートで、コラーゲンが鉄筋にあたるのだとか。鉄筋がもろければ、建物の強度は当然ながら弱くなる。欠陥マンションで一時期騒がれたとおりだ。

そういえば、山の神は毎朝コラーゲンを飲んでいる。これが骨の強度におそらくいい影響を与えているはずだ。でも、コラーゲンとは、そもそもなんなのだろう。Wikipediaによれば、こうだ。

コラーゲン(英語: collagen、ドイツ語: Kollagen)は、主に脊椎動物の真皮、靱帯、腱、骨、軟骨などを構成するタンパク質のひとつ。(中略)体内に存在しているコラーゲンの総量は、ヒトでは、全タンパク質のほぼ30%を占める程多い。 

まだまだコラーゲンのはたらきは解明されていないようだが、コラーゲンは人間が健康に生きることにおいて重要な位置にあることはたしかだ。 過剰でなければ、補給するに越したことはない。たぶん。 

エーザイ 美 チョコラ コラーゲン 120粒
クリエーター情報なし
エーザイ
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山の神高原ホテル山の神小屋

2019-01-19 | 山雑記

先日山の神高原の山の神小屋に泊まった。正式には山の神高原ホテル山の神小屋だ。なんのこと? ほんとうの名前を書くと、またこのブログはグーグル八分に遭いそうなので、あえて仮名で記すことにします。

これから批判をつらつらと書くわけだけれど、この宿の口コミはよく、評価が必ずしも悪いわけではない。なぜか? それはこの宿が強調している、「われわれは山小屋である」ということに、皆、目を曇らせられているからだ。

そもそも私の知る限り、この宿は山の神小屋を名乗っていたはずなのに、いつのまにか、山の神高原ホテルと名乗るようになっていた。私はてっきり、改装してグレードアップしたのだと思った。実際泊まってみて、それは客寄せのための詭弁にすぎないとわかった。

 
左:山の神高原ホテル山の神小屋 右:6畳の客室。これでも一応ホテルです

まず、チェックイン時。フロントには、「食堂にいますので、声をかけてください」と掲げてあった。2階の食堂まで階段を上がっていくと、食堂の入口の扉に「準備中」の貼紙がデカデカとあって、人がいるようにはまったく思えないほど真っ暗だった。

しばらくフロントのある1階のテーブル席で待っていたが、一向に従業員が姿を現す気配はなかった。やがて別の泊り客が来て、どこかで従業員を見かけたら、声をかけますよと親切にも気にかけてくれた。やはり食堂にいるのではないかと山の神が「準備中」の貼紙をものともせずに、ずかずかと食堂に入ってみると、女将らしき人がいた。

ようやくチェックイン。部屋に入ると、山小屋そのものだった(右上写真)。6畳間にシミだらけのじゅうたんが敷かれ、真ん中にこたつ。壁は上のほうが若干崩れていて補修の跡はなし。テレビがついているのが唯一ホテルらしいか。山の神のたっての希望でトイレつきの部屋にしたのだが、座ると冷たいし、水の流れが悪い。後から知ったが、共同トイレのほうが設備はよく、ウオシュレット付きだったようだ。

まずは風呂へ行ってくつろごうと、寒い廊下を歩いていく。ストーブが置かれているものの、われわれの滞在中に火を熾したことはついぞなかった。冷え冷えした脱衣場(暖房器具が置いてあり、これは脱衣場を使う人がスイッチを入れるのがルールのようだった)で服を脱ぎ浴室へ。ガラスがくもって景色は見えないが、一応展望風呂なのだろう。明るくて開放的だ。体にざあとお湯をかけたのち、湯船で温まる。至福の時間だ。ここまでは。つぎにカランで体を洗おうとすると、お湯がしばらく出ない。追い討ちをかけるように貼紙がしてあって、蛇口からお湯を出すと、シャワーの出が悪いと書かれていた。完全に壊れたのか、シャワーは出が悪いどころかまったく出なかった。自分が使っているこれだけかと思ったが、隣も、その隣もダメだった。シャワーはないも同然だった。

18:00夕食の会場に行くと、ストーブが置いてあったのだが、山小屋のように冷え切っていた。カーテンなんてものはなく、外の暗さと寒さが忍び寄ってくる。食事は素朴な料理ときじ鍋が出てそれなりにうまかったが、華やかさはない。なぜそんな意地の悪いことをいうかといえば、1泊2食付きで14,000円もしたからだ。

