毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




これからきくのは、シット・ファストによる「フーガの技法」。シット・ファストは、チェロ、ガンバ奏者の酒井淳らによるヴィオール・コンソートで、この録音(2010年)では、酒井(トレブル)のほか、イサベル・サン・イヴ(トレブル)、トマ・ドゥピエルフ(テノール)、ジョッシュ・チーザム(バス)の四重奏でのぞんでいます。アルバムにはコントラプンクトゥス第1番から第11番(第8番をのぞく)、そして未完のフーガが収録されており、まったりとした、渋い演奏を楽しむことができます。

CD : Eloquentia(EL1125)

EL1125

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これからきくのは、アンドレ・イゾワールによる「フーガの技法」。イゾワールは1935年7月20日生まれのフランスのオルガン奏者で、2016年7月20日(奇しくも生年の月日が同一)に亡くなっています。バッハのオルガン作品も全曲録音しており、いずれそちらもきく機会があるかと思います。「フーガの技法」は、1999年、ペリゴールのサン・シプリアン教会のゲルハルト・グレンツィング製のオルガン(1982年)を弾いての録音。なお、コントラプンクトゥス第12番ではピエール・ファラゴが共演しています。

CD : CAL 3719(CALIOPE)

CAL 3719

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これから夕食までのひとときにきくのは、リナルド・アレッサンドリーニ(指揮とチェンバロ)とコンチェルト・イタリアーノによる「フーガの技法」(1998年録音)です。アレッサンドリーニはチェンバロ奏者でもあるので、チェンバロのみでの録音もできたでしょうが、このアルバムではアンサンブル編曲でのぞんでいます。弦楽のほか、フルート、オーボエ、オボーエ・ダモーレ、オボーエ・ダ・カッチャ、ファゴットといった木管楽器もふくめたアンサンブルで、曲におうじてさまざまな編成をとっています。未完のコントラプンクトゥス第15番は未完のままでの演奏です。

CD : OPS 30-191(OPUS 111)

OPS 30-191

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今日は四旬節第5日曜日ですが、バッハのカンタータは伝承されていません。それで今日は昨日の予告どおり、ニコラス・ジャクソン(チェンバロ)とコンチェルターテ・オブ・ロンドンによる「音楽の捧げもの」(BWV1079)を楽しむことにします。音源は一昨日、昨日と同じで、2007年録音のアルバム。この録音での「捧げもの」の演奏順は、3声のリチェルカーレ(チェンバロ)、5曲のカノン、6声のリチェルカーレ(フルート、ヴァイオリン、チェロ、チェンバロ)、5曲のカノン、トリオ・ソナタというものになっており、カノンによっては2種の解決法で演奏しています。なお、フルートを吹いているのは、リセテ・ダ・シウバです。

CD : SOMMCD 077(Somm Recordings)

SOMMCD 077

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今日これからきくのは、トン・コープマンとティニ・マトー、つまりコープマン夫妻による「フーガの技法」(BWV1080)です。録音は1993年。チェンバロは、夫妻ともにウィレム・クレースベルヘンの手になる楽器で、トンはリュッカース・モデル(1979年)、ティニはクーシェ・モデル(1987年)を使用しています。夫妻の共演でも、いつものトンは健在で、フーガの主題にも装飾をつけたりと、音楽をいききと躍動させています。そういえば、映像での夫婦共演では、コントラプンクトゥス第9番で、ものすごい疾走をみせていました。なお、未完のフーガは未完のまま演奏されています。

CD : 0630-16173-2(ERATO)

0630-16173-2

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これからきくのは、ベルリン古楽アカデミー(AAMB)による「フーガの技法」。AAMBは、ヤーコプス指揮下で、さまざまなバッハを録音をおこなってきた団体で、2014年にはバッハ・メダル(バッハ・メダルについては記事「バッハ・メダル」を参照ください)を受賞しています。「フーガの技法」の録音(2009年)にあたっては、弦楽16名と管楽5名、そしてオルガンおよびチェンバロ1名という編成でのぞみ、楽曲におうじてさまざまな編成をとっています。

