毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




昼食休憩にきいているバッハの息子シリーズ。今日は末息子のヨーハン・クリスティアンのチェンバロ協奏曲をききます。6曲のチェンバロ協奏曲から選んだのは、ベルリン時代の作品で、父の「1台のチェンバロのための協奏曲 第1番 ニ短調 BWV1052」、兄エマーヌエルの「エマーヌエル・バッハ チェンバロ協奏曲 ニ短調 Wq.23(H.427)」と同じニ短調のそれ。演奏は、ハルステッドとハノーヴァー・バンド(cpo 999393-2)。

999393-2

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外は少し時雨ていて、ちょっと冬を思わせる気候です。とはいえ、さほど寒いというほどではなく、陽光もさしてきているので、時雨もほどなくおさまりそう。さて、今日のバッハは、順番にきいている「平均律クラヴィーア曲集 第2巻」から、3重フーガを含む嬰ヘ短調の第14番。これを、レヴィンのクラヴィコード演奏でききます。

CD : CD92.117(Hänssler CLASSIC)

CD92.117

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今日は復活節後第1日曜日ということで、この日のためのカンタータ「この同じ安息日の夕べ」をききます。第1曲のシンフォニアと第3曲のアリアは、「ケーテンないしヴァイマル時代の協奏曲に由来する可能性が高い」(『バッハ事典』)ということ。このカンタータを、ガーディナーたちの演奏でききます。ガーディナーの演奏は、いつものようにスピーディーで、躍動的です。

CD : SDG 131(SDG)

SDG 131

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昨日に続き、今日もバッハの息子の作品で昼食休憩。きくのは、長男ヴィルヘルム・フリーデマンのへ短調のポロネーズ。演奏は、レオンハルトのクラヴィコードです(PHILIPS 422 349-2)。なお、このCDには、ヘ短調のほかにも、変ホ短調とホ短調のポロネーズも収録されています。

422 349-2

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昨日は、ちょっと冬のような天気で、晴れたかと思うと時雨たり、風もかなり強い時間帯もありました。この時間も外にでると、ひんやりと少し肌寒いのですが、星もでていて夜空はきれいに晴れています。ひとしきり、外の空気を吸ってから部屋に戻り、いまからコーヒーで体を温めながら、バッハをきくことにします。

きくのは、トレーガーのクラヴィコードによる「トッカータ ト長調」。クラヴィーアのためのトッカータは、すべてトレーガーできいてきましたが、トレーガーはこのほかにも、インヴェンション、パルティータ、「フーガの技法」を、クラヴィコードで録音していて、個人的にはどの演奏もけっこう気に入っています。

CD : LEMS-8041(Lyrichord)

LEMS-8041

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これから外出するまで少し時間があいたので、バッハの次男カール・フィーリップ・エマーヌエルのチェンバロ協奏曲を楽しむことにします。多数のチェンバロ(クラヴィーア)協奏曲があるなかで、今日きくのはニ短調のWq.23。レオンハルトたちによる演奏ではじめてきいたのですが(そのときはアナログ・ディスク)、そのかっこよさにびっくり。作品そのものも、父のニ短調におとらないすぐれた作品で、お気に入りのひとつです。

今日きくのは、はじめてきいたレオンハルトたちの演奏(SONY CLASSICAL/SEON SBK 63188)。ミクローシュ・シュパーニの、チェンバロ(HUNGAROTON)とタンジェント・ピアノ(BIS Records)による、2種の録音もよいのですが、今日はやはりレオンハルトの演奏で楽しみます。なお、このCDのカップリング曲は、父のニ短調で、「The Art of Bach」の「BWV1052 チェンバロ協奏曲 第1番 ニ短調」でも紹介されています。

SBK 63188

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ようやく仕事もおわり、今夜はこれから寝るだけです。バッハは日中にしようかと思いましたが、快眠のため1曲きいて寝ることにします。きくのは、「平均律クラヴィーア曲集 第2巻」から、第13番の嬰ヘ長調。演奏はいつものレヴィン(チェンバロ)です。

CD : CD92.117(Hänssler CLASSIC)

CD92.117

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午後一で外出するので、これからちょっと早めの昼食休憩。食事の前にまずはバッハということで、ひさしぶりにスピーカーから音をだし、復活節のためのオルガン・コラール「キリストは死の縄目につながれたり」(「オルガン小曲集」)をききます。演奏はヴァインベルガー。

