毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




今日これからきくのは、ウィリアム・クリスティとレザール・フロリサンによるロ短調ミサ曲(BWV232)です。日曜日はカンタータをきいてすごすことが多いのですが、今日はカンタータにかわりにきくことにしました。クリスティとレザール・フロリサンといえば、まずフランスのバロック、それからヘンデル、パーセル、モンテヴェルディといったところでしょうか。ですからバッハの録音はめずらしく、ひょっとするとこのミサ曲のみかもしれません。合唱は21人で、ソプラノが7人、メゾソプラノが3人、カウンターテナーが2人、テノールが4人、バスが5人。管弦楽は30人で、独奏ヴァイオリンは昨日まできいていたヒロ・クロサキがつとめています。ききすすめてびっくりしたのは、ニケア信条の第3曲(Et in unum dominum)です。この二重唱がフリードリヒ・スメント校訂の新バッハ全集どおりに歌われています。この選択が意図的なのかはちょっとわかりませんが、クリスティはそういうことにあまりこだわりがなさそうなので、意図的ではなさそうに感じます。このあたりの問題は、「ミンコフスキによるロ短調ミサ曲」を参照ください。なお、録音は2016年、フィルハーモニー・ド・パリ(2015年1月落成)でのライブです。

CD : HAF 8905293.94(harmonia mundi)

HAF 8905293.94

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聖霊降臨節第3日にきくのは、コンラート・ユングヘーネルとカントゥス・ケルンによるト長調のミサ曲(BWV236)。一昨日、昨日のように、同祝日のためのカンタータをきけばよいのですが、伝承されたカンタータが2曲ということを考慮し、ミサ曲をきくことにしました。これからきくBWV236は、すべて曲がカンタータからの転用。第1曲はBWV179の第1曲、第2曲はBWV79の第1曲、第3曲はBWV138の第5曲、第4曲はBWV79の第5曲、第5曲はBWV179の第3曲、第6曲はBWV17の第1曲が原曲です。

CD : HMC 901939.40(harmonia mundi)

HMC 901939.40

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復活節第6日曜日にきくのは、先週に続き、コンラート・ユングヘーネルとカントゥス・ケルンによるト短調のミサ曲(BWV235)です。ふだんならカンタータなのですが、先週の復活節第5日曜日と同じ理由で、今日はミサ曲ということにしました。構成はキリエ(1曲)とグローリア(5曲)の6曲。すべてがカンタータからの転用で、第1曲がBWV102第1曲、第2曲がBWV72第2曲、第3曲から第6曲がBWV187の第4曲、第3曲、第5曲、第1曲です。ユングヘーネルたちの録音では、合唱(4声部)はパート2人で編成されていますが、合唱中のソロとテュッティの交替はさほどみられません(第1曲の第1キリエぐらい)。

CD : HMC 901939.40(harmonia mundi)

HMC 901939.40

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これからきくのは、コンラート・ユングヘーネルカントゥス・ケルンによるヘ長調のミサ曲(BWV233)。今日は復活節第5日曜日で、いつもならばカンタータをきくことろ。しかし、同日曜日のために伝承されたカンタータが2曲で、手持ちのCDはまだあるのですが、録音が少なめということもあり、来年以降のためにミサ曲をきくことにしました。今日きくBWV233は、キリエと5曲からなるグローリアの6曲で構成。ほとんどの曲は旧作から転用とみられ、第4曲(BWV102第3曲)、第5曲(BWV102第5曲)、第6曲(BWV40第1曲)は原曲が判明しています。ユングヘーネルたちは録音にあたり、合唱をパート2人(独唱者ふくむ)、オーケストラを16人という編成でのぞんでいます。録音は2006年です。

CD : HMC 901939.40(harmonia mundi)

