毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




宗教改革記念日(10月31日)にきくのは、フリーダ・ベルニウスたちによる「われらが神は堅き砦」(BWV80)です。ベルニウスは1947年生まれのドイツの指揮者。日本ではあまり知られていませんが、バッハ・メダル(2009年)の受賞者です。管弦楽と合唱は、シュトゥットガルト・バロック管弦楽団(20人で編成)、シュトゥットガルト室内合唱団(21人と比較的大きめな編成)。録音は2017年です。

CD : Carus 83.282(Carus)

Carus 83.282

コメント ( 0 )




今日これからきくのは、ユゲット・ドレフュスのチェンバロで、イギリス組曲の第5番(BWV810)です。この第5番は昨日きいた明快な第4番とは対照的で、深い陰影をたたえた組曲。舞曲中、半音階主題のジーグは、果てしなく続いていくような音楽で、とても印象的です。なお、ドレフュスのチェンバロは、ジャン・アンリ・エムシュの1754年製。録音は1972年です。

CD : 427 146-2(ARCHIV PRODUKTION)

427 146-2

コメント ( 0 )




先週後半からききはじめた、ユゲット・ドレフュスによる「イギリス組曲集」。昨日はカンタータで休みましたが、今日からのこり3曲を楽しみます。これからきくのは第4番(BWV809)。これまでと同じく、ジャン・アンリ・エムシュのチェンバロ(1754年製)を弾いての録音(1972年)です。

CD : 427 146-2(ARCHIV PRODUKTION)

427 146-2

コメント ( 0 )




三位一体節後第22日曜日にきくのは、鈴木雅明とバッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)による「エフライムよ、われ汝をいかになさんや」です。このBWV89は、1723年10月24日に初演されたカンタータ。第1曲から第5曲まではアリアとレチタティーヴォが交替し、第6曲は4声体のコラールという全6曲からなる構成です。BCJの編成は、合唱がパート3人の12人、管弦楽が17人で、独唱者(合唱も歌う)は、鈴木美登里、ロビン・ブレイズ、浦野 智行。録音は2000年です。

CD : BIS-CD-1081(BIS Records)

BIS-CD-1081

コメント ( 0 )




これからきくのは、ユゲット・ドレフュスによるイギリス組曲第3番(BWV808)です。録音(1972年)から半世紀近くが経過しているので、その演奏は「書」でいえば楷書に行書混じりな感じ。しかし、行書の部分にはチャーミングな装飾もあって、まだまだ楽しめますね。楽器はジャン・アンリ・エムシュのチェンバロ(1754年製)ですが、録音のせいかその響きは十全にはとらえられていなようにおもえます。

CD : 427 146-2(ARCHIV PRODUKTION)

427 146-2

コメント ( 0 )




昨日からききはじめた、ユゲット・ドレフュスによる「イギリス組曲集」、今日これからきくのは、番号順どおりの第2番(BWV807)です。使用楽器は、ドレフュスが愛用する、ジャン・アンリ・エムシュのチェンバロ(1754年製)で、録音は1972年。これまでこのブログできいたドレフュスの録音としては、これがいちばん古く、これのみArchivでの録音です。ほかはすべてDENONでのもので、チェンバロの響きも美しくとらえられていたのですが、それらとくらべるとこのアルバムでの録音はやや劣る印象を受けます。

CD : 427 146-2(ARCHIV PRODUKTION)

427 146-2

コメント ( 0 )




今週後半からきいていくのは、ユゲット・ドレフュスのチェンバロで、「イギリス組曲集」です。1972年に録音されたアルバムには、第1番から番号順に収録されており、ここでもその順番で楽しむことにします。ということで、これからきくのは第1番(BWV806)。プレリュード、アルマンド、第1クーラント、第2クーラント、サラバンド、第1ブーレー、第2ブーレー、ジーグという構成で、どの曲も明るく、朝のひとときにふさわしい組曲です。なお、使用楽器は、ジャン・アンリ・エムシュによる1754年製のチェンバロ。録音場所は、パリ、ドイツ福音主義教会です。

CD : 427 146-2(ARCHIV PRODUKTION)

427 146-2

コメント ( 0 )




先週後半から、週をまたいできいているライナー・ツィパーリングの「無伴奏チェロ組曲集」(2002年録音)。番号順(収録順)に楽しんできて、これからきくのは第6番(BWV1012)です。使用楽器はこの第6番のみヴィオロンチェロ・ピッコロ(5弦)で、ルドヴィクス・グエルサンによる1750年製です。弓はかわらずルイス・エミリオ・ロドリゲスで、ピッチはa¹=400Hz。ツィパーリングの演奏は、その息づかいをおもわせるような、自在な弓づかいで、さまざまな舞曲の個性を楽しませてくれます。なお、アルバムを制作したFLORAは、フランソワ・フェルナンデス(ヴァイオリン)、フィリップ・ピエルロ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、ツィパーリングの3人の自主制作レーベルです。

CD : FLORA 0202(FLORA)

FLORA 0202

コメント ( 0 )