最初にオルガン・コラール、次にフーガ、カノン、最後に未完のフーガがおかれた配列で、未完フーガはテュッティでの演奏です。しかし、テュッティといってもじっさいには編成をこまかく変化させ、第1主題は管楽のみ→テュッティ、第2主題は弦楽のみ→テュッティ、第3主題はテュッティ→パート・ソロの弦楽、というふうです。公演でのプログラムを意識した配列、編曲といえるでしょうか。なお、AAMBの「フーガの技法」には、映像をおさめたDVDもあります。

CD : HMC 902064(Harmonia Mundi)

HMC 902064

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これからきくのは、イギリスのチェンバロ奏者ダヴィット・モロニーによる「フーガの技法」。モロニーは、チェンバロ奏者としてだけではなく、研究者としても名高く、このBWV1080では未完の4声3重フーガを、4声4重フーガに補完して弾いています。同じように補完して演奏している例は、ヘルムート・ヴァルヒャなど、いくつかありますが、個人的にはモロニーによるものが、いちばんしっくりきます。また、アルバムには未完のほうも収録されており、どちらもきくことができるのも魅力です。録音は1985年で、昨日まで楽しんだマリア・ジョアン・ピレシュのピアノ協奏曲と同じ時期。しかし、こちらのほうが録音の鮮度はまだしっかりしています。

CD : HMC 901169.70(Harmonia Mundi)

HMC 901169.70

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映画『アンナ・マクダレーナ・バッハの年代記』」の音楽をきいていく企画、6声のリチェルカーレに続くシーンは、「音楽の捧げもの」出版についてなどのナレーションと、それらの楽譜の映像です。さらに娘のエリーザベト・ユリアーネ・フリーデリカの結婚が語られるあたりで、未完フーガのBACHの主題(「フーガの技法」)がきこえてきます。音楽が流れているあいだ、このBWV1080の出版のことなどが語られ、楽譜が映しだされます。これからきく演奏は、ヴァインベルガー(オルガン)によるものです。

CD : 777403-2(cpo)

777403-2

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早朝はもっとすっきりした晴天でしたが、いまはずいぶん雲がふえてきて、うす暗くなってきました。予報は「晴れ」なので、このあとは雲もとれてくるのでしょうが、暑くなることはたしかなようです。1週間ほどまえには、今年の残暑もおわりだと思っていましたが、もうすこし日中の暑さは続きそうです。

さて、「映画『アンナ・マクダレーナ・バッハの年代記』」の音楽をきいていく企画。つぎに音楽のあるシーンは、教頭の自殺を告げるエリーアスに続く、カンタータ「われは満ち足れリ」の第4曲と第5曲です(トーマス教会のバルコニー)。BWV82はさまざまな改訂稿で何度も再演されていますが、そうしたカンタータの再演という流れの中で演奏されます。

で、このBWV82はとばして(理由はこれまでと同じく教会暦との関係)、これからきくのはバッハのベルリン再訪のシーンでの音楽です。馬車にゆられて旅するバッハの映像のあと、6声のリチェルカーレ(「音楽の捧げもの」)の音楽だけが流れ、歌劇場での逸話などが紹介され、ついでライプツィヒの宿舎でのチェンバロ演奏となります。

今日はこのBWV1079をこれからきくわけですが、演奏はジェド・ウェンツ(フルート)たちによるものを選びました。全体として速めのテンポですが、トリオ・ソナタの第2楽章はとりわけ快速で、はじめてきいたときは驚愕させられました。録音とはいえ、このテンポで破綻なく、しかもよゆうをもって吹いています。

CD : 93814(BRILLIANT CLASSICS)

93814

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月曜日からいろいろなCDできいてきた「音楽の捧げもの」、これからきくのはアンサンブル・ソネリーの演奏です。録音は1994年で、曲順は旧全集どおり。サラ・カニンガムによる「演奏についての覚書」では、アーシュラ・カーケンデイルの説に言及しています。録音への参加者はカニンガムのほか、モニカ・ハジェット、ゲイリー・クーパー、ウィルベルト・ハーゼルゼット、ポール・グッドウィン、パヴロ・ベズノシウク、フランシス・ユステイス。3声のリチェルカーレはチェンバロ独奏、6声のリチェルカーレは、フルート、ヴァイオリン、オーボエ・ダ・カッチャ、テナー・ヴィオラ、ファゴット、ヴィオラ・ダ・ガンバのアンサンブルで、6声のリチェルカーレはCDの最後に、チェンバロ独奏でも収録されています。

CD : 7243 5 45139 2 3(Virgin classics)