HMC 901939.40

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復活節第1日にきくのは、ジョン・エリオット・ガーディナーたちによる「復活節オラトリオ」(BWV249)。このオラトリオはバッハの受難曲やクリスマス・オラトリオとくらべると構成は小さく、カンタータと同じくらいで、4人の登場人物(クロパの妻マリア、マグダラのマリア、ペテロ、ヨハネ)のみによって物語が進行します。役を歌う4人の独唱者(うち3人は合唱も)のほか、モンテヴェルディ合唱団は23人、イングリッシュ・バロック・ソロイスツは30人という編成。三大祝日にふさわしい大きめな編成での録音です(とはいえ、ライプツィヒでのバッハの手兵ではこれだけの編成はとれませんが)。なお、第2曲アダージョの独奏はオーボエで、録音は2013年です。

CD : SDG 179(SDG)

SDG 719

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これから視聴するのは、ペーター・ダイクストラたちによるロ短調ミサ曲(BWV232)。ダイクストラは、バイエルン放送合唱団と「ヨハネ」「マタイ」の両受難曲、「クリスマス・オラトリオ」を録音・録画してきましたが、のこるロ短調ミサ曲も2016年に収録し、これがこれから視聴するDVD化された映像です(別録音のCDもあるようです)。共演するオーケストラは、「ヨハネ」「マタイ」と同じくコンチェルト・ケルン平崎真弓と阿部千春が参加)。バイエルン放送合唱団は42名編成(映像で確認)で、独唱者はクリスティーナ・ランズハーマー、アンケ・フォンドゥンク、ケネス・ターヴァー、アンドレアス・ヴォルフの4名を別にたてています。収録場所はヘラクレスザールではなく教会で、ニュルンベルクの聖ローレンツ教会です。映像をみていて気になったのは「サンクトゥス」などでの合唱団の配置。わざわざ、ソプラノ、アルト、テノール、バスの4名2組を指揮者の左右に配置させています。「6」声の合唱が「聖なるかな」と呼び交わすのですが、管弦楽と合唱のそれぞれ左右2組の配置もふくめるとこれで「6」組となり、音楽だけでなく映像的にも六翼のセラフィムを表象させたのかもしれません。

DVD : 900516(arte)

900516

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これから視聴するのは、スティーヴン・クレバリーたちによる「マタイ受難曲」(BWV244)。管弦楽はブランデンブルク・コンソート、合唱はキングス・カレッジ合唱団(少年と成人男性で編成)、ソプラノ・イン・リピエーノはジーザス・カレッジ合唱団(少年)という布陣です。6人の独唱者は、エマ・カークビーをはじめ、イギリスのすぐれた歌手たちで、福音史家役とイエス役はそれのみ歌い、レチタティーヴォとアリアは独唱者4名ですべてをまかなっています。1994年、ケンブリッジのキングス・カレッジ礼拝堂で収録されたものですが、残念ながら画質はあまりよくありません。ちなみに、エンドクレジットにはトン・コープマン夫人のティニ・マトーの名がみえます。サウンド・プロデューサーとして、この映像作品に参加しているようです。

DVD : 99929(BRILLIANT CLASSICS)

99929

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聖金曜日に視聴するのは、トン・コープマンたちによる「マタイ受難曲」(BWV244)。一昨日、昨日と、「マタイ受難曲」の映像作品を視聴してきましたが、今日のコープマンたちのDVDはこれまでとちがい、ピリオド楽器による演奏です。管弦楽と合唱はいつものように、アムステルダム・バロック・オーケストラと同合唱団。独唱者は、イェルク・デュルミュラーの福音史家をはじめ、堅実な布陣というところです。編成は第1群の管弦楽が23名、合唱が15名、第2群の管弦楽は17名、合唱は14名、ソプラノ・イン・リピエーノが18名と、昨日のカール・リヒターにくらべると、ずいぶん小編成となりました。なお、映像は教会でのライブ収録で、2005年3月22日と23日におこなわれています。

DVD : CCDVD72233(Challenge Classics)

CCDVD72233

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顕現節(1月6日)にきくのは、鈴木雅明とバッハ・コレギウム・ジャパンによるカンタータ「主よ、勝ち誇れる敵どもの息まくとき」。このカンタータは、「クリスマス・オラトリオ」(BWV248)の第6部にあたり、その第1曲(合唱曲)は、題名どおりの交戦的ともいえる曲想で、じつに勇壮な曲です。なお、第6部の原曲は、失われた教会カンタータであったとみられており、第1曲はアルフレート・デュルによれば、失われた世俗カンタータ(BWV Anh.10)の第1曲にまでさかのぼりうるとのことです。

