毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




ふと時計をみると日付が替わっていて、2008年も最後の日になっていました。すべきことがいろいろあって、たぶん元日も仕事をしながら迎えることになりそうで、なかなかゆっくりできません。昨年はもうちょっとゆっくりできたと思うのですが、あきらめて、バッハで休憩することに。

これからきくのは、3日連続となる、スイス・バロック・ソロイスツによる「ブランデンブルク協奏曲」の、第6番です。第6番というと「渋さ」だとか「いぶし銀」ということばがふさわしい音楽ですが、スイス・バロック・ソロイスツの演奏は若々しい躍動感が先にたっていた気がします。

CD : 8.557755-56(NAOXS)

8.557755-56

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今日のバッハも昨日に続き「ブランデンブルク協奏曲」です。今日きくのは順番どおり第5番。演奏はこれまでと同じく、若いアンサンブル、スイス・バロック・ソロイスツです。

CD : 8.557755-56(NAOXS)

8.557755-56

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このところ、ちょっとイレギュラーな仕事が多くて、レギュラーの仕事が山積。遅れを取り戻すには深夜しかなく、今夜はまだまだ仕事です。とはいえ、疲れで能率が悪くなってきたので、このへんでバッハでしばし休憩。先日からスイス・バロック・ソロイスツの演奏で順番にきいている「ブランデンブルク協奏曲」、今夜疲れを癒してくれるのは第4番です。

CD : 8.557755-56(NAOXS)

8.557755-56

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今日は降誕節後第1日曜日。なので、きくのはもちろんこの日のためのカンタータです。1725年に初演された「神は頌むべきかな! いまや年は終わり」は、めずらしく、アリア、合唱という順番ではじまる、6曲からなるカンタータ。このBWV28を、一昨日、昨日と同じく、ガーディナーたちの演奏でききます。

CD : SDG 137(SDG)

SDG 137

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日付も替わって今日は降誕節第3日。ということで、これからこの日のための「甘き慰めなるかな、わがイエスは来ませり」で、しばし休憩したいと思います。フルートとソプラノによる第1曲は、仕事の疲れを癒してくれるとても美しい曲。ガーディナーたち(ソプラノはキース、フルートはベケット)は、これをとてもゆったりと演奏しています。

CD : SDG 127(SDG)

SDG 127

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今日のバッハは、降誕節第2日のためのカンタータ、「神の子の現われたまいしは」。1723年に初演されたこのBWV40は、「バッハがトーマス・カントル就任後、最初のクリスマスのために書いた作品のひとつ」(『バッハ事典』)で、ホルンが参加した力強いカンタータです。今日はこれを、ガーディナーたちの演奏でききます。

CD : SDG 113(SDG)

SDG 113

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昨夜の日付変更直前から、とちゅう中断をはさみ未明までかかりきいた「クリスマス・オラトリオ」。四半世紀まえの制作なので、音も絵も鮮明とはいえませんが、アーノンクールの指揮ぶりなど、みどころ、ききどころが多彩です。いまはあまりみられなくなった、ソロ、合唱がすべて男声という演奏もそのひとつで、とくにテルツ少年合唱団の4人のソリストたちは、シュライヤーやホルといった名歌手たちを食う歌唱をみせています。

テルツ少年合唱団の美質は、とにかくディクションの美しさにあります。ソロでも合唱でも、歌詞が明瞭で、これは創設者ゲルハルト・シュミット=ガーデン(クルト・トーマスの弟子)の指導のたまものといえるかもしれません。シュミット=ガーデンがみずから指揮した「クリスマス・オラトリオ」でもそうだったのですが、楽譜と歌詞の整合性がとれないとき、楽譜にまかせてしまう指揮者が多いなか、シュミット=ガーデンは歌詞を優先させます。

一例が第6部の最初の合唱(第54曲)。Herr(8分音符), wenn(4分音符) die(8分音符) stol(4分音符)-zen(8分音符)という歌いだしですが、よくあるのが、「ヘル・ヴェーン・ディー・シュトールツェン」と歌わせる指揮者。シュミット=ガーデンはこれを、「ヘル・ヴェン・ディー・シュトールツェン」と歌わせます。アーノンクールのもとでは、成人はややのばしていますが、少年たちはシュミット=ガーデンの指導どおり、「ヴェン」と読みのとおりに歌っています。

と、なんだか些末な話しになってしまいましたが、ほんらいは、この映像作品、挿入されるプレゼピオ(降誕の情景を人形で再現した飾りつけ)などを賞でながら、心をおおらかにして楽しむ作品なのでしょう。



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いつものきくまえの投稿とちがい、今夜はすでに「クリスマス・オラトリオ」を半分きいたところです。日付が変更されるまえにききはじめ、第1部から第3部をききおえたところで、緊急の連絡が入り、その応対をしていたので、ちょっと投稿するのがおくれました。

