今週はシュテファン・パルムによるトリオ・ソナタをきいていますが、今夜はそれに関連して、イゾルデ・アールグリムの「フーガの技法」から何曲かきいてみようと思います(TUDOR 7030)。アールグリムは、1914年、ウィーン生まれ(1995年没)のチェンバロ奏者で、1950年代から70年代にかけて、バッハの録音を多数のこしています。ここできく「フーガの技法」は2度目の1967年録音で、ひいているのはペダル・チェンバロです(最初の録音はチェンバロで1953年)。もちろんこのペダル・チェンバロはいわゆるモダン・チェンバロで、アンマーによる楽器。したがって、オリジナルな、あるいは歴史的技法による楽器とは、ずいぶんちがった響きがします。もはや歴史的なのは、モダン・チェンバロのほうだといえるかもしれず、そうした意味では貴重な録音といえます。
今はバッハしか聴かなくなりました。
手に入るなら、私にとりチェンバロによる11タイトル目になります。
参考にさせて頂きます、有難う御座います。
買い求め聴いてみます。
有難う御座います!
Tudorはだいじょうぶだと思いますが、契約の関係でレーベルごとNMLから無くなったりします。なので、「いつまでもあると思うなNMLのレーベル」です。
ついでに、私がよく利用するPresto Musicで確認したところ、ダウンロード販売していました。解説書はないようですが、FLACで3150円です。
https://www.prestomusic.com/classical/products/7959459--bach-j-s-the-art-of-fugue-bwv1080