バッハのカンタータにも、人気、不人気はあり、録音の数にも影響しています。復活節後第4日曜日のためのカンタータ「汝はいずこに行くや」には、ピリオド楽器による録音が7種あるようですが(「Bach Cantata Website」の録音リストによる)、キャロリーナ・バロックの録音をのぞけば、全集か、あるいは全集進行中の録音ばかり。つまり、このBWV166は、録音上からみれば、不人気のカンタータということになります。これからきくのは、ピーテル・ヤン・レウシンクたちによる音源で、2000年の録音。これで手持ちのCDで未聴なのは、レオンハルトと鈴木の2種となりました。
CD : 99373(BRILLIANT CLASSICS)