39ギター

35年ぶりに弾き始めたクラシックギター
神経痛と戦いながら
どこまでバッハに迫れるか
蝶も花もアーチェリーもあるよ

入院させてチューブにつないだ犯人

2012-09-01 22:35:42 | レコード盤

こんばんは
昨日ついに母を市民病院に入院させたので、ほっと一安心して今日は僕自身が病院に行きました。
別にどこかが悪くなったとかではなく、毎月の病院通いで血圧の薬をもらいにいったのです。
いつもの先生に、少しやつれていると言われ「さすが名医は顔色を読むなあ」と感心して、ここ数週間のドタバタモヤモヤを話しました。
まあ、血圧が高いとかではないので話が終わって聴診器で胸の音を聞いて、「はい、じゃあ気をつけて」と言うことで4週間分の薬をもらって帰りました。
いつもはこの後急いで母の家に行くのですが、今日はゆっくりと自分の家に帰りました。
家に帰って昼ご飯を食べて1時過ぎに、やっぱり母の顔を見に行こうと言うことで電車に乗って市民病院に行きましたが、いるはずの姉と妹が消えていて母が一人で寝息を立てていました。
急いで姉に電話をすると、妹とその娘と一緒に近くのそごうデパートの上で楽しく食事をしているようでした。
「すぐ帰るから、あんたはそこで待っとき!」といつもの姉の口調で指示されました。
しかし、待っても待っても一行は帰ってくる気配はなく、3時半になってやっと帰ってきました。
まあ、その間母が目を覚ましてくれたので手を取って通じない話をいろいろとしました。
母の手は右手に点滴の針が指してあり、その針を抜こうとするので普段は両手に手袋がしてありますが、僕がいる間は左手だけは外してその手を持っていました。
しかし、ちょっとのスキにその左手で右手の手袋を外そうとしていてその度に「ダメよ」と説得していました。
まあ、させておいても自分の力では外せないのですけど、偶然チューブに手が触れるとそのチューブを引っ張ったりするので、常に警戒しておく必要があります。
姉一行が帰って来て、妹の娘が「おばあちゃん」と声を掛けると、目を開けて嬉しそうにしていました。
体の自由は利かないのですが、誰が来て何を言っているのかは分かっています。
僕と姉は母の意に反して入院させてチューブにつないだ犯人のようなので僕たちには孫の声のようには笑顔で反応してくれません。
まあ、この二日で随分元気になったようなので皆少し安心しています。
・・・
姉一行と入れ替わりに「じゃあ僕は帰るよ」といって、病院を出ました。
地下道を通って広電の電車に乗っていつもと反対方向の広島駅に出ました。
どこに行くのかと言うと、いつもの中古レコードショップです。
ひさしぶりに古いレコードジャケットの臭いが充満する店内に入ると、なんだかホッとしたようなしばらく別世界にいるような気分でした。
ギターのレコードが入ってないか調べたのですが特に目新しい物はなく、別の箱をあさっているとバーゲン品の中に少し気になる盤を見つけたので4枚ほど購入しました。
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その中から1枚
グスタフ・レオンハルトのチェンバロで
「ゴールドベルグ変奏曲」です

Dsc01201

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最初にフランス風の主題がありその後に30の変奏曲が続きます。
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<ゴールドベルグ変奏曲>はハープシコードの練習曲と言う実際的な役割を持っているばかりでなく、あらゆる変奏曲のなかで、最も大規模なきわだった作品となっている。
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