毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




今日これからきくのは、昨日に続き、エリク・ボスグラーフ(リコーダー)とアンサンブル・コルデヴェントによるリコーダー協奏曲です。音源は、2011年に録音されたボスグラーフのアルバムで、今日はその中からニ長調の協奏曲を楽しみます。この協奏曲は昨日と同じくオリジナルではなく、チェンバロ協奏曲の第2番(BWV1053)が原曲。編曲にさいしては、ホ長調からニ長調に移調されています。同曲の編曲(復元)として、録音も多いオーボエ協奏曲版とくらべると、こちらのリコーダー版は、より清々しい趣きがあります。

CD : 94296(BRILLIANT CLASSICS)

94296

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これからきくのは、エリク・ボスグラーフ(リコーダー)とアンサンブル・コルデヴェントによるリコーダー協奏曲。もちろん、バッハによるオリジナルのリコーダー協奏曲ではなく、チェンバロ協奏曲から編曲したもので、ここできく原曲は第4番(原曲イ長調から変ロ長調に移調)です。共演するアンサンブル・コルデヴェントは、パート1名の5人編成。録音は2011年です。

CD : 94296(BRILLIANT CLASSICS)

94296

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今週はここまで、トン・コープマンたちによる管弦楽組曲(序曲)を楽しんできました。音源のアルバム(1997年録音)には、4曲の組曲が、第3番、第1番、第2番、第4番の順で収録。その順番どおりきいてきたので、これからきくのは、のこる第4番(BWV1069)ということになります。第4番ははじめに収録された第3番と同じく、トランペットが編成されており、アルバムのおわりを飾るのにふさわしい音楽です。なお、舞曲のくり返しは前半、後半ともに励行されます。ただし、「交互に」と指示された舞曲(ブーレーとメヌエット)では、ダ・カーポ後の第1舞曲は、くり返しなしで演奏されています。

CD : 0630-17868-2(ERATO)

0630-17868-2

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トン・コープマンと、アムステルダム・バロック・オーケストラで楽しんでいる管弦楽組曲。第1番から第4番までが1枚のCDに収録されており、録音は1997年です。これからきくのは、その第2番(BWV1067)。フルートの独奏はウィルベルト・ハーゼルゼットで、細身の美しい音色が楽しめます。コープマンはチェンバロを弾きながらの指揮ですが、その通奏低音の存在感は独奏のハーゼルゼット以上で、体を大きく揺らしながら弾く姿が目に浮かんできます。

CD : 0630-17868-2(ERATO)

0630-17868-2

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今日これからきくのは、トン・コープマンたちによる管弦楽組曲の第1番(BWV1066)。音源は、1997年に録音されたアルバムで、第3番、第1番、第2番、第4番の順で収録されており、昨日からこれを順番にきいています。コープマンの録音では、序曲の後半はくり返しなし。また、「交互に」と指示された舞曲では、ダ・カーポ後の第1舞曲のくり返しはおこなわれていません。たとえば、ガヴォットだと、1前-1前-1後-1後-2前-2前-2後-2後-1前-1後と演奏されています。

CD : 0630-17868-2(ERATO)

0630-17868-2

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今週きくのは、まずトン・コープマンたちの管弦楽組曲(序曲)。コープマンの管弦楽組曲にはDVDもありますが、今日からきくのは1997年録音のCDです。アルバムの収録順は番号順ではなく、第3番、第1番、第2番、第4番と、トランペットが編成された管弦楽組曲をはじめとおわりに配しています。これからきくのは、収録順どおり、ニ長調の第3番。アムステルダム・バロック・オーケストラは、21名編成で、オーボエの北里孝浩も参加しています。

CD : 0630-17868-2(ERATO)

0630-17868-2

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復活節後第4日曜日にきくのは、鈴木雅明たちによる「汝はいずこに行くや」です。このBWV166は、かつて言及(「汝はいずこに行くや」 BWV166 [3])したように、全集をのぞくと、なぜか録音にめぐまれていないカンタータ。テノールのアリア(第2曲)など、とても印象的で美しいアリアもふくまれているのですが……。なお、ソプラノのコラール(第3曲)は独唱ではなく、パート全員の歌唱です。

CD : BIS-CD-1261(BIS Records)

