毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




宗教改革記念日(10月31日)にきくのは、エリック・ミルンズとモントリオール・バロックによる「主なる神は日なり、盾なり」です。このカンタータは1725年10月31日に初演。合唱曲、アリア、コラール、レチタティーヴォ、アリア、コラールと全6曲からなり、一般的なカンタータの編成に、ホルンとフルートが追加(レチタティーヴォとアリアをのぞく)されています。ミルンズたちの録音は2016年。歌手はエレーヌ・ブリュマイケル・テイラーフィリップ・ガーニェジェシー・ブランバーグの4人で、独唱と合唱を担当(つまりOVPP)しています。

CD : ACD2 2407(ATMA Classique)

ACD2 2407

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先週からきいている、マハン・エスファハニの「Bach: Italian Concerto & French Overture」(2021年録音)。これからきくのは「クラヴィーア練習曲集 第3部」所収の4曲のデュエットから、ヘ長調のデュエット(BWV803)です。デュエットはオルガンでもチェンバロでも演奏されますが、エスファハニはもちろんチェンバロでの演奏。弾いているのは、ユッカ・オリッカの2018年製のチェンバロです。

CD : CDA68336(hyperion)

CDA68336

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三位一体節後第21日曜日にきくのは、フリッツ・ヴェルナーたちによる「神なしたもう御業こそいと善けれ」(ERATO 2564 61402-2)です。「神なしたもう御業こそいと善けれ」には、BWV98、BWV99、BWV100と同名カンタータが3曲あり、これからきくのは1726年11月10日に初演されたBWV98です。ヴェルナーの録音は60年まえの1963年。管弦楽と合唱はいつものように、プフォルツハイム室内管弦楽団とハイルブロン・ハインリヒ・シュッツ合唱団で、オーボエには往年の名手、ピエール・ピエルロとジャック・シャンボンが名を連ねています。独唱者はアグネス・ギーベル、クラウディア・ヘルマン、ヘルムート・クレープス、エーリッヒ・ヴェンクです。

2564 61402-2

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今日からきくのは、マハン・エスファハニによる4曲のデュエット(「クラヴィーア練習曲集 第3部」)。4曲は一昨日と昨日にきいた、イタリア協奏曲とフランス風序曲と同じ「Bach: Italian Concerto & French Overture」(2021年録音)に収録されており、今日は順番どおりホ短調のデュエットを楽しみます。デュエットはオルガン曲に分類されますが、エスファハニの使用楽器はユッカ・オリッカの2018年製のチェンバロです。

CD : CDA68336(hyperion)

CDA68336

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昨日からききはじめた、マハン・エスファハニの「Bach: Italian Concerto & French Overture」(2021年録音)。今日きくのは収録順どおり、フランス様式による序曲(フランス風序曲)です。この序曲は昨日きいた「イタリア協奏曲」(「イタリア趣味による協奏曲」)と同じく、「クラヴィーア練習曲集 第2部」所収の曲です。長大な序曲に続くのは、クーラント、ガヴォット、パスピエ、サラバンド、ブーレー、ジーグという舞曲。最後は「エコー」と題された非舞曲が序曲と対置するように回帰します。

CD : CDA68336(hyperion)

CDA68336

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今日から週をまたいできいていくのは、マハン・エスファハニの「Bach: Italian Concerto & French Overture」です。このアルバムは2021年の録音。表題には「イタリア協奏曲」と「フランス風序曲」(ともに「クラヴィーア練習曲集 第2部」)のみの表記ですが、ほかに4曲のデュエット(「クラヴィーア練習曲集 第3部」)、「最愛の兄の旅立ちに寄せて」と「ヨーハン・クリストフ・バッハを讃えて」の2曲のカプリッチョも収録されており、ここではそれらもすべて楽しみます。まずきくのは収録順どおり、「イタリア協奏曲」(「イタリア趣味による協奏曲」)。エスファハニの弾くのは、ユッカ・オリッカの2018年製のチェンバロです。

CD : CDA68336(hyperion)

CDA68336

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一昨日からきいている、マルゴ・ブロンシャール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)とディエゴ・アレス(チェンバロ)による、3曲のオブリガート・チェンバロとヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ。ブロンシャールとアレスが2022年ニ録音した「Bach à Cembalo è Viola da Gamba」には、第3番、第1番、第2番という順に収録されており、その順で楽しんできました(ほかに挿入された3曲はのぞく)。これからきくソナタ第2番(BWV1028)は、第1番と同じ4楽章構成(アダージョ、アレグロ、アンダンテ、アレグロ)。2人の演奏はじつにしなやかで、対照的な楽器の響きは独立しながらもよく調和しています。その楽器は、ガンバがピエール・ジャキールの2002年製、チェンバロがフィリップ・ユモーの2014年製(ヨーハン・ハインリヒ・グレープナーの1722年製にもとづく)です。

CD : MIR 568(MIRARE)

MIR 568

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昨日からききはじめた、マルゴ・ブロンシャールとディエゴ・アレスの「Bach à Cembalo è Viola da Gamba」(2022年録音)。アルバムには昨日のソナタ第3番のあとにト短調のシンフォニア(「インヴェンションとシンフォニア」)の編曲が挿入されているのですが、ここではそれはとばし、今日はオブリガート・チェンバロとヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ第1番(BWV1027)を楽しみます。第3番は3楽章構成でしたが、この第1番は、アダージョ、アレグロ・マ・ノン・タント、アンダンテ、アレグロ・モデラートという4楽章構成。使用楽器は、ピエール・ジャキールの2002年製ガンバ(バス・ヴィオール)とフィリップ・ユモーの2014年製チェンバロ(ヨーハン・ハインリヒ・グレープナーの1722年製にもとづく)です。

