毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




今週前半にきいていくのは、アレハンドロ・マリアスとホルダン・フマドの「J.S.Bach: 3 + 1 Viola da Gamba Sonatas」。このアルバム(2021年録音)には3曲のガンバ・ソナタ(BWV1027、BWV1028、BWV1029)と、1曲のフルート・ソナタ(BWV1030)の初期稿が収録されており、これから楽しむのは収録順どおり、ガンバ・ソナタ第1番です。ガンバのマリアスとチェンバロのフマドはともにスペインの奏者。使用楽器はシャルル・リシュの1997年製のバス・ガンバ(ミシェル・コリション)と、ブルース・ケネディの2009年製のチェンバロ(ミヒャエル・ミートケ)です。

CD : EUD-SACD-2302(Eudora)

EUD-SACD-2302

コメント ( 0 )




三位一体節後第8日曜日にきくのは、フィリッペ・ヘレヴェーゲ(フィリップ・ヘレヴェッヘ)たちによる「人よ、汝はさきに告げられたり、善きことの何なるか」(BWV45)です。このカンタータは1726年8月11日の初演。第1部3曲、第2部4曲の全7曲からなるカンタータで、「ルードルシュタット詩華撰」を歌詞としています(第7曲のコラールはヨーハン・ヘールマンの「おお神よ、汝義なる神よ」の第2節)。ヘレヴェーゲの録音は2020年。管弦楽と合唱はいつものように、コレギウム・ヴォカーレ・ヘントです。録音にはソプラノの岡村知由紀(リィム知由紀)、オーボエの北里孝浩が参加しています。

CD : LPH 035(PHI)

LPH 035

コメント ( 0 )




今日これから楽しむのは、ドリーナ・フラーティの「Bach & Vivaldi for Mandolin」(DYNAMIC CDS7787)から、2つのヴァイオリンのための協奏曲です。アルバム表題にあるように、バッハとヴィヴァルディの協奏曲をマンドリン・オーケストラのために編曲した7曲がアルバムに収録。バッハの収録曲は、ヴァイオリン協奏曲第1番と第2番、そしてここできく、2つのヴァイオリンのための協奏曲の3曲です。マンドリン独奏はフラーティ(指揮も)とシルヴィア・テンキーニで、マンドリン・オーケストラ・マウロ・エ・クラウディオ・テッローニとの共演。オーケストラの編成は、マンドオリン(12)、マンドーラ(5)、ギター(7)、マンドロンチェロ(1)、チェロ(1)、コントラバス(2)、チェンバロとおよびオルガン(1)で、弓奏弦楽器も入っています。録音は2015年です。

ところで、今日の記事、はじめはデルメ弦楽四重奏団による「フーガの技法」(ロバート・シンプソン編曲)で投稿していました。投稿をおえてき何曲かのコントラプンクトゥスをきいたところで、「これって、このブログで紹介したことがあるかも」と。ブログ内の検索をしてみると、2015年に紹介済みであることが判明したため、記事はいったん削除しました。もう9年もまえのことなので、すっかり忘れていました。で、ちょっと時間をあけて再投稿したのがこの記事というわけです。なお、同じ演奏を紹介していましった例はすでにあるのですが、ずいぶんあとになって気づいたこともあり、それらは削除せずにそのままにしてあります。

CDS7787

コメント ( 0 )




今日これからきくのは、アンジェラ・ヒューイットの「Bach Arrangements」(hyperion CDA67309)から、パッサカリアとフーガです。アルバムは、ヒューイットをふくむ11人の音楽家によるバッハ作品のピアノ編曲を収録。このブログではすでに1曲、ハーバート・ハウエルズ編曲の「おお人よ、汝の大いなる罪を嘆け」をきいています。パッサカリアとフーガはオイゲン・ダルベールの編曲。ダルベールの編曲はエマヌエレ・デルッキによる同曲をきいたさいに紹介しましたが、じつにこまかな指示が付されています。ヒューイットの録音は2001年。弾いているのはまだ、スタインウェイ・アンド・サンズですね。

CDA67309

コメント ( 0 )




昨日に続き今日もきくのは、ジュリアン・リベールの「BACH | BARTOK」(harmonia mundi HMM 902651)から、パルティータ第2番です。昨日のフランス組曲第5番もそうでしたが、リベールの演奏はどちらかというと草食的。力強さとか猛々しさのない、繊細さやおだやかさが中心の演奏です。録音は2019年。弾いているのはスタインウェイ・アンド・サンズです。

HMM 902651

コメント ( 0 )



« 前ページ