きいている(みている)演奏は、ユニテルの映像作品として制作された、アーノンクールとウィーン・コンツェントゥス・ムジクス、そしてテルツ少年合唱団とソリストたちによるもので、これはアーノンクールの2度目の録音となります(収録は1981年)。

アーノンクールの一連のカンタータ録音と同じく、ソリストはすべて男声。シュライヤーが、福音史家、テノールのレチタティーヴォとアリアを歌い、バスはホル。ソプラノとアルトはテルツ少年合唱団員がうけもっています(ソプラノは3人が分担し、アルトは1人)。

DVD : B0005517-09(Deutsche Grammophon)

B0005517-09

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このところイレギュラーな仕事が多く、今日も午後一から外出です。明日は「クリスマス・オラトリオ」をきこうと思っているのですが、イレギュラーな仕事が入ってしまうと、その時間がとれないかもしれないと、ちょっと不安になってきました。それはともかく、早めの昼食のまえに今日のバッハ。きくのは、ヴァインベルガーのオルガンで、降誕節のための「讃美を受けたまえ、汝イエス・キリストよ」(「オルガン小曲集」)です。

CD : 999652-2(cpo)

999652-2

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今日はこのあと1時から外出の予定です。昨日にくらべると天気はまずまず。ただし、ちょっと寒そうなのですが、仕事なのでしかたありません。食事もとったことなので、これから時間までバッハを楽しみ、気持ちよくでかけようと思います。きくのは、スイス・バロック・ソロイスツの演奏による「ブランデンブルク協奏曲 第3番 ト長調 BWV1048」。アダージョは2分弱のチェンバロ・ソロで、即興的に演奏されます。

CD : 8.557755-56(NAOXS)

8.557755-56

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昨日の雨で、今日は冬らしい寒さになっています。最高気温はまだ10度だそうですが、昨日との温度差が5度で、体感的にはずいぶん寒い感じです。さて、今日のバッハは、降誕節のための「みどり児ベツレヘムに生まれたまいぬ」(「オルガン小曲集」)を、ヴァインベルガーのオルガンできくことにします。ラテン語降誕節歌によるこのオルガン・コラール、世間はもうクリスマス一色なので、きくのが早すぎるということはないでしょう。

CD : 999652-2(cpo)

999652-2

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今日は待降節第4日曜日ですが、この日のためのカンタータは残されていません。ということで、今日の日曜日はカンタータのかわりに、オルガンのためのコラール編曲、「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」(いわゆる「キルンベルガー・コラール集」)をききます。演奏は、ファーイウスによるオルガンで、全集の4巻に収録されたものです。

CD : BIS-CD-343/44(BIS Records)

BIS-CD-343/44

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今日はこのあと1時間ほどして外出です。このところ暖かく天気もよいので、外出も苦になりません。それはともかく、外出までの1時間、せっかくのあき時間ですので、バッハとコーヒーですごすことにします。きくのは、「ブランデンブルク協奏曲 第2番 ヘ長調 BWV1047」。これを、スイス・バロック・ソロイスツの演奏で楽しみます。

CD : 8.557755-56(NAOXS)

8.557755-56

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今日も昨日に続き、ファーイウスのオルガン作品全集第5巻から、1曲きくことにします。今日きくのは「プレリュード ハ長調 BWV567」。このBWV567は、「おそらく、弟子J.L.クレープスの作品」(『バッハ事典』)とされ、最後は「あれっ」という感じでおわってしまう短い作品です。

CD : BIS-CD-379/80(BIS Records)

BIS-CD-379/80

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少し時間があいたので、予告していた「プレトリウス:クリスマス・ミサ」(ポリドール POCA-1087)を紹介します。マクリーシュとガブリエリ・コンソート&プイヤーズによるこのCDは、「1620年頃に挙行されたであろう降誕日朝のためのルター派ミサ」を再構成したもの。以前紹介した「ローマのクリスマス」の姉妹盤です。

こちらの「プレトリウス:クリスマス・ミサ」は、CDのタイトルが示すとおり、プレトリウスの音楽を中心に、オジアンダー、シャイン、シャイトの音楽が挿入され、ミサの式次第(カトリックの式次第とは大筋では一致)が再構成されています。ミサでは、多くがドイツ語で歌われ、いくつかの曲はラテン語で歌われます。

「ローマのクリスマス」とのおおきなちがいは、会衆の参加。マクリーシュは、このためにデンマークのロスキレ大聖堂を録音場所に選び、じっさいの会衆を録音に参加させました。この会衆による歌は、昇階聖歌「高き天よりわれは来たれり」などできくことができますが、いずれもきわだった高揚感をもたらしています。

このCDをきくと思いだすのが、クラッシク音楽にほとんど興味のない知人が、たまたまこれをきいたとき、えらく興奮していたこと。オジアンダーの美しい「いざ、われらキリストをほめ讃うべし」から、プレトリウスの壮麗な「甘きよろこびのうちに」まで、ことばはわからずとも、めくるめくような音楽に酔いしれていました。

POCA-1087

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