BIS-CD-1261

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今週は主に、オーレル・ニコレとカール・リヒターが共演したフルート・ソナタ(ARCHIV PRODUKTION 427 113-2)を、収録順に楽しんできました。アルバムの最後に収録されているは、イ短調のパルティータで、もちろんニコレのみの演奏です。ニコレは、ほぼ16分音符でできているアルマンドを、フレーズを長くとり、速いテンポで吹いています。ほかの舞曲も、奇をてらうようなとこころがなく、じつに気品があります。

427 113-2

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オーレル・ニコレとカール・リヒターが共演したフルート・ソナタ(ARCHIV PRODUKTION 427 113-2)。今週はそのアルバムから収録順にきいており、今日きくのは、1973年に録音されたト短調のフルート・ソナタ(オブリガート・チェンバロとフルートのためのソナタ)です。このBWV1020は作曲者不明で、ヴァイオリン・ソナタとして伝承されています。

427 113-2

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「音楽物書」加藤博子をきき手に、鈴木雅明がバッハを「語りおろし」た対談本、『バッハからの贈りもの』(春秋社)。プロローグとエピローグにはさまれた9章からなる構成で、バッハの魅力が饒舌に語られています。「語りおろし」ゆえに体系的とはいえないところもありますが、テーマは多岐で、じつにおろしろく読むことができます。豊富な譜例は、じっさいの対談では実演されていたようなので、NHKなりで、同じ企画の長期番組があれば、と思ってしまいます。しかし、それがかなうことは、まずないでしょうから、いまのところ、鈴木のCDを用意して読むしかありません。

バッハからの贈りもの

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オーレル・ニコレとカール・リヒターによるフルート・ソナタ、これからきくのは、イ長調のフルート・ソナタ(オブリガート・チェンバロとフルートのためのソナタ)。音源はこれまでどおり、アルヒーフでの1973年の録音(ARCHIV PRODUKTION 427 113-2)です。バッハのフルート・ソナタの録音では、金属管のフルートにあわせるのは、近年だと歴史的様式のチェンバロがほとんどなのですが、リヒターが弾いているのは、20世紀に生み出された、いわゆるモダン・チェンバロです。

427 113-2

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昨日からききはじめた、オーレル・ニコレとカール・リヒターによるフルート・ソナタ。今日これからきくのは、変ホ長調のフルート・ソナタ(オブリガート・チェンバロとフルートのためのソナタ)で、1973年の録音(ARCHIV PRODUKTION 427 113-2)です。ニコレとリヒターのソナタは、ずいぶんひさしぶりにきいたのですが、清潔感のある美しいフルートで、録音から40年以上が経過したいまでも、じゅうぶん楽しむことができます。常時つけられたビブラートとレガートな演奏も、録音当時には美質でした。

427 113-2

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今週のこりにきくのは、オーレル・ニコレとカール・リヒターによるフルート・ソナタ。音源は、1969年と1973年の録音(ARCHIV PRODUKTION 427 113-2)で、収録順に楽しみます。まず、今日きくのは、ロ短調のフルート・ソナタ(オブリガート・チェンバロとフルートのためのソナタ)。亡くなったニコレには、1984年録音のクリスティアーヌ・ジャコテとの共演盤もありますが、やはり、リヒターとの共演盤を好まれるかたが多いのではないでしょうか。録音は1973年です。

427 113-2

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先週からきいているステファノ・モラルディの「J.S.Bach Complete Organ Music」(15CD)。今後、おりおりに楽しむ予定で、まずきいてきたのはCD1です。今日きいたのは、そのCD1の最後に収録されたト長調のプレリュードとフーガ。使用楽器は、T.H.G.トロストが建造した、ドイツのヴァルタースハウゼン市教会のオルガンで、2013年の録音です。オルガンは、奏者の個性がつかみにくい楽器ですが、モラルディは、プレリュードのはじめとおわりに「Cimbelstern」を鳴らし、おもしろい効果をあげています。

CD : 95105(BRILLIANT CLASSICS)

95105

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復活節後第3日曜日にきくのは、カール・リヒターによる「泣き、嘆き、憂い、怯え」です。音源は、アルフーフでの1973年、1974年の録音(ARCHIV PRODUKTION 439 374-2)。独唱者は、アンナ・レイノルズ、ペーター・シュライヤー、テオ・アダム、管弦楽と合唱は、ミュンヘン・バッハ管弦楽団と同合唱団、オーボエ独奏はロベルト・エリスク(第1曲)とマンフレート・クレメント(第4曲)です。リヒターらしいのは、やはり第2曲。ゆったりしたテンポ(8分26秒)で、奔放ともいえるほど情感豊に歌わせています。

439 374-2

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