毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




今日きいた「協奏曲 ト短調 BWV975」と同じような試みは、バッハ以外にもいろいろあるようです。原曲となる協奏曲を、クラヴィーア独奏用に編曲する試みは、マンチェスター中央図書館所蔵の「アン・ドーソン手稿譜集」でもみることができます。

この譜集には、たとえば、BWV975と同じ、ヴィヴァルディの「ラ・ストラヴァガンツァ」作品4の第6番をクラヴィーア用に編曲した作品も収録されて、じっさいの音楽も、写真のCD(SYMPHONIA SY 00175)できくことができます。

SY 00175

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仕事を休憩して、コーヒーでも飲みながらバッハをきくことに。きくのは、ヴィヴァルディの協奏曲(「ラ・ストラヴァガンツァ」作品4第6番)を、クラヴィーア用に編曲したBWV975。先日からきいている、ヴァイマールのヨーハン・エルンスト公子の依頼でバッハが編曲した、一連のクラヴィーア用作品の一曲です。

CD : CD92.111(Hänssler CLASSIC)

CD92.111

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この「わしらの新しいご領主に(農民カンタータ)」が初演されたのは、1742年8月30日、つまり265年前の今日、ということになります。カンタータは、多彩な舞曲で彩られていて、そのなかには有名な「スペインのフォリア」にもとづくアリアも。この楽しい作品を、コープマン、ラーション、メルテンス、そしてアムステルダム・バロック管弦楽団&合唱団の演奏でききます。

CD : WPCS-5991/4(ワーナーミュージック・ジャパン)

WPCS-5991/4

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昨日の皆既月食、忘れていて、みそこねてしまいました。「赤黒い神秘的な月が雲の切れ間に見え隠れ」(京都新聞[電子版])と、京都でもちゃんと観察できたようで、ざんねんです。

さて、今日の一バッハは、レヴィンの演奏できいてきている「平均律クラヴィーア曲集 第1巻」から、その第9番を、チェンバロでの演奏でききます。

CD : CD92.116(Hänssler CLASSIC)

CD92.116

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今日の一バッハは、先日きいた「1台のチェンバロのための協奏曲 第7番 ト短調 BWV1058」と同じ、モルテンセンとコンチェルト・コペンハーゲン(COCO)による協奏曲をききます。モルテンセンとCOCOの演奏は、推進力のある速めのテンポで、爽やかな風味に特徴があります。なお、この作品の原曲は、「ブランデンブルク協奏曲 第4番 ト長調 BWV1049」です。

CD : 777248-2(cpo)

777248-2

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今日は深夜の一バッハ。きくのは、「クラヴィーア練習曲集 第3部」から、昨日と同題の「これぞ聖なる十戒」。こちらの「これぞ聖なる十戒」は、手鍵盤だけで演奏されます。

CD : NI 5561/62(Nimbus Records)

NI 5561/62

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今日の一バッハは、少し間があきましたが、順番にきいている、「クラヴィーア練習曲集 第3部」から、「これぞ聖なる十戒」をききます。この曲は、十戒、信経、主の祈り、洗礼、悔悛、聖餐についての、6組の教理問答コラール(2曲1組)のうちのひとつ。

CD : NI 5561/62(Nimbus Records)

NI 5561/62

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今日の一バッハ「協奏曲 ニ短調 BWV974」をきいたら、その原曲をききたくなりました。原曲の協奏曲はアレッサンドロ・マルチェッロの作品。第2楽章が映画「ベニスの愛」で使われたことで有名なのですが、ピリオド楽器できく以前は、さして興味をひかれることのない曲でした。

この曲を、はじめてピリオド楽器できいたのが、ヘインズのオーボエによる演奏。第2楽章のテンポが、それまできいてきた演奏とくらべ、ずいぶん速いのにびっくりした記憶があります。1979年の録音なので、かれこれ30年近く前の演奏なのですが、いまきいても、あまり古さは感じさせません。もっとも、いまなら、もっと自由闊達な演奏になるのでしょうが……。