CD : MIR 568(MIRARE)

MIR 568

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今週前半にきくのは、マルゴ・ブロンシャールとディエゴ・アレスの「Bach à Cembalo è Viola da Gamba」です。録音は2022年で、3曲のオブリガート・チェンバロとヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタに、クラヴィーア曲などの編曲を3曲収録していますが、ここではガンバ・ソナタのみを楽しむことにします。これからきくのは、収録順どおりト短調のガンバ・ソナタ(BWV1029)。ブロンシャールのガンバはピエール・ジャキールの2002年製、アレスのチェンバロはフィリップ・ユモーの2014年製(ヨーハン・ハインリヒ・グレープナーの1722年製にもとづく)です。

CD : MIR 568(MIRARE)

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三位一体節後第20日曜日にきくのは、ヘルムート・リリングたちによる「装いせよ、おお、わが魂よ」(H&nssler CLASSIC CD 92.054)です。このカンタータは1724年10月22日の初演。ヨーハン・フランクの詩によるいわゆるコラール・カンタータで、全7曲からなっています。リリングの録音は1979年。管弦楽と合唱はシュトゥットガルト・バッハ・コレギウム、シュトゥットガルト・ゲヒンゲン・カントライ。フルートにはペーター・ルーカス・グラーフ、ヴィオロンチッロ・ピッコロにはアウグスト・ヴェンツィンガーの名がみえます。独唱者は、アーリーン・オジェー、キャロリン・ワトキンソン、アーダルベルト・クラウス、ヴァルター・ヘルトヴァインです。

CD 92.054

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先週から週をまたいできいてきた、アイヴァー・ボルトンの「Bach / 8 Concerto Transcriptions」。このアルバムには、バッハが編曲したクラヴィーアのための協奏曲が8曲収録っされており、どれも原曲はアントニオ・ヴィヴァルディをはじめとする、イタリアの作曲家たちの協奏曲です。ただし、イタリアの作曲家ではない原曲もあって、それがこれからきくハ長調の協奏曲(BWV984)です。この協奏曲の原曲は、ヴァイマールのヨーハン・エルンスト公子のヴァイオリン協奏曲。なお、バッハは同じヴァイオリン協奏曲の第1楽章を、オルガンのための協奏曲(BWV595)として編曲しています。

CD : CD GAU 116(ASV)

CD GAU 116

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アイヴァー・ボルトンがチェンバロを弾き録音した「Bach / 8 Concerto Transcriptions」。これからきくのはアルバム収録順どおり、ハ短調の協奏曲(BWV981)です。この協奏曲の原曲は、ベネデット・マルチェッロの「12の5声協奏曲集作品1」(1708年出版)に第2番として所収されたヴァイオリン協奏曲。バッハは編曲にあたり、原曲のホ短調をハ短調に移しています。

CD : CD GAU 116(ASV)

CD GAU 116

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深夜のオペラ視聴から6時間ほど。これからきくのは、指揮者ではなくチェンバロ奏者としてのアイヴァー・ボルトンで、ト短調の協奏曲(BWV975)です。この協奏曲の原曲は、アントニオ・ヴィヴァルディの「ラ・ストラヴァガンツァ」作品4に第6番として所収された、ト短調のヴァイオリン協奏曲(RV 316)です。

CD : CD GAU 116(ASV)

CD GAU 116

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このところレギュラーできいているアイヴァー・ボルトンのチェンバロ。ですが、いまはチェンバロ奏者というより、すっかり指揮者です。手元にあるボルトンもほとんどがオペラで、ヘンデル、ラモー、モーツァルトの映像作品。今夜はその中からヘンデルの「ジューリオ・チェーザレ・イン・エジット」(Unitel Edition 807804)を楽しむことにします。エジプトにおけるジュリアス・シーザーという表題どおり、シーザーをプリモ・ウォーモ、クレオパトラをプリマ・ドンナとして展開されるオペラです。

演出のキース・ウォーナーは大型のスクリーンを利用するなど、現代的で斬新な舞台を創出。ヘンデルの音楽を下敷きにした芸術的発露としてみれば、なかなかおもしろい演出です。歌手はなかなかよい配役で、主役にはベジュン・メータ(カウンターテナー)とルイーズ・アルダー(ソプラノ)が起用されています。オーケストラはウィーン・コンツェントゥス・ムジクスで、映像は2021年12月のアン・デア・ウィーン劇場での公演の録画。いまからだと日付をまたぐことが確定ですが、ひさしぶりに夜更かしを楽しむことにします。

807804

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先週からきいている、アイヴァー・ボルトンの「Bach / 8 Concerto Transcriptions」。アルバムには、チェンバロ用にバッハが編曲した、イタリアの作曲家たちの8曲の協奏曲が収録されており、ここでは収録順に楽しんでいます。これからきくのはハ長調の協奏曲(BWV976)。原曲は、アントニオ・ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲(「調和の霊感」作品3の第12番)で、バッハは編曲にあたり、原曲のホ長調をハ長調に移調して編曲しています。

CD : CD GAU 116(ASV)

CD GAU 116

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