毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




今日は少しまとまった時間がとれそうなので、これから2度目となる「ミサ曲 ロ短調 BWV232」をきこうと思います(1度目は「ミサ曲 ロ短調 BWV232」で、パロットの演奏については「パロットによるロ短調ミサ曲」)。先日からきいていた時期はずれのカンタータは、いずれも、このBWV232に転用された楽曲を含むカンタータばかり。自作を転用した主な曲は、以下のとおりです(「ロ短調ミサ曲」の楽曲番号はペータース版)。

ちょっとまえになりますが、「組曲 ヘ短調 BWV823」のコメントで、問題を提起するような演奏も、「気楽に演奏を楽しんでいます」と書きました。しかし、きく姿勢はそうであっても、バッハほど、きけばきくほど迷いや不安や混乱が生じてくる作曲家はいません。このBWV232も例外ではありませんが、ともかく、今日は世評の高い鈴木雅明による録音で、きいてみたいと思います。感想については、また後日。

CD : BIS-SACD-1701/02(BIS Records)

BIS-SACD-1701/02

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今日は雨こそ降っていないものの、なんだかすっきりしない天気。この季節としては、少し肌寒い感じです。さて、これから外出なので、そのまえにバッハ。きくのは、ヴァイツの演奏で「プレリュード ロ短調 BWV923」。なおこの作品、「1826年にベルリンで出版された楽譜では、ヒエローニュムス・パッヘルベル(ヨーハン・パッヘルベルの息子)の作となっている」(『バッハ事典』)とのことです。

CD : 99362/7-9(BRILLIANT CLASSICS)

99362/7-9

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未明から降っていた雨もあがって、これからは天気も回復するらしいのですが、まだすっきりしない空もようです。軽く食事をしてこれから外出なのですが、そのまえに「ノイマイスター・コラール集」の「われ、心より汝を愛す、おお主よ」をきくことにします。オルガン演奏はペインです。

CD : HMA 1905158(harmonia mundi)

HMA 1905158

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先日きいた「ノイマイスター・コラール集」の「人はみな死すべきさだめ」。これをきいたその日、きいた時間から数時間もたたないうちに、伯母の逝去の知らせをうけました。偶然なのでしょうが、ちょっと運命的なものを感じてしまいます。そんなこともあったので、これから、「ウァニタス(ヴァニタス)」や「メメント・モリ」をテーマにした作品をきくことにします。

きくのは、1677年に出版された「宗教的倫理的カンツォネッタ集」に収められた「人生のパッサカリア(その者、影のごとく去り)」。何度も何度も「死ぬのは定め」とくりかえされる歌詞は、命のはかなさ、この世のむなしさ、などが織りこまれています。とはいえ、これは一面「生の謳歌」というふうにとらえることもでき、音楽も命のエネルギーに満ちています。

プルハールらによる演奏(Alpha 020)は、そんな力強さがあってすばらしいのですが、今日はちょっと上品で、すました感じのトラジコメディアの演奏(WPCS-4906)できくことにします。ソプラノのル・ブランと、カウンターテナーのデュガルダンが、パッサカリアのリズム上で、節によってはひとりで、またある節ではいっしょに、命の歌をつむいでいきます。

WPCS-4906

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1982年に発見されたというBWV1121。手持ちの『バッハ事典』(1996年の初版)にはまだ解説はありませんが、新バッハ全集ではオルガン作品に分類されています。発見されたオルガン・タブラチュア譜(興味あるかたは「BWV 1121 - Organ Tablature」)をみると、32×21cmという紙片にびっしりと記譜されて、幾何学的な美しさをも感じさせます。成立年代は1706年~1713年ごろとのこと。

今日は、このBWV1121を、オルガンではなく、ヒルのリュート・チェンバロできくことにします。日本公演でもこの作品を弾いていた、レオンハルトによるチェンバロ演奏(Alpha 042)や、だれかのオルガン演奏にしようかとも思ったのですが、よりしっとりとした演奏のヒルを選びました。なお、ヒルはこのBWV1121を、BWV921と組みあわせて演奏しています。

CD : CD92.109(Hänssler CLASSIC)

CD92.109

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30分ほど作業をしたら、すぐに帰ってこれると思っていた外出が、予定外の作業につぐ作業で、5時間もかかってしまいました。ようやくさきほど帰宅し、それから1時間ほどあれこれし、これからやっと食事です。ただ、食事をしたらそのまま寝てしまうかもしれないので、さきにバッハをきくことにします。きくのは、「ノイマイスター・コラール集」の「神のなしたもう御業こそいと善けれ」。いつものように、ペインのオルガン演奏でききます。