RD 71056

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昨日に続き、ヨーハン・エルンスト公子の依頼で編曲された、クラヴィーア用の協奏曲をききます。この作品の原曲は、アレッサンドロ・マルチェッロの「オーボエ協奏曲 ニ短調」です。

CD : CD92.111(Hänssler CLASSIC)

CD92.111

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先日きいた「協奏曲 ニ長調 BWV972」と同じ、ヨーハン・エルンスト公子の依頼で編曲された、クラヴィーア用の協奏曲。この作品の原曲は、ヴィヴァルディの作品7の第2集第2番です。

CD : CD92.111(Hänssler CLASSIC)

CD92.111

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昨夕の猛烈な雷雨で、今夜は、いくぶんしのぎやすくなりました。涼しくなったぶん、音楽にも集中できるので、今日の一バッハは、「古今のフルート音楽の中でも、屈指の名作」(『バッハ事典』)を、楽譜をみながら、解釈に凝った演奏できくことにします。

有田正広、クイケン、ハーツェルツェットといった、名手たちの演奏もすばらしいのですが、今日きく演奏は、ブリュッヘンによるもの。フルート奏者というより、解釈者としてのブリュッヘンの演奏がききものです。チェンバロはレオンハルトです。

CD : SB2K 60718(SONY CLASSICAL)

SB2K 60718

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昼食後のひととき、なぜか、この作品の第2楽章がききたくなったので、いくつかのCDから、モルテンセンとコンチェルト・コペンハーゲン(COCO)の軽快な演奏を選び、コーヒーを飲みながらきくことにします。

ところで、チェンバロを弾いているモルテンセン、ロンドン・バロックのメンバーとして来日したときの印象は、師のピノックにも通じる、いかにも好青年というものでした。

今年、COCOとともに来日したモルテンセン、ききにいくことができませんでしたので、プロフィールの写真でみると、ずいぶん雰囲気が変わっていました。それだけ、わたしも年をとったということなのですが……。

なお、この作品の原曲は、「ヴァイオリン協奏曲 第1番 イ短調 BWV1041」です。

CD : 777248-2(cpo)

777248-2

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猛暑日が続く京都ですが、朝は、わずかながらも秋めいた感じになってきました。とにかく、涼しいうちに今日の一バッハということで、今朝は「平均律クラヴィーア曲集 第1巻」の第8番をきくことにします。レヴィンのクラヴィコードによる演奏です。

CD : CD92.116(Hänssler CLASSIC)

CD92.116

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今日の一バッハできいた「協奏曲 ニ長調 BWV972」は、ヴィヴァルディの協奏曲集「調和の霊感」作品3に収録された曲。また、以前にきいた「協奏曲 イ短調 BWV593」も同じ作品3の第8番です。

この作品3は、お気に入りの作品が多数収録されていて、頻繁にきいています。ホグウッド旧盤、ピノック、ホグウッド新盤と、どれもな好きな演奏ですが、最近は、ダントーネ盤かビオンディ盤(写真)できくことがもっぱら。

イタリアの演奏家たちによる、しなやかで、自在で、艶やかで、そして雄弁な演奏が、当時、この作品3の人気がきわめて高かったことを、演奏によって再認識させてくれます。

ヴィヴァルディを含めた、バッハのイタリア体験が、その後のバッハに多大な影響を与えたということなら、もしそれがなかったら、以後の作品はどんなものになっていたのか。この作品3をききながら、思い巡らしたりしています。

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昨夜雨が降ったためか、今朝はいくぶん過ごしやすい気候です。こういうときは、爽やかに一バッハということで、「協奏曲 BWV972」をききます。この作品の原曲は、ヴィヴァルディの「調和の霊感」作品3の第9番で、「協奏曲 変ロ長調 BWV982」と同じく、ヨーハン・エルンスト公子の注文で、バッハがクラヴィーア用に編曲した作品です。

CD : CD92.111(Hänssler CLASSIC)

CD92.111

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