7243 5 45139 2 3

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午前中、東山界隈へ外出し、いろいろこなしてから、帰り道には、「花の回廊」(三条通から七条通までの鴨川左岸の遊歩道)という遊歩道を通って、新緑の季節を感じてきました。ぶらぶらするにはよい気候ですが、桜の時節にくらべると、通行しているかたはあまりいなくて、きれいに整備されているのに、ちょっともったいない感じもします。観光客にもあまり知られてないのでしょうね。

さて、これからきくのは、飽きもせず「音楽の捧げもの」。今日のはアンサンブル・アウロラの演奏で、1999年に録音されたもの。曲順は旧全集どおりで、アーシュラ・カーケンデイルの説にもとづき、「Exordium(序論)」とか「Narratio(叙述)」とか、曲名などに注記されています。なお、3声のリチェルカーレはチェンバロ独奏、6声のリチェルカーレは、ヴァイオリン、フルート、チェロ、チェンバロのアンサンブルです。

CD : A 306(ARCANA)

A 306

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今日もまた、きくのは「音楽の捧げもの」。ダヴィット・モロニーたちのCDは、1987年の録音で、チェンバロのモロニーのほか、フルートのジャネット・シー、ヴァイオリンのジョン・ホロウェイ、チェロのヤープ・テル・リンデン、第2のチェンバロとしてマーサ・クックが参加しています。演奏の曲順は、トリオ・ソナタを中心にし、ソナタの前に3声と6声のリチェルカーレなど5曲、ソナタの後にカノン6曲というかたちです。3声と6声のリチェルカーレは、ともにモロニーの独奏です。

CD : HMC 901260(harmonia mundi)

HMC 901260

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今日もきくのは「音楽の捧げもの」。これからきくアンサンブル・アンフィオンのCDは、1994年に録音されたもの。ゼウスの子アンフィオン(アムピーオーン)の名を冠したアンサンブルには、赤津眞言(ヴァイオリン)、近藤倫代(ヴァイオリン)、森川麻子(ヴィオラ・ダ・ガンバ)が参加(石をも動かす演奏家になってほしいもの)しています。曲順は、旧全集どおりで、リチェルカーレは3声も6声も、ピーテル・ヤン・ベルダーのチェンバロ独奏です。なお、このCDには、BWV1038が併録されています。

CD : WVH162(Erasmus Muziek Producties)

WVH162

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昨日は黄砂の影響さえ無視すれば、おだやかなよい天気だったのですが、今日は朝から曇天でうす暗く、すっきりしません。さて、これからきくのは、ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツたちによる「音楽の捧げもの」です。このCDは1999年に録音されたもので、このブログですでに、BWV1072~1078、BWV1086、BWV1087をきいていいます。昨日きいたコンセール・デ・ナシオンの、凝った演奏とはちがい、ゴルツ、ベーリンガーたち(フライブルク・バロック・オーケストラのメンバーといっていいかも)は旧全集どおりの曲順で演奏しています。

おもしろいのは、3声のリチェルカーレとトリオ・ソナタで、チェンバロではなくフォルテピアノで演奏しているところ。3声のリチェルカーレは楽器指定がありませんが、バッハがジルバーマンのフォルテピアノで即興演奏した曲とされるため、フォルテピアノを選択したのでしょう。また、当世的ともいえるトリオ・ソナタは、バッハがベルリンでの様式を意識したものといえ、やはりフォルテピアノでの演奏がふさわしい、と考えたものとみられます。なお、ここでのフォルテピアノは、ざんねんながらジルバーマンのそれではなく、シュタインの複製です。

CD : CD92.133(Hänssler CLASSIC)

CD92.133

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これからきくのは、コンセール・デ・ナシオンによる「音楽の捧げもの」。1999年11月、2000年4月に録音されたもので、サヴァールをはじめ、アンタイ兄弟、コクセたちが参加しています。このCDでは、まず王の主題がマルク・アンタイのフルートで演奏され、続いて3声のリチェルカーレがはじまります。2声の反行の拡大によるカノンと2声の謎カノンは二通りの解決がなされており、また、6声のリチェルカーレは、ピエール・アンタイのチェンバロ独奏のほかに、アンサンブルによる演奏がCDの最後に収められています。

CD : AV 9817(ALIA VOX)

AV 9817

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