CD : BIS-CD-941/942(BIS Records)

BIS-CD-941/942

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これからきくのは、鈴木雅明とバッハ・コレギウム・ジャパンによる「クリスマス・オラトリオ」(BWV248)。これを降誕節にあわせて、降誕節第1、第2、第3日、新年ときいてきて、つぎは新年後の日曜日となるはずでした。しかし、今年度の教会暦には新年後の日曜日はありませんので、明日の顕現節のための第6部をきくまえに、今日、第5部にあたる「栄光あれと、神よ、汝に歌わん」をきくことにしました。

CD : BIS-CD-941/942(BIS Records)

BIS-CD-941/942

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元日に楽しむのは、昨年末からきいている鈴木雅明とバッハ・コレギウム・ジャパンによる「クリスマス・オラトリオ」(BWV248)。この降誕節には、クリスマス・オラトリオを連作カンタータとしてきいており、これからきくのは新年のための「ひれ伏せ、感謝もて」です。このカンタータでは、ホルンの響きが牧歌的な雰囲気を醸成していますが、ホルンの登場はこの第4部のみです。なお、録音は1998年録音です。

CD : BIS-CD-941/942(BIS Records)

BIS-CD-941/942

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降誕節第3日にきくのは、鈴木雅明とバッハ・コレギウム・ジャパンによる「クリスマス・オラトリオ」(1998年録音)の第3部。このカンタータ「天を統べたもう君よ」の第1曲は、BWV214/9と同じ音楽(歌詞はもちろん付け替え)で、トランペットが勇壮になり響きます。独唱はこれまでと同じく、モニカ・フリンマー、米良美一、ゲルト・テュルク、ペーター・コーイ。第8曲のアルトのアリアでは、米良の歌唱はしみじみと美しく(ちょっと科をつくるところが気になりますが)、そのままバッハを歌っていれば、と思ってしまいます。

CD : BIS-CD-941/942(BIS Records)

BIS-CD-941/942

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降誕節第2日にきくのは、鈴木雅明とバッハ・コレギウム・ジャパンによる「クリスマス・オラトリオ」の第2部(「このあたりに羊飼いおりて」)。トランペットが華々しい昨日の第1部とはことなり、今日の第2部ではトランペットはもちいられず、フルート(フラウト・トラヴェルソ)、オーボエ・ダモーレ、オーボエ・ダ・カッチャが、牧歌的な雰囲気を醸し出すことに貢献しています。第1曲のシンフォニア(と第14曲のコラール)では、とくにそれら木管群が美しい響きをきかせます。独唱者は、モニカ・フリンマー、米良美一、ゲルト・テュルク、ペーター・コーイで、録音は1998年です。

CD : BIS-CD-941/942(BIS Records)

BIS-CD-941/942

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おだやかなクリスマスにきくのは、鈴木雅明たちによる「クリスマス・オラトリオ」の第1部。「クリスマス・オラトリオ」は、降誕節第1日、同第2日、同第3日、新年、新年後の日曜日、顕現節のための連作カンタータで、降誕節の期間中、これをそれぞれ楽しむことにします。今日まずきくのは、降誕節第1日のためのカンタータ「歓呼の声を放て、喜び踊れ」です。独唱者は、米良美一、ゲルト・テュルク、ペーター・コーイ。管弦楽と合唱は、バッハ・コレギウム・ジャパンです。録音は1998年。

CD : BIS-CD-941/942(BIS Records)

BIS-CD-941/942

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復活節第1日にきくのは、鈴木雅明たちによる「復活節オラトリオ」。バッハ・コレギウム・ジャパンの演奏は、流麗かつ力強く、合唱はパート4名(独唱者をふくむ)、オーケストラは22名編成です。なお、録音(2004年)にあたっては、1749年4月6日に上演された最終稿がもちいられています。したがって、第2曲(アダージョ)は、オーボエではなくフルート(前田りり子)の独奏となっています。

CD : BIS-SACD-1561(BIS Records)

BIS-SACD-1561

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