CD : HMA 1905158(harmonia mundi)

HMA 1905158

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今夜というか、今朝というか、今日はこの時間に、もう起きている状態。なにはともあれ目覚めの曲、ということで、ヴァイツのチェンバロで「フーガ イ短調 BWV958」をきくことにします。この作品は、「後世の筆写譜のみで伝えられる。偽作説の疑いあり」(『バッハ事典』)というもの。

CD : 99362/7-9(BRILLIANT CLASSICS)

99362/7-9

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今日の日曜日は、三位一体節後第1日曜日。ということで、きくのはこの日のためのカンタータ「おお永遠、そは雷の言葉」。いわゆるコラール・カンタータの第1作がこのBWV20で、1724年の三位一体節後第1日曜日から、コラール・カンタータの一連の創作がはじめられました。フランス風序曲に組こまれた壮麗なコラール合唱にはじまる、2部からなるこのカンタータを、今日もガーディナーらの演奏できくことにします。

CD : SDG 101(SDG)

SDG 101

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今日の京都の雨は予報ほどでもなく、いまは止んでいます。ただ、また降ってくるかもしれないので、こうして止んでるあいだに外出してこようと思います。帰宅時間がちょっと読めないので、ともかく、オルガン・コラール「人はみな死すべきさだめ」(「ノイマイスター・コラール集」)をきいてから、外出することにします。オルガン演奏はいつものようにペインです。

CD : HMA 1905158(harmonia mundi)

HMA 1905158

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今日きくのは、先日きいた「第3旋法によるプレリュードとパルティータ ヘ長調 BWV833」と同じ、「メラー手稿譜集」に収められた「ファンタジー ト短調 BWV917」。この作品も偽作説がありますが、ともかく、これをヴァイツのチェンバロできくことにします。

CD : 99362/7-9(BRILLIANT CLASSICS)

99362/7-9

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仕事もおわったことなので、これからの時間、バッハをきいてすごすことにします。今夜きく「泣き、嘆き、憂い、怯え」は、復活節後第3日曜日(今年なら4月13日)のためのカンタータ。ようするに、昨日の「神よ、汝の誉れはその御名のごとく」と同じで、この時期にきくのはわけあり。だれの演奏にしようかと思ったのですが、今日も、コープマンらによる演奏できくことにします。なお、第2曲の合唱は、「ロ短調ミサ曲」の「クルチフィクスス」に転用されました。

CD : WPCS-4838/40(ワーナーミュージック・ジャパン)

WPCS-4838/40

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いまからきく「神よ、汝の誉れはその御名のごとく」は、じつは新年のためのカンタータ。時節のずれたいまごろに、このBWV171をきくことにしたのは、ちょっとわけあってのこと。ともかく、このカンタータを、コープマンらによる演奏でききます。なお、第1曲の合唱は「ロ短調ミサ曲」の「パトレム・オムニポテンテム」に転用され、第4曲のアリアはBWV205から転用されています。

CD : CC 72219(Challenge Classics)

CC 72219

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遅めの昼食をすませ、コーヒーを飲みながら、だらだら資料整理中。これからの10分は、そのだらだらの手を休め、バッハの音楽に集中したいと思います。で、今日きくのは、偽作説もある「第3旋法によるプレリュードとパルティータ ヘ長調 BWV833」。これを、ヴァイツのチェンバロ演奏でききます。

CD : 99362/7-9(BRILLIANT CLASSICS)

99362/7-9

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午前中の外出時もそうだったのですが、南風が強くなってきて、荒れた天候になりそうです。これからまた外出なのですが、早めに帰ってこないと、雨にあいそうな感じ。ともかく、短くバッハをきいて、早々にでかけることにします。きくのは、「ノイマイスター・コラール集」から、「目覚めよ、わが心よ」。オルガンはペインです。

CD : HMA 1905158(harmonia mundi)

HMA 1905158

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今日の日曜日から、教会暦では三位一体節にはいります。ということで、今日きくのはこの日のためのカンタータ、「傲(たかぶ)りかつ臆するは」。このカンタータも、女流詩人ツィーグラーの歌詞によっていて、1725年に初演されました。このBWV176を、ガーディナーらの演奏できくことにします。

CD : SDG 138(SDG)

SDG 138

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