39ギター

35年ぶりに弾き始めたクラシックギター
神経痛と戦いながら
どこまでバッハに迫れるか
蝶も花もアーチェリーもあるよ

レコードの解説もよく読んでみるとおもしろい

2012-08-14 22:44:52 | ギター

こんばんは
今朝の五時頃は大変な豪雨で、雨の音で目を覚ましました。

それから午前中は降ったり止んだりで、かなり強く降ることもありましたがその中を家族を連れて母のところに行きみんなで昼ご飯を食べました。
母は不自由な言葉と手足で一生懸命接待しようとしてくれましたが、結局自分の食べたい物を食べることに必死でした。
食欲は旺盛ですからね、それでいいんです・・・
・・・
さて盆休みに入ってからと言うもの徹底的に練習している曲があります。
僕のライフワークと言ってもいい曲で、もちろんBWV998です。
プレリュード・フーガとアレグロですが、プレリュードは前から弾いていて毎日のウォーミングアップのようになっています。

アレグロは何度かの挫折を繰り返して最近やっと暗譜して、ドタバタしながらアレグロのスピードは出せなくて早めのモデラート(?=120)と言った雰囲気ですが、何とかなってきました。
フーガはこれも何度も挫折して部分的には何とかなっても全体を通すことは出来ませんでしたが、この盆休みを利用して暗譜は出来なくてもなんとか最後まで通せるようにしたい物だと頑張っています。
おかげで、引っかかりながらよろめきながらなんとか最後まで通せるようになってきました。
中間の部分が難しいですね、同じようなフレーズが繰り返し出て来て(これがフーガなのか)あるときはそれが覚えやすかったりあるときはそれでこんがらがったり、いろいろですね。
まあ、今回なんとか暗譜できたとしても、自分なりに満足できるレベルになるには一生を費やすかもしれません。
まあ、ライフワークですから一生かかっても仕方ないですね。
・・・
練習後の興奮を鎮めるようにレコードを聴きながらブログを書いています。
今日のレコードは、先日購入したもう一枚
テレマン
トランペット協奏曲 ニ長調
フルート協奏曲 ニ長調
オーボエ協奏曲 ホ短調
ヴィオラ協奏曲 ト長調
Dsc01165 Dsc01166







クルト・レーデル指揮/ミュンヘン・プロ・アルテ室内管弦楽団
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音楽家が歴史に名を残すかどうかということは、その人が生前に得た名声や成功とは必ずしも関係がない。不世出の天才や時代に先駆けた先覚者は孤独で不遇な生涯を送っていることが多く、その反面生前には世の華々しい脚光を浴び、名声を欲しいままにしながら、死後ほとんど忘れられてしまった音楽家も決して少なくない。その最もよい例がヴィヴァルディであるが、テレマンも彼と同じ運命を辿った作曲家の一人だった。テレマンはバッハと同じ時代に生き、バッハをはるかにしのぐ名声を得ながらーーー例えば1737年に刊行されたStosselの音楽辞典はテレマンに3ページを費やしているが、バッハには僅か3行言及しているに過ぎないと言う事実からも、2人が当時いかに評価されていたかが伺われようーーーその作品は死後二世紀の間誰一人顧みる物もなく各地の図書館でホコリに埋もれていたのである。音楽学の急速な進歩に伴ってテレマンの存在が再び注目を惹くようになったのはごく最近になってからのことである。
云々・・・
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なるほど・・・
レコードの解説もよく読んでみるとおもしろい。
最近テレマンのレコードが増えてくるに伴ってテレマンについてもう少し調べてみたいと思うようになって来た。
本でも出てないか探してみよう。