毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




今週後半に楽しむのは、リナルド・アレッサンドリーニとコンチェルト・イタリアーノによる「variations on variations」。アルバムにはバッハの鍵盤楽器のための変奏曲が4曲収録されており、それらをアレッサンドリーニが弦楽アンサンブル用に編曲しています。原曲とはまた一味ちがう、別の顔を楽しむことができるアルバムです(「variations on variations」は「変奏曲の(楽器編成)変種」というような意味にとればよいのでしょうか)。今日からアルバムを収録順にきいていくので、これからきくのはニ短調のパッサカリア(ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、チェンバロという編成)です。いうまでもなく、原曲はオルガン用のハ短調のパッサカリアとフーガ(BWV582)。録音は2017年です。

CD : OP 30575(naïve)

OP 30575

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ボブ・ファン・アスペレンのチェンバロできいている、無伴奏ヴァイオリン曲のチェンバロ編曲。これからきくのは、無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第3番(BWV1005)を編曲したものです。BWV1005のアダージョを鍵盤楽器用に編曲したものとして、ト長調のソナタ(BWV968)がありますが、これはフリーデマンの手になるものと推測される1楽章のソナタ。アスペレンはこれに、自身の編曲によるのこる3楽章を続けて演奏しています。この種の編曲は、原曲にくらべて華麗になりすぎるきらいがあり、アスペレンの編曲もそういう傾向があります。しかし、これはそれほど批判にあたるものではなく、楽器の特性によるちがいとしてとらえ、楽しみたいところ。なお使用楽器は、ヨーハン・ダニエル・ドゥルケンにもとづく、マルティン・スコヴロネックのチェンバロ(1962/3年)で、録音は2000年です。

CD : AE-10044(AEOLUS)

AE-10044

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昨日からききはじめたボブ・ファン・アスペレンの「Ciaccona」(2000年録音)。このアルバムには、無伴奏ヴァイオリン曲をチェンバロ用に編曲したものが4曲収録されており、昨日はまず、パルティータ第3番(BWV1006)を原曲とする、アスペレン自身による編曲をききました。今日きくのは、ソナタ第2番(BWV1003)を原曲とするもの。こちらは(バッハではなく)「おそらく他者の手による」(『バッハ事典』)編曲で、原調イ短調からニ短調に移調されています。

CD : AE-10044(AEOLUS)

AE-10044

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今週前半に楽しむのは、ボブ・ファン・アスペレンの「Ciaccona」(2000年録音)と題されたアルバム。4曲の収録曲はいずれも無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータから編曲されたもので、原曲はパルティータ第3番(BWV1006)、ソナタ第2番(BWV1003)、ソナタ第3番(BWV1005)、それにパルティータ第2番(BWV1004)のチャッコーナ(シャコンヌ)です。これからきくのは収録順どおり、第3番のパルティータからの編曲。この編曲はアスペレン自身がおこなっており、チェンバロは、ヨーハン・ダニエル・ドゥルケンにもとづく、マルティン・スコヴロネックの楽器(1962/3年)です。

CD : AE-10044(AEOLUS)

AE-10044

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三位一体節後第24日曜日にきくのは、ピーテル・ヤン・レウシンクたちによる「ああいかにはかなき、ああいかに空しき」です。このBWV26は、1724年11月19日に初演された、いわゆるコラール・カンタータ(全6曲)。したがって、コラールにはじまりコラールにおわるという構成です。コラール詩はミヒャエル・フランクの「ああいかにはかなき」にもとづいており、のこるレチタティーヴォとアリアについては作者不詳です。ヤン・レウシンクは、1958年生まれのオランダの指揮者、オルガン奏者。すでに教会カンタータ全曲を録音しており、合唱には少年合唱団を起用しています。なお、早いもので、つぎの日曜日からは待降節となり、2018年度の教会暦のはじまりとなります。

CD : 99370/2(BRILLIANT CLASSICS)

99370/2

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ダニエーレ・ボッカッチョのオルガンによるヴァイオリン協奏曲、これから楽しむのは、2つのヴァイオリンのための協奏曲(BWV1043)を原曲とするオルガン協奏曲です。「Violin Concertos : Transcriptions for organ」と題されたアルバム(2013年録音)には、バッハのオリジナルのヴァイオリン協奏曲3曲の、ボッカッチョ自身による独奏オルガン編曲が収録されており、これらはバッハがアントーニオ・ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲などを、オルガンあるいはチェンバロ独奏用に編曲したのと同種のもの。ボッカッチョの編曲も違和感なく楽しめ、ヴァイオリン協奏曲以外の録音も期待したいところです。なお使用楽器は、サンタントーニオ・アバーテ(パドヴァ)のフランチェスコ・ザニン・オルガン(2006年建造)です。

CD : 94829(BRILLIANT CLASSICS)

94829

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昨日からききはじめた、ダニエーレ・ボッカッチョのオルガンによるヴァイオリン協奏曲(「Violin Concertos : Transcriptions for organ」)。今日きくのはヴァイオリン協奏曲第1番を編曲した協奏曲です。編曲はボッカッチョ自身で、編曲にさいしては、原調のイ短調をト短調に移調しています。録音は、2013年、パドヴァのサンタントーニオ・アバーテ。同教会のフランチェスコ・ザニン・オルガン(2006年建造)を使用しています。

