39ギター

35年ぶりに弾き始めたクラシックギター
神経痛と戦いながら
どこまでバッハに迫れるか
蝶も花もアーチェリーもあるよ

暗譜してから演奏になるまでが遠い道のりなのだ

2012-08-23 22:47:57 | ギター

こんばんは
最近は、蝉の鳴き声がツクツクボウシばかりになりました。
アブラゼミやクマゼミは時々鳴き声がしますが、見るのは死骸ばかりです。
ゼミの死骸を見ると命の儚さを感じますが、セミは昆虫の中では長生きなんではないでしょうか・・・
地上に出てからはほんの数週間の命で、しかもその間はほとんど飲まず喰わず(かな?)ですが、それまでは地中で何年も生きている訳で、最後に繁殖のために地上に出てくるのは命の花道ではないでしょうか・・・
今年は平均してセミの数は少なかったように思います。
来年はたくさん出て来てくれるかな?(いいとも~と最近言わなくなったなあ・・・)
・・・
さて、このところBWV998プレリュード・フーガとアレグロ、コレばかり弾いているが、やっとフーガがまだらではあるが暗譜に近づいて来た。
今日は楽譜を見ないでなんとかかんとか最後までこぎ着けることが出来た。
とにかく毎日弾いて指に覚え込ませることだ。
難しいのはフーガの中盤で同じようなフレーズが少しずつ音程を変えて同じような運指で次から次へと変わっていく。
同じようなと言うのがくせ者で、似ているので覚えにくい。
暗譜をすると少し上達したような気になって安心するのか、他の曲に目移りすることもしばしばである。
が、それも大切で暗譜後にしばらく離れることでまた帰って来たときに新鮮に取り組めてさらに上達する感じがする。
昨日も書いた通り、暗譜=上達、暗譜=完成、暗譜=演奏、ではない。
暗譜してから演奏になるまでが遠い道のりなのだ。