39ギター

35年ぶりに弾き始めたクラシックギター
神経痛と戦いながら
どこまでバッハに迫れるか
蝶も花もアーチェリーもあるよ

パガニーニ:ヴァイオリンとギター・第1集

2012-08-05 22:53:56 | レコード盤

こんばんは
今日も暑かったですねえ。
広島の夏で35度は当たり前でしょうが、この2・3日は台風の影響で南東の風が吹き四国山脈を越えてくるので乾燥しフェーン現象に近いのでしょうかカラッとして雨が降りそうにありません。
まあ、あと一週間で盆休みに入り休みが明けると次第に暑さがおさまってきます。
次第に日が傾き部屋に日が当たるようになり、風が変わり蒸してくると残暑と言うことなんでしょうが、これも毎年繰り返されていることです。
自然の営みに素直に従いましょう。
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今日はこの暑さではありますが久しぶりに街に出てみました。
まず、最初に言ったのがいつもの中古レコードショップです。
何か珍しいレコードはない物かと一時間かけて探しましたが、特にこれと言う物はありませんでした。
諦めかけた頃、見つけたこの一枚、何となく惹き付けられて購入しました。
バーゲン特価480円のところ100円の割引券を使って380円、往復の電車賃と同じでした。
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パガニーニ:ヴァイオリンとギター・第1集
ジョルジイ・テレベジ(ヴァイオリン)
ソーニャ・ブルンバウアー(ギター)
Dsc01146 Dsc01147







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パガニーニと言えば有名なバイオリン奏者で作曲家、パガニーニはギターの小品もあるようですが、ヴァイオリンとギターですか?
不思議に思いつつも解説によれば
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パガニーニ(1782~1840)が生前出版した作品はごくわずかな数に過ぎない。独奏バイオリンのための<24の奇想曲>作品1、ヴァイオリンとギターのためのソナタ集作品2および3(全12曲)バイオリン、ヴィオラ、チェロ、ギターのための四重奏曲集作品4および5(全6曲)ーーー以上がそのすべてである。これらが皆ヴァイオリンを主体にした音楽であることは彼の場合当然のことと言ってよいが、注目されるのは、作品1を除く18曲に例外なくギターが用いられていることである。
さらに、今世紀になってようやくその大部分が明らかにされたパガニーニの作品リストを見渡すと、やや意外な事実にぶつかる。そこにはおびただしい数のギター独奏用の小品「チェントーネ・ディ・ソナタ(全18曲)」を含む多数のバイオリンとギターのための二重奏曲、さらにギターを使った三重奏曲や四重奏曲などの室内楽作品が含まれており、量の上ではこれらはヴァイオリン独奏曲やコンチェルトなどをはるかに凌ぐのである。パガニーニは疑いなくヴァイオリン演奏史上最大のヴィルトゥオーゾであったが、同時にまた、彼の芸術におけるギターの比重が決して小さいものではなかったことをそれは示している。
幼少の頃パガニーニが父親から初めて与えられた楽器は、同じ撥弦楽器であるマンドリンだった。そして、ギターが当時の最もポピュラーな楽器であったことを考えあわせれば、彼は少年時代から既にギターに親しんでいたと言う推測も十分可能であろう。
云々・・・
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解説の引用が少し長くなってしまった。
パガニーニの美しい旋律をヴァイオリンが朗々とうたいギターが和声的な伴奏をする名曲名演奏だ。
中古レコードによる初めて知った、出会いである。
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