毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




一昨日からきいている、平野智美の「バッハ × ピアソラ」(2022年録音)。前半バッハ、後半アストル・ピアソラというアルバムで、収録曲中バッハのみを順に楽しんでいます。今日きくのは「平均律クラヴィーア曲集 第2巻」のプレリュードとフーガ第18番(BWV887)。平野が弾くのは、ジョエル・カッツマンの2003年製のチェンバロ(ヨハネス・ルッカースの1638年製にもとづく)です。

CD : ALCD-9243(ALM RECORDS)

ALCD-9243

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今日きくのは昨日と同じく平野智美の「バッハ × ピアソラ」で、アルバムの収録順どおり、「平均律クラヴィーア曲集 第2巻」のプレリュードとフーガ第15番(BWV884)です。平野が弾いているのは、パスカル・ジョゼフ・タスカンにもとづく、マイケル・ジョンソンの1999年製のチェンバロ。録音は2022年です。

CD : ALCD-9243(ALM RECORDS)

ALCD-9243

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今日からきいていくのは、平野智美の「バッハ × ピアソラ」。プログラムは表題のとおり、前半にバッハ、後半はアストル・ピアソラというアルバムで、2022年の録音。収録されたバッハは、チェンバロ協奏曲第1番(BWV1052)、「平均律クラヴィーア曲集 第2巻」からプレリュードとフーガ第15番(BWV884)と第18番(BWV887)、「同第1巻」からプレリュード第1番(BWV846)です。これからきくのは収録順どおり、チェンバロ協奏曲第1番。平野のチェンバロのほか、ヴァイオリンが長岡聡季と大光嘉理人、ヴィオラが吉田篤、チェロが懸田貴嗣、コントラバスが西澤誠治という6人での演奏です。演奏は奇をてらうようなところはまったくなく、自然体できかせてくれます。

CD : ALCD-9243(ALM RECORDS)

ALCD-9243

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今日これから楽しむのは、濱田あやの「ゴルトベルク変奏曲」(BWV988)。同変奏曲はアリアと30の変奏曲からなり、「クラヴィーア練習曲集 第4部」として1741年に出版されました。すでに早起きして第15変奏(5度のカノン)まできているので、じっさいにこれからきくのは第16変奏(序曲)からです。濱田の録音は2023年。弾いているのはヨハネス・ルッカースの1624年製チェンバロ(ウンターリンデン美術館所蔵)で、演奏も録音もきわめて美しく、楽しめます。また、クリストフ・ヴォルフらが筆をとった解説(濱田訳)も充実。

CD : EVCD098(Evidence Classics)

EVCD098

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四旬節第2日曜日にきくのは、同第1日曜日にもきいた2人、フレデリク・ドゥルセル(ヴァイオリン)とシンディ・カスティーヨ(オルガン)によるヴァイオリン・ソナタ第6番です。このソナタは2022年録音の「Träume und Erwachen」(PARATY PTY1423222)にソナタ第4番とともに収録。夢中のようだった第4番とくらべ、そこから覚醒したような清々しさ、溌剌さがあります。

PTY142322

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今日これからきくのは、スミ・ジョー(チョ・スミ)による「御身がともにあるならば」(BWV508)です。この歌唱が収録されているのは、ソプラノのためのアリア集「Only Bach」(Deutsche Grammophon 4811007)で、2012年の録音。ジョーは1962年生まれの韓国のソプラノ歌手で、アルバムの録音には、ギターのマルコ・ソシアス(BWV508での伴奏)、ヴァイオリンのキム・スーヤン、オーボエのクリスティアン・ホンメルも参加しています。

「御身がともにあるならば」は「アンナ・マグダレーナ・バッハのためのクラヴィーア小曲集」(第2巻)に所収。原曲はゴットフリート・ハインリヒ・シュテルツェルのオペラ「ディオメデス」(1718年初演)のアリアで、ソプラノ、弦楽と通奏低音という編成です。アンナ・マグダレーナが記帳したのは、ソプラノと通奏低音に編曲したもので、この編曲はバッハの手になるものかもしれませんが、編曲者については究明されていません。

4811007

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今週の火曜日からきいてきた、ロイ・グッドマンとブランデンブルク・コンソートの「Bach: The Four Orchestral Suites」。アルバムは1990年の録音で、管弦楽組曲(序曲)とカンタータのシンフォニア楽章をそれぞれ4曲収録しています。これから楽しむのは番号順どおり管弦楽組曲第4番(BWV1069)。近年は初期稿での演奏もふえていますが、グッドマンたち演奏はトランペットとティンパニが追加された一般的な稿によっています。なお、この第4番のあとアルバムの最後を飾るのは、カンタータ「われら汝に感謝す、神よ、われら汝感謝す」のシンフォニア(無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番のプレリュードから編曲)です。

CD : CDA66701/2(hyperion)