CD : 999652-2(cpo)

999652-2

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いまから1時間ほど時間がとれるので、テレマンの「新しい四重奏曲集(パリ四重奏曲集)」を、時間のゆるすかぎりきくことにします。この曲集は、テレマンがパリ滞在中の1738年に出版。パリに招待されたテレマンが、当地有数の演奏家を念頭に作曲したもので、予約者にはバッハも名をつらねていました。これを、クイケン3兄弟とレオンハルトによる演奏(SONY CLASSICAL/VIVARTE SRCR 1998-2000)で楽しみます。

SRCR 1998-2000

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さきほど降っていた雨もあがったようなので、新鮮な空気を吸いながら休憩しようと外へ。ですが、少し風がでてきて肌寒く、早々に部屋に戻り、いつものようにコーヒーとバッハでの休憩に。今夜のバッハは、ここのところきいていなかったクラヴィーア曲から、「トッカータ ト短調」。これを、トレーガーのクラヴィコード演奏でききます。

CD : LEMS-8041(Lyrichord)

LEMS-8041

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日付も替わって、今日25日は復活節第3日。これからまだ少し仕事があるので、このへんで一休みして、この日のためのカンタータ「平安 汝にあれ」をきくことにします。このカンタータを、昨日の「われらと共に留まりたまえ」と同じ、ガーディナーたちの演奏でききます。

CD : SDG 131(SDG)

SDG 131

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復活節第2日の今日は、この日のためのカンタータ「われらと共に留まりたまえ」をききます。このカンタータの第3曲は、オルガン・コラール「ああ、われらとともに留まりたまえ、主イエス・キリストよ」(「シュープラー・コラール集」)に編曲されています。演奏はガーディナーたちです。

CD : SDG 128(SDG)

SDG 128

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今日は復活節第1日ということで、きくのは「復活節オラトリオ」。ちょっと忙しいので、短くオルガン・コラールでもと思ったのですが、やはりオラトリオにしました。これを、レオンハルトらによる演奏でききます。

CD : PHCP-5268(PHILIPS)

PHCP-5268

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外にでて夜空をあおいでみると、きれいな満月です。ざんねんながら、星空は美しいとまではいえないので、新鮮な空気を吸ってすぐに部屋にもどり、いつものようにコーヒーとバッハ。今夜きくのは、受難節のためのオルガン・コラール「イエス十字架につけられたまいし時」(「オルガン小曲集」)。演奏はヴァインベルガーです。

CD : 999652-2(cpo)

999652-2

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今日は聖金曜日(キリストが十字架にかけられた日)ということで、きくのはもちろん受難曲。昨年は、コープマン編の「マルコ受難曲」でしたが、今年は、待降節からききはじめたコラール・カンタータの流れをうけて、「ヨハネ受難曲」の第2稿(1725年稿)をきくことにします。

「ヨハネ受難曲」は、トマス・カントル就任後はじめての聖金曜日に初演(1724年)。翌年の聖金曜日にも再演されたのですが、このとき、冒頭曲と終曲が、「マタイ受難曲」の第1部終曲とカンタータ第23番終曲に、それぞれ変更されるなど、大幅な改訂がおこなわれました。

そのため、第2稿による演奏できくと、ふつうきく、第4稿(1749年の最終稿)を底本にした「ヨハネ受難曲」とは、ずいぶん印象がちがいます。いきなり「おお人よ、汝の大いなる罪を嘆け」とはじまるわけですから、予備知識なしに第2稿のCDを買うと、とまどってしまいます。

そんな第2稿の楽曲を音としてきいたのは、シュナイトらによるアナログ・ディスク(1978年録音)がはじめて。ピリオド楽器と、合唱・ソリストともに少年をふくむ男声という編成で、演奏はともかく、変更された合唱曲2曲とアリア3曲が付録されていて、資料的価値の高いものでした。

今日きく演奏は、さすがにシュナイトではなく、ペーター・ノイマンらによる1999年の録音。ノイマンというとモーツァルトが連想されますが、バッハもなかなか。「ヨハネ」は2度目の録音で、ケルン・サークルの演奏家たちとともに、地味ながらも堅実な演奏をきかせてくれます。

なお第2稿による演奏には、ヘレヴェーゲの録音(2度目)、樋口隆一のライブ録音などがあります。

CD : MDG 332 0983-2(MDG)

MDG 332 0983-2

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