CD : 94829(BRILLIANT CLASSICS)

94829

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今日からきいていくのは、ダニエーレ・ボッカッチョによるヴァイオリン協奏曲。アルバム表題に「Violin Concertos : Transcriptions for organ」とあるように、めずらしいオルガン編曲によるヴァイオリン協奏曲です。ボッカッチョは、1967年、イタリアはピサ生まれのオルガン、チェンバロ奏者で、編曲もおこなっています。収録順は、第2番、第1番、2挺という順番で、今日はまず第2番(BWV1042)を楽しみます。録音は2013年、パドヴァのサンタントーニオ・アバーテ、2006年建造のフランチェスコ・ザニン・オルガンを使用しての録音です。

CD : 94829(BRILLIANT CLASSICS)

94829

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これからきくのは、ドロテー・オーベルリンガーとアンサンブル1700によるブランデンブルク協奏曲の第2番(BWV1047)。これまでと同じく、「Small Gifts」と題されたアルバムに収録されたものです。独奏は、トランペットがヴォルフガング・ガイスベック、オーボエがアルフレード・ベルナルディーニ、ヴァイオリンがドミトリー・シンコフスキー、そしてリコーダーはオーベルリンガーという面々。録音は2017年です。

CD : 88985428392(deutsche harmonia mundi)

88985428392

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今日これからきくのは、ドロテー・オーベルリンガーとアンサンブル1700による協奏曲。2017年に録音されたアルバム「Small Gifts」を、昨日から収録順にききはじめ、順番でいうと今日は「満ち足れる安らい、うれしき魂の悦びよ」(BWV170)ということになります。しかし、カンタータは、原則、当該日曜日にきくことにしているのでまたの機会とし、今日は変ロ管のリコーダー(fourth flute)による協奏曲を楽しみます。この協奏曲はチェンバロ協奏曲第5番を編曲したもので、リコーダー独奏はもちろんオーベルリンガーです。

CD : 88985428392(deutsche harmonia mundi)

88985428392

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今日から楽しむのは、ドロテー・オーベルリンガーアンドレアス・ショル、そしてアンサンブル1700による「Small Gifts」。これはオーベルリンガーとショルをフィーチャーしたアルバムで、リコーダーとアルトのための作品、楽曲が収録されています。作品まるごとではない収録曲はとばすので、まずきくのはブランデンブルク協奏曲第4番(BWV1049)。リコーダーはオーベルリンガーとロレンツォ・カヴァサンティ、ヴァイオリンはドミトリー・シンコフスキーで、録音は2017年です。なお、アルバムの表題「Small Gifts」は、「ブランデンブルク協奏曲集」の献辞にある「天より恵まれしささやかな才能」(petits talents que le Ciel m’a donnes)に着想をえているようです。

CD : 88985428392(deutsche harmonia mundi)

88985428392

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三位一体節後第23日曜日にきくのは、鈴木雅明とバッハ・コレギウム・ジャパンによる「各々に各々のものを」です。このBWV163は、1715年11月24日に初演されたカンタータ。その構成は、アリア(テノール)、レチタティーヴォ(バス)、アリア(バス)、アリオーソ(ソプラノとアルト)、二重唱(ソプラノとアルト)、コラールというつつましいもので、4声コラールを歌うにもつごうよく、歌手も4声部そろっています。じっさい鈴木たちの録音(1996年)でも、コラールは独唱者のみで歌っています。

CD : BIS-CD-801(BIS Records)

BIS-CD-801

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これからきくのは、イギリスのチェンバロ奏者ジョージ・マルコムによる「フーガの技法」(DECCA 482 5187)です。マルコムは1917年に生まれなので、今年(2017年)は生誕100年。そういうこともあって、「フーガの技法」もはじめてCD化されました。ここできく「フーガの技法」は、フィロムジカ・オブ・ロンドンのメンバーたちと、1964年に録音されています。つまり、チェンバロ独奏によるものではなく、アンサンブル編曲の「フーガの技法」です。編曲は指揮者でもあるレナード・アイザックス(1909~1997年)。なお、未完のフーガは省略されています。

482 5187

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これからきくのは、アンドレ・イゾワールによる「フーガの技法」。イゾワールは1935年7月20日生まれのフランスのオルガン奏者で、2016年7月20日(奇しくも生年の月日が同一)に亡くなっています。バッハのオルガン作品も全曲録音しており、いずれそちらもきく機会があるかと思います。「フーガの技法」は、1999年、ペリゴールのサン・シプリアン教会のゲルハルト・グレンツィング製のオルガン(1982年)を弾いての録音。なお、コントラプンクトゥス第12番ではピエール・ファラゴが共演しています。

CD : CAL 3719(CALIOPE)

CAL 3719

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アンドラーシュ・チャーキのギターによるリュート組曲。今週はここまで、「LUTE SUITES FOR GUITAR」(HUNGAROTON HCD 32772)収録の4組曲を、収録順できいてきました。今日きくのは最後に収録されたホ長調の組曲で、同調の無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番を編曲したものです。アルバム収録曲中、この組曲が唯一の長調で、ギターにはこれがいちばんあっていると感じます。なお、録音は2016年で、6弦のクラシカル・ギターを弾いての録音です。

HCD 32772

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