何かといえば、山小屋ですからといいわけを言う割には、お金だけはしっかりとる。チェックアウト時には、使えるはずのカードが使えなかった。読み取り機が壊れているのだとか。ほんとうに山小屋だ。 


山の神高原ホテル山の神小屋の窓から日の出を拝む。こればかりは最高。

もっとも許せなかったのが、スノーモビルの貸し出しを1回5000円でやっていたことだ。雪原を歩いているときに爆音をたてながら、滑走していたのは、この宿のスタッフとその客たちだったとここに泊まって知った。なぜ下界と同じような人工音を、スキー場でもないここで、この自然豊かな場所で聞かなければならないのか。そんなアクティビティをこの地でやるのには反対したい。

これから行く人には日帰りをお奨めしたい。それか十分な予算があるのなら、もう1軒の宇宙基地の宿に泊まるか、あるいは山を下った湖畔の宿に泊まるか。湖畔の宿なら、同じ宿泊費で広くて清潔な部屋で寝転び、温泉とおいしいものを食べられる。

最後にひと言。この宿を全否定はしません。星を見る、日の出を見る、翌日もここを歩くという目的があるのなら、泊まってもいいのでは。でも率直に言ってコスパ悪すぎ。

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今年の山行を振り返る

2018-12-30 | 山雑記

来年はどこに行こうかね、と山の神と話していた。

でもその前に今年はどこに行ったんだっけ? あまりメジャーなところへは行っていないよな。待てよ、夏に鳥海山と月山には行ったな。これが今年のメインイベントか。じゃあ、GW、海の日連休、9月の連休はどこに行ったんだっけ? あるいは天候不順でどこにも行っていないのか……。

記憶をたどっていくと、最近の山行である前武尊がまず目に浮かんできた。次に吾妻山・一切経山の青々とした景色が蘇ってきた。この2つが海の日連休、9月の連休だろう。ではGWはどこに行ったんだろう。

いくら思い出そうとしても、記憶の断片すら出てこない。山行を記した今年の手帳か、このブログで5月のところを見れば、一発でわかるのだが、思い出せないのは悔しい。

えい、面倒だと手帳を繰って、やっと思い出した。超がつくほど地味な山だった(地元の方すいません)。

山の神に質問してみた。
「さあ、いまから読み上げる山行記録で思い出せる?
 中央道双葉SAで朝食。SAを出るときに入れない車の列ができていた」
山の神「……」
「高速を飯田ICで下りた」
山の神「南木曽岳!」
「違う。南木曽岳はだいぶ前だよ。9:05大平峠着……無線の人の車ともう1台の車があった」
山の神「大平峠ってどこ? 山の名前の最初の文字は?」
「な」
山の神「ん~次は?」
「つ」
山の神「なつ……夏焼(なつやけ)山か。どんな山だっけ、キツネみたいなのがいたところか」
「当たり! 長野県民の森だよ」

 
3点とも:夏焼山にて 冒頭:木曽見茶屋前で山の神 左:「南木曽町 木曽峠 木曽見茶屋」と記された標柱
右:茶屋前で目撃したキツネなのか、犬なのかわからなかった動物。やはり犬か?

意外にも今年行ったばかりなのに、すぐに出てこないものだ。山の神は直近に行った塩原の山名も出てこなかった。プランニングしていないし、記録もつけていないし、マイナーな山では、さもありなん。

さてと、来年はどこへ行こうか。

参考:当ブログ
大平峠県民の森、夏焼山へ
草原の横川山と南沢山
東吾妻山&一切経山Part1~東吾妻山へ
東吾妻山&一切経山Part2~浄土平野営場
東吾妻山&一切経山Part3~不動沢から五色沼・一切経山
鳥海山・月山プロローグ~鳥海山登山口へ
鳥海山・月山Part1~鳥海山舎利坂へ
鳥海山・月山Part2~鳥海山七高山へ
鳥海山・月山Part3~リフトを使って月山へ
川場谷野営場から前武尊山

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楽しい?! 網走観光

2018-11-21 | 山雑記


2007年7月11日阿寒富士から圧巻の雲海を見る。右の稜線は雌阿寒岳

昨日、山の神の職場で網走に観光に行く人がいて、監獄以外で楽しいところはない?と話題になったという。

そういえば山の神と網走には行ったなあ、いつだっけ? たしか天気が悪くて、山に行けなかったから行ったんだよな。まったく思い出せず、このブログの記事を検索して調べることにした。キーワードは「1122メートル 網走」。ヒットした記事を読んで記憶が蘇ってきた。

