毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




これから楽しむのは、ヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ第3番。音源はニコラ・アルトシュテットとジョナサン・コーエンの「Johann Sebastian Bach 3 Sonatas for Viola da Gamba and Harpsichord」(GENUIN classics GEN 13268)なので、演奏のじっさいはチェロ・ソナタということになります。これまできいてきたソナタの第1番、第2番は4楽章でしたが、この第3番のみは3楽章構成。音楽のほうも協奏曲を思わせるものです。録音は2012年で、チェロはニコラ・リュポの1821年製、チェンバロはクリスティアン・フックス製(アンリ・エムシュが1754年に拡張したフレンチ・タイプ)です。

GEN 13268

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先週末からきいている、ニコラ・アルトシュテットとジョナサン・コーエンによる3曲のヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ(GENUIN classics GEN 13268)。これから楽しむのはその第2番です。チェロとチェンバロによるガンバ・ソナタは、これまでもこのブログできいてきましたが、演奏によっては、音色的、音量的なバランスのむずかしさを感じることも。ここでのアルトシュテットの演奏はそのへんを意識してか、緩徐楽章での表現は抑制気味といえるかもしれません。急速楽章ではやはり音の張りがよすぎるところがあります。チェンバロではなく、ピアノとかハープといった選択肢もあるかもしれません。なお、録音は2012年。アルトシュテットの楽器はニコラ・リュポの1821年製のチェロ。コーエンの楽器はクリスティアン・フックス製(アンリ・エムシュが1754年に拡張したフレンチ・タイプ)のチェンバロです。

GEN 13268

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顕現節後第4日曜日にきくのは、鈴木雅明とバッハ・コレギウム・ジャパンによる「イエス眠りたもう、われ何を望むべき」です。このBWV81は、1724年1月30日に初演された、全7曲からなるカンタータ。楽曲の構成は、アルトのアリア、テノールのレチタティーヴォとアリア、バスのアリオーソとアリア、アルトのレチタティーヴォ、そしてコラールというものです。第7曲のコラールは、ヨーハン・フランク「イエスよ、わが喜び」の第7節からとられています。鈴木たちの録音は2002年。管弦楽は19名編成、合唱は独唱者3名をふくむ、パート4名の16名編成です。

CD : BIS-CD-1311(BIS Records)

BIS-CD-1311

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今日からきいていくのは、チェロのニコラ・アルトシュテットとチェンバロのジョナサン・コーエンによる3曲のガンバ・ソナタです。アルトシュテットは1982年、ハイデルベルク生まれのチェロ奏者、指揮者。コーエンは1977年、マンチェスター生まれのチェンバロ、指揮者。2人が2012年に録音されたアルバム(GENUIN classics GEN 13268)には、オブリガート・チェンバロとヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタが第1番から順に収録されており、ここでもその順番どおりに楽しみます。アルトシュテットのチェロはニコラ・リュポの1821年製、コーエンのチェンバロはクリスティアン・フックス製(アンリ・エムシュが1754年に拡張したフレンチ・タイプ)です。

GEN 13268

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ちょっとおそめの昼休みにきくのは、ユリウス・ベルガーとオリヴァー・カーンによる「Inspired by BACH」(Nimbus Records NI 6302)から、プレリュードとフーガ第8番(「平均律クラヴィーア曲集 第1巻」)です。演奏はコダーイ・ゾルターンによるチェロとピアノのための編曲(1951年)によっており、原曲も情趣のある曲ですが、編曲と演奏によって深刻さが加えられた感じです。2014年録音のアルバムにはこの編曲のほか、バッハのオリジナル、ヨハネス・ブラームスによる編曲などが収録されています。

NI 6302

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先週から週をまたいできいてきた、ジョナサン・ディモックの「Bach at Haarlem」。オルガンのためのコラール、協奏曲からの編曲(1楽章のみ)、自由曲が収録されており、この中から自由曲のみを楽しんできました。これからきくのはのこる1曲で、ホ長調のプレリュードとフーガ(BWV566)です。この曲はプレリュード、フーガ、プレリュード、フーガという、プレリュードとフーガ2個分というめずらしい構成。これをディモックは、ハーレム(オランダ)の聖バフォ教会のオルガン(クリスティアン・ミュラーが1738年に建造)を弾いて録音(2010年)しています。

CD : LRCD-1131(Loft Recordings)

LRCD-1131

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おそめの昼休みにきくのは、パッサカリアとフーガ(BWV582)。オルガン演奏はジョナサン・ディモックで、このところレギュラーできいているの「Bach at Haarlem」に収録されています。ディモックが弾いているのは、ハーレム(オランダ)の聖バフォ教会のオルガン(クリスティアン・ミュラーが1738年に建造)。録音は2010年です。

