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目指せ! 標高1122メートル

山の神にお供して歩きつづける、ある山のぼら~の記録。ネイチャー、冒険の本もとりあげるよ。

日光白根山で古銭を拾う

2019-08-06 | 山雑記

2019年8月4日、久々に日曜日が晴れた。この絶好の山日和を逃してはならじと、足慣らしも兼ねて日光白根山を訪れた。しばらく山歩きをしていないことから、なるべく短いコースにしようとロープウェイを使うことを選択。大量の登山者に圧倒されながらの山行となった(詳細は次回)。

 
左の写真が表で、右が裏? 左はうっすらと外縁の溝が見える

山頂直下の祠付近に来て、視線を送った先におやと思わせる形状のものがあった。拾いあげると、かなり劣化が進んだ古銭だった。文字はまったく判読できない。でもなんの根拠もないが、なんとなく寛永通寶っぽい。

実は前々回、湯元側から日光白根山に登ったときに山の神が寛永通寶を見つけている。あれから12年の月日が流れた。まだまだ古銭が落ちていそうな、日光白根山なのであった。

参考:日光白根山で山の神が拾った「寛永通寶」

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山男版画といえば、畦地梅太郎

2019-07-22 | 山雑記
 
7月15日(月・祝)残念な天気の海の日に初めて町田の街を山の神とともに訪ねた。山の神が見つけた町田市立国際版画美術館の展覧会「畦地梅太郎・私の山男」に惹かれたからだ。
 
じつはうちには、20年くらい前に渋谷のギャラリー百号(いまはもうないのかも)で購入した「山男と鳥」の版画があって玄関に飾っているのだ。畦地梅太郎の作品は郷愁を誘うなんともいえない味があり、とくに山男と鳥が収まっているのは出色で大のお気に入りなのだ。
 
山男は髪と髭が同じストライプで表現されていてユーモラスなところにもってきて、同様にストライプで表現される雷鳥が登場すると、独特でさらにユーモラスな感じが倍増する。このストライプをモチーフにいろいろ遊んでいるようにも思える。
 
自らの家族6人全員を登場させた版画も目を引く。ほのぼのとした感じと幸福感が充満している。観ているこちらにも幸せな気分になるから、幸せのおすそ分けだね。
 
 1Fにはカフェがある。雨が降っていなければテラス席も
 
畦地梅太郎の展覧会は9月23日(月・祝)まで開催されているので、お見逃しなく。
 
仮に見逃しても、版画集や『山の眼玉』というイラストと版画が掲載されているエッセイ本も出ているので、こちらでも楽しめる。
 
 
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飯豊本山は福島県だった!?

2019-07-06 | 山雑記

中公新書の『ふしぎな県境』を読んでいたら、飯豊山(飯豊本山)は福島県であるとのページが出てきた。でも飯豊本山は登っているけれども、たしか山形ではなかったかと思って、自分のブログの記録にあたることにした。検索すると、2001年6月1日に訪れていて、もう18年も前かあと感慨に浸って記録を隅から隅まで読んでしまい、はて何のために検索したんだっけ?となった。そうそう山形県かどうかを調べるためだった。

見ると山形県と福島県と書かれていた。

書いたときのことは何ひとつ覚えていないが、ろくに地図を見もせずにWebで検索して山形県と福島県だと書いたのだろう(山形側の大日杉から入山している)。

『ふしぎの県境』に戻ろう。著者の西村氏は県境フリークで、なぜこうなっているのだろうとだれもが疑問をもつような変わった県境を発掘して本を書いた。なかでも圧倒的にすごいのは、この飯豊山だろう。西村氏が盲腸県境と呼ぶほど、奇妙奇天烈なのだ。新潟県・山形県・福島県の三つの県境にある三国小屋から西へ尾根づたいに1m幅で種蒔山、切合小屋、草履塚、飯豊本山(2105.1m)を経て、尾西小屋まで全長8kmが福島県になっている。

