毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




レギュラーできいているマットたちによる「4声コラール」。全曲は収録されてないとはいえ、こつこつきいていると、そのすべてをききおえるのには時間がかかります。しかし、短いものばかりとはいえ、きいていくのもたいへんなものを、録音はどのようにしておこなわれたのか。短期日に集中しておこなったのでしょうが、集中力を保つのもたいへんだったのでは。と、そんなことを考えつつ、これからマットたちによる「至高者の護りのもとにある者は」をきくことにします。

CD : 99575(Brilliant Classics)

99575

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「尊き御神の統べしらすままにまつろい」(「オルガン小曲集」)は、「神の摂理に従う決意が力強く歌われる」(『バッハ事典』)オルガンのためのコラール。レギュラーできいている、ファーイウスによる演奏も、リズミックで、推進力のあるものです。

CD : BIS-CD-329/30(BIS Records)

BIS-CD-329/30

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三位一体節後第3日曜日のバッハは、いつもの日曜日のようにカンタータです。これからきくのは、このブログ2度目となる「わがうちに憂いは満ちぬ」。1度目はクイケンによる大きめの編成の演奏(記事は「『わがうちに憂いは満ちぬ』 BWV21」)だったので、今度は最小編成による演奏で楽しみます。その演奏というのは、聖霊降臨節第1日(記事は「『歌よ、響け』 BWV172」)にきいたパーセル・クァルテットによるもの。しかし、BWV21をきくことにしたものの、いまの天気は「憂い」とはほど遠く、シンフォニアなどはちょっと対極的です。

CD : CHAN 0752(2)(Chandos Records)

CHAN 0752(2)

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梅雨の中休みもどうやら今日までで、京都も明日からしばらくは、梅雨空がもどってくるようです。そんなむし暑い感じがする外からさきほど帰宅し、このあとちょっと休憩しまた外出。なので、今日のバッハもレギュラーにしている「4声コラール」。きくのは、マット指揮のノルディック室内合唱団とフライブルク・バロック・オーケストラのメンバー(通奏低音)による、「主よ、怒りもてわれを懲らしめたもうなかれ」です。

CD : 99575(Brilliant Classics)

99575

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今日は朝からバタバタで、ようやくこの時間になってバッハにありつくことができました。といっても、ゆっくりしている時間はないので、きくのはト短調のインヴェンション。このBWV782を、トレーガーのクラヴィコードで楽しみます。

CD : LEMS-8048(Lyrichord)

LEMS-8047

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今日のバッハは、レギュラーにもどって「オルガン小曲集」。きくのは、「われら悩みの極みにありて」で、このBWV641は、失明したバッハが口述筆記させたというBWV668、つまり「汝の御座の前に われはいま進み出で」のモデルとされるコラール編曲です。演奏はいつものようにファーイウス(オルガン)。

CD : BIS-CD-329/30(BIS Records)

BIS-CD-329/30

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6月24日は洗礼者ヨハネの祝日です。ということで、これからきくのは同祝日のためのカンタータ。同日のためのカンタータは、BWV7の「われらの主キリスト、ヨルダンの川に来たり」、BWV30の「喜べ、贖われし群れよ」、BWV167の「もろびとよ、神の愛を讃えまつれ」が残されていて、うちBWV7は昨年にききました。

あとはBWV30とBWV167なのですが、今日は時間の関係で、短いほうのBWV167をきくことにします。このBWV167は、アリアと二重唱、コラール、レチタティーヴォ(2)という全5曲という構成で、器楽のアンサンブルの編成もつつましいもの。演奏はコープマンたちです。

CD : WPCS-10156/8(ワーナーミュージック・ジャパン)

WPCS-10156/8


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今日のバッハは、レギュラーできいている、マット指揮のノルディック室内合唱団とフライブルク・バロック・オーケストラのメンバー(通奏低音)による「4声コラール」から。きくのは「主よ、いまぞ安かれ」です。

CD : 99575(Brilliant Classics)

99575

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今朝のバッハは、レギュラーのインヴェンション。これからきくのはト長調の第10番で、演奏はいつものトレーガーのクラヴィコードです。このBWV781、早朝にコーヒーを味わいながらきくにはちょうどよい曲で、天上からのティンパニ(雷鳴)の伴奏がなければ、もっと楽しめるのですが。

CD : LEMS-8048(Lyrichord)

LEMS-8047

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日曜日恒例のカンタータ、これからきくのは「もろもろの天は神の栄光を語り」です。このBWV76は、三位一体節後第2日曜日のためのカンタータで、1723年にトーマス教会で初演されました。構成は説教前後に演奏される7曲ずつの2部からなり、第1部、第2部ともに、ルターによるコラールの編曲で閉じられます。また、第2部はいきいきとしたシンフォニアに導入されます(このシンフォニアはBWV528の第1楽章に転用)。演奏はコープマンたちによるものを選びました。コープマンは、第1曲の合唱をバスのソロで導入したり、とちゅうパート・ソロにしたりと、おもしろい実践をきかせてくれます。

CD : WPCS-6311/4(ワーナーミュージック・ジャパン)

WPCS-6311/4

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今日のバッハは、レギュラーできいている「オルガン小曲集」から、「われは汝に依り頼む、主よ」。このBWV640、同曲集の「われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ」と雰囲気が少し似ていて、立ちのぼるような祈りの情感が美しい曲です。オルガン演奏はファーイウス。

CD : BIS-CD-329/30(BIS Records)

BIS-CD-329/30

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これからきくインヴェンションの第9番、『バッハ事典』の解説では、「彫りの深い筆致によって、一種宗教的な悲嘆が描き出される」と評されています。が、トレーガーのクラヴィコード演奏できくと、「宗教的な悲嘆」という崇高さより、もっと陰陰滅滅というか、黒々とした情念を感じさせてくれ、クラヴィコードという楽器のおもしろさを味わえます。

CD : LEMS-8048(Lyrichord)

LEMS-8047

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マット指揮のノルディック室内合唱団とフライブルク・バロック・オーケストラのメンバー(通奏低音)できいている「4声コラール」。CDを購入したときはほぼ一気にきいたのですが、「一日一バッハ」では、「マタイ受難曲」も、これからきく「主イエス・キリスト、わが生命の光」も同じ1作品としているので、「4声コラール」を紹介しおえるのは、まだまだずいぶん先になりそうです。

CD : 99575(Brilliant Classics)

99575

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梅雨だというのに、このところの京都は晴天続きで、ほとんど雨が降っていません。ただ、暑くてたまらないというほどではなく、部屋を吹きぬけていく風も冷たくて、とてもすごしやすい気候です。こういう気候だと、音楽をゆっくり楽しみたい気分になるのですが、時間がないのが残念。これからきくのも、そんな時間がないときのレギュラー、トレーガーによるインヴェンションで、ヘ長調の第8番です。

CD : LEMS-8048(Lyrichord)

LEMS-8047

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いまからきく「われらに救いの来たれるは」(「オルガン小曲集」)は、昨年の三位一体節後第6日曜日にきいた、同名のカンタータ(BWV9)のコラールを原曲とするオルガンのためのコラール編曲。このBWV638を、いつものようにファーイウスのオルガン演奏できくことにします。

CD : BIS-CD-329/30(BIS Records)

BIS-CD-329/30

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