毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




番号順に楽しんできたジョン・バットによる「平均律クラヴィーア曲集 第1巻」、大晦日にきくのはロ短調の第24番です。このBWV869、第1巻の掉尾を飾るにふさわしい名品ですが、演奏者によってテンポ(とくにプレリュード)がずいぶんちがいます。アンダンテの表記があるプレリュードは二部形式で、そのくり返しの励行は演奏者によってまちまち。完全励行したという計算で、手持ちの録音を調べると、速いものは4分前後、遅いものだと8分前後となります。バットは速いほうのグループで、4分5秒。このグループには、ダヴィット・モロニー、ピエール・アンタイ、そしてグスタフ・レオンハルト(くり返しなし)もいます。

CD : CKD 463(Linn Records)

CKD 463

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今年ものこすところ、今日をふくめて二日。そしてジョン・バットのチェンバロで楽しんできた「平均律クラヴィーア曲集 第1巻」も、今日きく第23番をふくめ、のこりは二曲となりました。これからきくのは、そのロ長調の第23番。おだやかなBWV868ですが、バットの演奏だと、プレリュードがちょっとせわしない感じです。

CD : CKD 463(Linn Records)

CKD 463

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降誕節のため休んでいたジョン・バットの「平均律クラヴィーア曲集 第1巻」、大晦日までは、のこる第22番、第23番、第24番を順番にきいていきます。これから楽しむのは、宗教的といってもよいプレリュードがすばらしい、変ロ短調の第22番。そのプレリュードに続く5声のフーガも、プレリュードの気分そのままの深みのあるフーガです。

CD : CKD 463(Linn Records)

CKD 463

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今年は、降誕節第1日から、同第2日、同第3日、降誕節後第1日曜日までが連続しており、4日連続でカンタータをきくことになります。今日、つまり降誕節後第1日曜日にきくのは、トン・コープマンたちによる「新たに生まれし嬰児(みどりご)」。このBWV122は、キリアクス・シュネーガスの同名コラールによる、いわゆるコラール・カンタータで、一昨日のBWV121、昨日のBWV133と同じ1724年の12月31日に初演されました。喜ばしい雰囲気の中にも、しみじみとした味わいがあります。

CD : CC 72213(Challenge Classics)

CC 72213

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降誕節第3日の朝にきくのは、トン・コープマンたちによる「われ汝にありて喜び」です。このBWV133は、カスパル・ツィーグラーの同名コラールによる、喜びにあふれたコラール・カンタータ。昨日きいたBWV121の翌日、1724年12月27日に初演されました。

CD : CC 72213(Challenge Classics)

CC 72213

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降誕節第2日にきくのは、トン・コープマンたちによる「キリストをわれらさやけく頌め讃うべし」です。このBWV121(1724年12月26日初演)は、マルティン・ルターの同名コラールによる、いわゆるコラール・カンタータ。コープマンたちによる演奏は、昨日のリチェルカル・コンソートとちがい、19名編成の合唱団によっています。

CD : CC 72212(Challenge Classics)

CC 72212

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降誕節第1日にきくのは、カンタータ「笑いは、われらの口に満ち」。ほんとうは、シギスヴァルト・クイケンたちのOVPPによる「クリスマス・オラトリオ」をきこうと思っていたのですが、ここのところ毎年同オラトリオだったので回避し、「笑いは、われらの口に満ち」を楽しむことにしました。このBWV110は、題名どおりの愉悦感に満ちたカンタータで、その第1曲の合唱は、管弦楽組曲第4番の序曲に合唱を組み込んだ壮麗な合唱曲です。これからきくのは、フィリップ・ピエルロとリチェルカール・コンソートの録音(2012年)で、合唱はOVPP(OVPPについては「OVPPによる演奏」)によっています。したがって、力感には乏しいのですが、かわりにテクスチュアの透明感が抜群です。なお、演奏者の一覧には、近藤倫代、秋葉美佳(ともにヴィオラ)の名もみえます。

CD : MIR 243(MIRARE)

MIR 243

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先々々週から番号順にきいているジョン・バットの「平均律クラヴィーア曲集 第1巻」。これから楽しむのは変ロ長調の第21番で、このBWV866のプレリュード、前後のプレリュードとはじつに対照的で、めまぐるしいほど快活です。

CD : CKD 463(Linn Records)

CKD 463

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ジョン・バットのチェンバロで楽しんでいる「平均律クラヴィーア曲集 第1巻」。今朝きくのはイ短調の第20番(BWV865)です。情熱的(というより激情的)なプレリュードに続くのは難易度の高いフーガ。バットはこれをかなり快速なテンポで弾いており、躍動するフーガのおもしろさを堪能できます。

CD : CKD 463(Linn Records)

CKD 463

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先々々週からきいているジョン・バットの「平均律クラヴィーア曲集 第1巻」。第2巻も収録された2013年録音のCD(4枚組)から、今週も番号順に楽しんでいきます。これからきくのはイ長調の第19番(BWV864)で、快活なフーガもよいのですが、おだやかなプレリュードは、午後のひとときにくつろいできける佳品です。

CD : CKD 463(Linn Records)

CKD 463

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待降節第4日曜日にきくのは、ひさしぶりのカール・リヒターで、カンタータ「道を備え、大路をなおくせ」(ARCHIV PRODUKTION 439 369-2)です。ピリオド楽器の団体による「道を備え」が手薄になったことから、リヒターの録音できくのですが、そもそもこのカンタータは録音が少なく、今後もそう録音されることはないでしょう。リヒターたちの録音は1972年で、独唱は、エディト・マティス、アンナ・レイノルズ、ペーター・シュライヤー、テオ・アダム、管弦楽と合唱は、ミュンヘン・バッハ管弦楽団と合唱団です。

439 369-2

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先々週から番号順に楽しんでいるジョン・バットの「平均律クラヴィーア曲集 第1巻」。バットの「平均律」は、第2巻ともども、2013年に、ブルース・ケネディ製(ミヒャエル・ミートケによる)のチェンバロ弾いて録音されたもので、なかなかおもしろくきくことができます。これからきくのは嬰ト短調の第18番。このBWV863、美しい曲ながらもどこかうら寂しい雰囲気があります。

CD : CKD 463(Linn Records)

CKD 463

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ジョン・バットによる「平均律クラヴィーア曲集 第1巻」。先々週から番号順に楽しんでいて、これからきくのは変イ長調の第17番です。このBWV862は、プレリュードもフーガも愛らしい曲で、陽射しのもどってきた窓辺できくのにぴったりです。なお、バットの使用楽器は、ミヒャエル・ミートケによるブルース・ケネディ製で、録音は2013年です。

CD : CKD 463(Linn Records)

CKD 463

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昨日の京都は冷たい強風で、寒い寒いと思っていましたが、今日は今日で初雪にして積雪、また寒い一日になりそうです。さて、ジョン・バットのチェンバロできいている「平均律クラヴィーア曲集 第1巻」、これからきくのは、ト短調の第16番(BWV861)。チェンバロは、ミヒャエル・ミートケによるブルース・ケネディ製。録音は2013年です。

CD : CKD 463(Linn Records)

CKD 463

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先々週からききはじめたジョン・バットによる「平均律クラヴィーア曲集 第1巻」。日曜日をのぞき番号順に楽しんでおり、これからきくのは、明るく元気のよいト長調の第15番(BWV860)です。バットの使用楽器は、ブルース・ケネディ製(ミヒャエル・ミートケによる)のチェンバロで、録音は2013年です。

CD : CKD 463(Linn Records)

CKD 463

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