CD : LRCD-1131(Loft Recordings)

LRCD-1131

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先週末から週をまたいできいているジョナサン・ディモックの「Bach at Haarlem」(2010年録音)。アルバムに収録された11曲から、自由曲の5曲のみを順に楽しんでおり、これからきくのはト長調のフーガ(BWV577)です。このフーガは真作性に疑義があるのですが、バッハを作曲者とする筆写譜もあります。

CD : LRCD-1131(Loft Recordings)

LRCD-1131

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一昨日からききはじめた、ジョナサン・ディモックによる「Bach at Haarlem」。昨日はカンタータで休みましたが、今日からまた続けてきいていきます。これから楽しむのはニ短調のトッカータとフーガ(BWV565)。この曲は、バッハの作品中、おそらく、もっとも有名ではないでしょうか。ディモックが録音にもちいた楽器は、表題どおりハーレム(オランダ)の聖バフォ教会のオルガンで、クリスティアン・ミュラーが1738年に建造したものです。

CD : LRCD-1131(Loft Recordings)

LRCD-1131

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顕現節後第3日曜日にきくのは、鈴木雅明とバッハ・コレギウム・ジャパンによる「すべてはただ神の御心のままに」(BWV72)です。このカンタータの初演は1726年1月27日。全6曲からなり、合唱曲、レチタティーヴォとアリオーソ(アルト)、アリア(アルト)、レチタティーヴォ(バス)、アリア(ソプラノ)、コラールという構成です。鈴木たちの録音は2008年。独唱者はレイチェル・ニコルス、ロビン・ブレイズ、ペーター・コーイで、この独唱者をふくめた合唱は各声部3名で編成されています。オーケストラは15名編成です。

CD : BIS-SACD-1711(BIS Records)

BIS-SACD-1711

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今日から週をまたいできいていくのは、ジョナサン・ディモックによる「Bach at Haarlem」です。このアルバムはバッハのオルガン曲を11曲収録。ここでは自由曲の5曲のみを収録順に楽しみます。これからきくのは、ホ短調のプレリュードとフーガ(BWV548)。ディモックが弾くのは聖バフォ教会(ハールレム)のクリスティアン・ミュラー・オルガンで、録音は2010年です。

CD : LRCD-1131(Loft Recordings)

LRCD-1131

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ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席フルート奏者、ケアステン・マッコールが2022年に録音した「B.ach」(trptk TTK0096)。このアルバムには、マッコール編曲のバッハの室内楽作品4曲と自作4曲が収録されており、編曲のほうを収録順にきいてきました。これから楽しむのはイ長調のフルート・ソナタ(BWV1032)で、マッコール、ティエール・トップ(ヴァイオリン)、ベネディクト・エンツラー(チェロ)、オルガ・マティエヴァ(チェンバロ)という編成。つまり、トリオ・ソナタへうつし替えての演奏ですね。

TTK0096

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これから楽しむのは、ケアステン・マッコール(フルート)たちによる「B.ach」(trptk TTK0096)から、ハ長調のソナタです。このソナタは無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第3番(BWV1005)を、マッコールが4本のフルートのために編曲したもの。原曲とくらべ、編曲はぐっと華やかですね。奏者はマッコール、マリヤ・セモテュク、ジュリー・ムラン、マリア・クリスティナ・ゴンサレスの4人(後者2人はアルト・フルート)。録音は2022年です。

TTK0096

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昨日からききはじめた、ケアステン・マッコール(フルート)たちによる「B.ach」(trptk TTK0096)。2022年に録音されたこのアルバムには8曲が収録(バッハのソナタの室内楽編曲が中心)されており、ここではバッハからの4編曲を収録順どおりにきいています。今日きくのは、ハ長調のフルートと通奏低音のためのソナタ。マッコールは、オルガ・マティエヴァ(チェンバロ)、ベネディクト・エンツラー(チェロ)とともに、このソナタを演奏しています。

TTK0096

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今日からきいていくのは、ケアステン・マッコールたちによる「B.ACH」(trptk TTK0096)です。アルバムは、バッハのソナタの室内楽編曲集というべきもので、BWV1013、BWV1033、BWV1005、BWV1032の編曲が順に収録されています。マッコールがロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席フルート奏者ということで、どれもフルートがフィーチャーされた編曲ですね。これからきくイ短調のパルティータは、無伴奏フルートのためのパルティータを、フルートとチェンバロのためのソナタに編曲(マッコール)したもの。チェンバロを弾いているのはオルガ・マティエヴァです。録音は2022年におこなわれています。

TTK0096

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