今日これからきくのは、ライナー・ツィパーリングのチェロで、無伴奏チェロ組曲の第5番です。ここでのツィパーリングも、プレリュードのテンポはやはり速めで(昨日の第4番ほどではないですが)、フーガも疾走感があります。使用楽器は、ヴィンチェンツォ・トゥルシアーノ・パノルモの1786年製(弓はルイス・エミリオ・ロドリゲス)。ピッチはa¹=400Hzで、録音は2002年です。なお、バッハはこのBWV1011をのちに、ト短調のリュート組曲に編曲しています。

CD : FLORA 0202(FLORA)

FLORA 0202

コメント ( 0 )




先週から楽しんでいる、ライナー・ツィパーリングによる「無伴奏チェロ組曲集」。昨日はカンタータで休みましたが、今週も今日からのこり3曲を続けてきいていきます。きくのは同組曲第4番(BWV1010)。ほかの5曲と同じように、プレリュードにはじまるわけですが、ツィパーリングの演奏はかなり速めのテンポ。先月きいたヨーヨー・マの新録にくらべると2分ほど速くなっています。なお、ツィパーリングのチェロは、ヴィンチェンツォ・トゥルシアーノ・パノルモの1786年製で、弓はルイス・エミリオ・ロドリゲス。ピッチはa¹=400Hzで、録音は2002年です。

CD : FLORA 0202(FLORA)

FLORA 0202

コメント ( 0 )




三位一体節後第21日曜日にきくのは、鈴木雅明とバッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)による「深き悩みの淵より、われ汝に呼ばわる」です。このBWV38は、1724年10月29日の初演。いわゆるコラール・カンタータといわれるカンタータのひとつで、全6曲のうち、第1曲と第6曲は、マルティン・ルターの同名コラール(詩編130にもとづく)の第1節と第5節を歌詞としています。BCJの録音は2004年。合唱は独唱者をふくむ声部各3名で、独唱者はドロテー・ミールズ、パスカル・ベルタン、ゲルト・テュルク、ペーター・コーイです。管弦楽にはBCJのほか、コンチェルト・パラティーノがくわわり、19名編成となっています。

CD : BIS-SACD-1461(BIS Records)

BIS-SACD-1461

コメント ( 0 )




これからきくのは、ライナー・ツィパーリングのチェロで、無伴奏チェロ組曲の第3番(BWV1009)です。使用楽器は、ヴィンチェンツォ・トゥルシアーノ・パノルモの1786年製のチェロ。弓はルイス・エミリオ・ロドリゲスで、ピッチはa¹=400Hzです。録音は2002年(ベルギーのブラ・シュ・リエンヌ教会)。オフマイク(セッティングなのかも)のようで、楽器の生々しい音はあまりとらえられていません。録音会場の響きはよくひろわれています。

CD : FLORA 0202(FLORA)

FLORA 0202

コメント ( 0 )




昨日からききはじめた、ライナー・ツィパーリングによる「無伴奏チェロ組曲集」。ツィパーリングは、1955年、ドイツ生まれのチェロ、ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者。アンナー・ビルスマやヴィーラント・クイケンに学んでおり、数々のサンサンブルに参加し、また独奏者としても活動しています。ここできくアルバムは、2002年に録音されたもの。第1番から番号順に収録され、昨日からその順でききはじめており、今日は第2番(BWV1008)を楽しみます。使用楽器は、ヴィンチェンツォ・トゥルシアーノ・パノルモの1786年製のチェロで、弓はルイス・エミリオ・ロドリゲス。ピッチはa¹=400Hzです。

CD : FLORA 0202(FLORA)

FLORA 0202

コメント ( 0 )




今週後半から来週前半にかけてきくのは、ライナー・ツィパーリングが2002年に録音した「無伴奏チェロ組曲集」です。アルバムの収録は番号順となっており、今日の第1番(BWV1007)から順番にきいていきます。使用楽器は、ヴィンチェンツォ・トゥルシアーノ・パノルモの1786年製のチェロ。弓はルイス・エミリオ・ロドリゲスで、ピッチはa¹=400Hzです。

CD : FLORA 0202(FLORA)

FLORA 0202

コメント ( 0 )




先週後半から今週前半にかけてきいてきた、ダニエル・コルゼンパにによる「シュープラー・コラール集」。これからきくのは「イエスよ、汝いまぞ天より下りたまい」です。このBWV650の原曲は、カンタータの「主を頌めまつれ、力つよき栄光の王をば」の第2曲(アルトのアリア)。原曲でアルトがになっていたコラール旋律は、編曲ではやや装飾されて足鍵盤にあらわれます。

コルゼンパのオルガンは、いつもどおり渋味はなく、じつに明晰。シュープラー・コラールやトリオ・ソナタなどは、その美質がじゅうぶんに生かされる曲目で、コルゼンパの代表的録音といっていいと思います。なお録音(1983年)で使用されたのは、アーレスハイム大聖堂(スイス)のヨーハン・アンドレーアス・ジルバーマン建造のオルガンです。

CD : 412 116-2(PHILIPS)

412 117-2

コメント ( 0 )



« 前ページ