CDA66701/2

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雲が低く、どんよりとした朝にきくのは、雲を吹きちらすような輝きのある、管弦楽組曲第3番(BWV1068)です。演奏は第1番、第2番と同じく、ロイ・グッドマンとブランデンブルク・コンソート(1990年録音)。スティーヴン・ダウの解説によると、根拠はないとしながらも、第3番は「おそらく、フランス風序曲をともなうアンサンブル組曲としては最初期のもの」とのことです。

CD : CDA66701/2(hyperion)

CDA66701/2

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昨日からききはじめた、ロイ・グッドマンとブランデンブルク・コンソートの「Bach: The Four Orchestral Suites」(1990年録音)。アルバムには、カンタータのシンフォニアをはさみ、管弦楽組曲(序曲)が番号順に収録されていて、今日はその順どおり第2番(BWV1067)を楽しみます。第2番はフルートのための室内協奏曲という趣の曲で、グッドマンたちの録音ではレイチェル・ブラウンが優美な独奏をきかせます。

CD : CDA66701/2(hyperion)

CDA66701/2

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今日からきいていくのは、ロイ・グッドマンとブランデンブルク・コンソートの「Bach: The Four Orchestral Suites」です。1990年録音のアルバムには、管弦楽組曲(序曲)4曲と、カンタータのシンフォニア4曲が収録されており、ここでは管弦楽組曲のみ収録順=番号順に楽しみます。ということで、これからきくのは管弦楽組曲第1番(BWV1066)です。

CD : CDA66701/2(hyperion)

CDA66701/2

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朝から小雨の降る月曜日にきくのは、ミヒャエル・マルティン・コフラーとレジーネ・コフラーの「Jeux à Deux」(GENUIN classics GEN 11196)。このアルバムにはバッハのほか、モーツァルト、ショパン、イベール、ベルトミュー、フォーレ、トゥルニエ、ロッシーニ、サンサーンスと9人の作曲家の曲を収録。ミヒャエル・マルティンは1966年生まれのドイツのフルート奏者、レジーネは1971年生まれのドイツのハープ奏者で、夫妻共演の録音(2008年)です。これから楽しむのはハ長調のフルート・ソナタ。フルートとハープはとても相性がよく、コフラー夫妻の関係もそうなのだろうと想像してしまいます。

GEN 11196

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四旬節第1日曜日にきくのは、フレデリク・ドゥルセルとシンディ・カスティーヨの「Träume und Erwachen」(PARATY PTY1423222)です。表題は収録曲「夢と目覚め」(ジャン・ピエール・ドゥルーズ)からとられており、バッハの2曲のヴァイオリン・ソナタを「夢と目覚め」の前奏曲、間奏曲、後奏曲ではさんだプログラム。これからきくのはハ短調のヴァイオリン・ソナタ(第4番)で、ヴァイオリンはドゥルセル、オルガンはカスティーヨです。その演奏はまさに夢中のよう。来週の四旬節第2日曜日は目覚めにあたる第6番を楽しむ予定。録音は2022年です。

PTY142322

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昨日からきいている、マルセル・ヴォルムスの「raupner meets Bach」(Zefir Records ZEF 9699)。今日きくのはアルバム掉尾に収録されているパルティータ第6番です。昨日の第2番もそうですが、ヴォルムスの演奏では、ダイナミクスは小幅。強強や弱弱のない、強から弱の幅でで、じつにおだやかに弾いています。弾いているピアノはスタインウェイ D 470340。録音は2022年、2023年です。

ZEF 9699

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今日と明日きくのは、マルセル・ヴォルムスの「raupner meets Bach」(Zefir Records ZEF 9699)です。アルバムに収録されているのは表題どおり、クリストフ・グラウプナーとバッハのパルティータ。アルバムの主役はグラウプナーで7曲、バッハは2曲です。ここできくのはバッハのみ。今日はパルティータの第2番(BWV826)を楽しみます。ヴォルムスは1951年生まれで、アムステルダムのスウェーリンク音楽院で学んだピアノ奏者。ピアノはスタインウェイ D 470340で、録音は2022年と2023年です。

ZEF 9699

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これから楽しむのは、オーストラル・ハーモニーの「Harmonische Freude」から、オーボエとオルガンのためのソナタです。原曲はオルガンのためのソナタ第3番(BWV527)で、オーボエはジェーン・ダウナー、チェンバー・オルガンはピーター・ヘイゲン(ともにオーストラリアの奏者)。アルバム「Harmonische Freude」(「調和の喜び」あるいは「音楽の喜び」)は2014年の録音。副題に「Works for Baroque Oboe, Trumpet and Chamber Organ」とあるように、オーボエとオルガンだけでなく、サイモン・デスブルスライスのトランペットもくわえ、バッハとその弟子たちを中心とした音楽が収録されています。

CD : CHAN 0809(Chandos Records)

CHAN 0809

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