毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




今週はシュテファン・パルムによるトリオ・ソナタをきいていますが、今夜はそれに関連して、イゾルデ・アールグリムの「フーガの技法」から何曲かきいてみようと思います(TUDOR 7030)。アールグリムは、1914年、ウィーン生まれ(1995年没)のチェンバロ奏者で、1950年代から70年代にかけて、バッハの録音を多数のこしています。ここできく「フーガの技法」は2度目の1967年録音で、ひいているのはペダル・チェンバロです(最初の録音はチェンバロで1953年)。もちろんこのペダル・チェンバロはいわゆるモダン・チェンバロで、アンマーによる楽器。したがって、オリジナルな、あるいは歴史的技法による楽器とは、ずいぶんちがった響きがします。もはや歴史的なのは、モダン・チェンバロのほうだといえるかもしれず、そうした意味では貴重な録音といえます。

7030

コメント ( 4 )



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コメント
 
 
 
イゾルデ・アールグリムの「フーガの技法」 (Parama000)
2016-10-10 09:42:24
ググりまして来ました。
今はバッハしか聴かなくなりました。
手に入るなら、私にとりチェンバロによる11タイトル目になります。
参考にさせて頂きます、有難う御座います。
 
 
 
parama000さん、はじめまして (aeternitas)
2016-10-10 13:28:00
「手に入るなら」ということは、アールグリムの「フーガの技法」をお探しだったでしょうか。もしそうなら、入手できればよいですね。ちなみに、ヤフオクで未開封品も出されていました(投稿時980円)。
 
 
 
有難う御座います! (Parama000)
2022-12-31 11:50:49
今また検索しましたら、廃盤の無いNAXOSから発売されている模様。
買い求め聴いてみます。
有難う御座います!
 
 
 
確かにNMLにありますね (aeternitas)
2022-12-31 14:25:13
NMLは新作チェックをするぐらいでしたので、気づきませんでした。

Tudorはだいじょうぶだと思いますが、契約の関係でレーベルごとNMLから無くなったりします。なので、「いつまでもあると思うなNMLのレーベル」です。

ついでに、私がよく利用するPresto Musicで確認したところ、ダウンロード販売していました。解説書はないようですが、FLACで3150円です。
https://www.prestomusic.com/classical/products/7959459--bach-j-s-the-art-of-fugue-bwv1080
 
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