つまりたったの1mの幅で帯状に新潟県と山形県の隙間に福島県が割って入っているのだ。

なぜかといえば、こんな歴史があったからだ。江戸時代に入る直前、会津側の一の木村(いちのきむら)、現在の喜多方市山都町(やまとちょう)からの飯豊の登山道が整備され、飯豊神社の表参道とされた。時代は下って明治。福島県は県庁所在地で揉め、その余波で飯豊山一帯は新潟県に編入されることになる。

しかし福島の一の木村は黙っていなかった。その後新潟側と福島側で綱引きがあり、話し合いでは決着せず、最終的には調停が入って現在の県境が確定したようだ。

この本の著者、西村氏は山のぼらーでもないのに、この県境を自分の目で確かめるために飯豊のお山を目指す。一般登山者はまず行かない鎖場いっぱいの剣ヶ峰を通ってこの尾根に突入していくのだ。

ここまでやるのは、やはり絶対見たい、そこに行ってやろうという執念からだろう。でも彼はこの経験で登山の楽しみを知ったようだから、もうわれわれ山仲間の一員になっているのかもしれない。

 
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GW10連休は8泊9日の山旅へ

2019-05-03 | 山雑記

8泊? えっ、9日も?と驚かれつつも、GWの山旅の途に就いた。当初の天気予報では、GWの中間が連日雨、下手したらそのまま最後までかと危ぶまれたものの、うまく後半は天候が回復し、ほぼ予定どおりとなった(パチパチパチ)。

行先は中国地方、日程はこんな感じだ。
4月27日(土)東京から米子へ移動
4月28日(日)三瓶山登山 平成最後の登山となった
4月29日(月)石見銀山散策
4月30日(火)津和野・秋芳洞観光後、広島市内へ
5月1日(水)吾妻山(広島県)登山 令和最初の登山!
5月2日(木)広島県民の森から比婆連峰登山
5月3日(金)倉敷観光
5月4日(土)駒ヶ根へ移動
5月5日(日)東京

本日が早くも7泊目となり、あっという間だった。明日朝からは東京に向けてひたすら移動しつづけるのみで、実質旅はもう終わったような気がしている。テント3泊、ビジネスホテル素泊まり3泊、残りは2食付きの普通の宿泊で、うち1泊は温泉にした。なるべく出費を抑えようとしたものの、やはり回数が多い分カネがかかる。年齢をとると、道の駅車中泊は体力的にきついし、快適さに慣れた身には、今さら逆戻りはできない。バブル世代のさがかもしれない。

山旅のもようは、東京に戻ったら徐々にアップすることにしよう。

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花粉の時期は巣ごもりか

2019-03-23 | 山雑記

花粉マップが真っ赤なこの時期、山の神は巣ごもりを決め込んでいる。山に行くのなら、どうぞお一人で。

山に入れば、街中より明らかに花粉の量は多いだろう。Tenki.jpの花粉量予測を見ると、明らかに都心部より山に近い青梅や八王子のほうが多い予想になっている。杉の分布を考えれば、至極当たり前だ。

花粉症重症患者の登山愛好家も数多いと思われるが、最近私は症状が改善し、だいぶ軽くなったような気がしている。ただ一度でもスイッチが入ってしまうと、くしゃみ連発で止まらなくなる可能性はあって油断は禁物だ。でもじっとはしていられない。どこにも行かないという選択肢はない。

はて去年はどこに行ったのだろうと山行記録をチェックしてみたら、どこにも行っていなかった。なあんだ、山の神に流されたのか。でもよく考えてみれば、この時期転職してから土曜出社になったことで余裕がなくなっていたことはある。さてと、どこに行こうか。杉が少なそうなところ、あるいはそれは無視して、発症してもすぐに帰ってこられる近場か。

飲み薬と塗り薬、そしてマスクで完全防備のうえ、花粉を大量に付着させるフリース着用を避ければ、とりあえずは洟ずるずるにはならないだろう、、、ということにしておこう。マスクして登るとつらいなあ。

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クリエーター情報なし
皇漢堂製薬
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