そうだ、雌阿寒・雄阿寒岳に行ったときだ。11年前の夏、2007年7月だった。道東は予想外に寒く、テント場ではこごえていたっけ。

ということで、昨日は家に持ち帰った仕事をやるはずだったのに、しばらく自分のブログを読んで感慨にふけってしまった。丹頂鶴を見て、釧路川をカナディアンカヌーで下り、雌阿寒岳と阿寒富士に登って雲海を堪能し(上の写真)、網走観光、そして雄阿寒岳に登り、下山後は川湯温泉でまったりし、小樽でおいしいものを食べてフェリーで帰還するという長大な旅だった。 

最後に当ブログの一連の北海道行脚を総括した「エピローグ」の「充実の山旅だった」というフレーズに、そうだそうだとひとり盛り上がり、また北海道に行きたいなと欲望の渦が鳴門の渦のように激しくなっていた。

ところで肝心の網走のところを読むと、監獄以外にも訪れている場所が書かれていた。ヤマネ工房と能取岬、そしてネパール料理のビスターレビスターレ。記録を残しておかなければ、絶対に忘れていて、思い出すことさえなかっただろう。

さっそく山の神は、とっておきの場所かどうかはわからないが、今日職場の人に報告したと思われる。 

参考:当ブログの記事
丹頂鶴を見に行った
釧路湿原カヌー下り
雌阿寒岳・阿寒富士
網走~監獄博物館と能取岬
雄阿寒岳
雌阿寒・雄阿寒山行~エピローグ

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愛車フォレスター、やっぱりリコール

2018-11-11 | 山雑記

 

 
BRIDGESTONE BLIZZAK 17インチ

11月4日(日)にオートバックスでスタッドレスタイヤを購入した。例年12月に慌しく、タイヤを履き替えていたのだが、ご案内のはがきが来ていたのと、今月下旬に山行ついでに某温泉宿に予約をとっていて、車で行って雪に降られたり、路面が凍結していたりしたら厄介だというのもあって(まずないだろうけど)そうなった。それにこの時期なら比較的空いているだろうという思惑もあった(実際空いていた)。

愛車フォレスターに合うタイヤは、店頭にはブリヂストンしか置かれていなかった。どこかに他のメーカー品も置いているんだろうと勝手な希望的観測を巡らせつつ、カウンターで手続きを始めると、そんな希望的観測は簡単に打ち壊された。

お目当ては、エスクードに乗っていたときに履いていたYOKOHAMAタイヤだった。YOKOHAMAタイヤは、機能面でとりわけて劣るわけでもないのに、とにかく安くてよかった。しかし、店頭在庫がなく、取り寄せに1ヵ月もかかるという。いまブリヂストンで決めていただければ、値引きしますよと、店頭スタッフに価格を提示される。

・YOKOHAMA(ホイール付き4本) 120,000円(税込) 1ヵ月後の納品
・BRIDGESTONE(ホイール付き4本) 135,000円(税込) 即装着可能

15,000円も高いのは痛いなと思いながらも、再び12月に来るのは面倒だというのと、今月下旬の山行に備えて、すぐに装着できるのは安心だということで、ブリヂストンで手を打つことにした。これで車の装備は万端だと思っていた。

つまり、あのことはすっかり忘れていたのだ。

そして昨日(11月10日)、あのことを思い出させる人物から携帯に電話がかかってきた。携帯の画面にスバルの営業マンの名前が表示されていた。
「1122メートルさんのフォレスターは、リコールの対象車です。申し訳ございません」
ブレーキ検査の不正が発覚した後に生産された車なのに、、、不正は報道どおり続いていたのだ。もしかして今もか。とはいっても、再検査して何事もなくOKとなって、またフォレスターは戻って来るのだろうけど。

ということで12月にスバルに車を持ち込むことになった。12ヵ月点検も兼ねてのチェックとなり、3時間半くらいかかるという。ただ新車購入時に整備パックにも入っていたので、5万円のキャッシュバックがあるのだとか。リコールは困ったものだけれど、それだけキャッシュバックがあるのなら、いいか。そのお金で、奮発してうなぎでも食べにいこうかと山の神と2人ほくそえんでいた。

参考:当ブログ さらば、エスクードくん。こんにちは、フォレスターくん。

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