今週後半からきいていくのは、ユゲット・ドレフュスのチェンバロで、「イギリス組曲集」です。1972年に録音されたアルバムには、第1番から番号順に収録されており、ここでもその順番で楽しむことにします。ということで、これからきくのは第1番(BWV806)。プレリュード、アルマンド、第1クーラント、第2クーラント、サラバンド、第1ブーレー、第2ブーレー、ジーグという構成で、どの曲も明るく、朝のひとときにふさわしい組曲です。なお、使用楽器は、ジャン・アンリ・エムシュによる1754年製のチェンバロ。録音場所は、パリ、ドイツ福音主義教会です。
CD : 427 146-2(ARCHIV PRODUKTION)