毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




今日からきいていくのは、ジョナサン・マンソン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)とトレヴァー・ピノック(チェンバロ)による4曲のガンバ・ソナタです。マンソンはカーティス・ブライアント製作(1978年)の7弦ガンバ、ピノックはデイヴィッド・ウェイ製作(1982年)のチェンバロ(エムシュによる)を弾いての録音。きいていくのは収録順とし、まず楽しむのはト短調のソナタ(BWV1029)です。

CD : AV2093(Avie Records)

AV2093

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復活節前第5日曜日(四旬節第2日曜日)にきくのは、先週にひき続き、ハンス・ファーイウスのオルガン。今日きくのは「オルガン小曲集」所収の受難節のためのコラール、「キリスト、汝 神の小羊」(BWV619)です。ファーイウスの弾くのは、スウェーデンのマリエフレッド教会、オロフ・シュヴァンによるオルガン(1787年建造、1887年と1935年に改修)。録音は1986年です。

CD : BIS-CD-329/30(BIS Records)

BIS-CD-329/30

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今週のバッハは、アントニー・ウォーカーとオーケストラ・オブ・ジ・アンティポディーズによる「ブランデンブルク協奏曲集」を、番号順=収録順に楽しんできました。録音は2003年におこなわれており、その時点におけるピリオド楽器演奏の成熟を示すすぐれたものです。ただし、きわだった個性のようなものはありませんが。それはともかく、これから楽しむのは第6番(BWV1051)。ここでのアンサンブルの指揮は第5番と同じく、チェンバロのエリン・ヘルヤードが務めています。

CD : 476 1923(ABC Classics)

476 1923

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これから楽しむのは、アントニー・ウォーカーとオーケストラ・オブ・ジ・アンティポディーズによるブランデンブルク協奏曲第5番(BWV1050)です。独奏者は、フルートがメリッサ・フェロー、ヴァイオリンがアンナ・マクドナルド、チェンバロがエリン・ヘルヤード。ほかリピエーノは4名(第2楽章は休止)で、ここでアンサンブルの指揮をとるのはヘルヤードです。そのヘルヤードのカデンツァ(第1楽章)は、緩急自在(タメからの急加速など)で、とてもおもしろくきくことができます。録音は2003年です。

CD : 476 1923(ABC Classics)

476 1923

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今週のきいているのは、アントニー・ウォーカーとオーケストラ・オブ・ジ・アンティポディーズによる「ブランデンブルク協奏曲集」です。2003年に録音されたCDには、ブランデンブルク協奏曲6曲のほか、カンタータのシンフォニア楽章も8曲収録されていますが、それらは別の機会にし、これからは順番どおり第4番(BWV1049)を楽しみます。独奏は、リコーダーがハンス・ディーター・ミハツとフレデリック・モーガン、ヴァイオリンはアンナ・マクドナルド。ほかアンサンブルは6名です。

CD : 476 1923(ABC Classics)

476 1923

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今宵きくのは、レオナルド・ガルシア・アラルコンたちによるアストル・ピアソラの音楽。アルゼンチンの音楽家であるアラルコンのCD(AMBRONAY AMY034)は、タンゴの巨匠であるピアソラ、アニバル・トロイロと、クラウディオ・モンテヴェルディの作品が並べられたプログラム。現代と17世紀前半の楽器、そして音楽が違和感なく同化した、とてもおもしろいCDです。ピアソラは2021年が生誕100年という記念の年でもあり、CDから何曲が選んで楽しむことにします。

AMY034

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これから楽しむのは、オーケストラ・オブ・ジ・アンティポディーズによる、ブランデンブルク協奏曲第3番(BWV1048)です。収録されているのは2003年録音のCDですが、これまできいた第1番、第2番とことなり、アントニー・ウォーカーの指揮ではなく、ヴァイオリンのアンナ・マクドナルドがアンサンブルの指揮をとっています。第2楽章のアダージョは、和音上で、ヴァイオリンがみじかく即興しています。

CD : 476 1923(ABC Classics)

476 1923

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昨日に続き今日もきくのはアントニー・ウォーカーとオーケストラ・オブ・ジ・アンティポディーズによる6曲のブランデンブルク協奏曲(2003年録音)で、これから楽しむのは第2番(BWV1047)です。独奏者は、トランペットがウィル・ロース、リコーダーがハンス・ディーター・ミハツ、オーボエがアントニー・チェスターマン、ヴァイオリンがアンナ・マクドナルド。これに7名の奏者がくわわっての演奏です。

CD : 476 1923(ABC Classics)

476 1923

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今週きいていくのは、アントニー・ウォーカーとオーケストラ・オブ・ジ・アンティポディーズによる6曲のブランデンブルク協奏曲。2003年に録音されたCDには、同協奏曲6曲のほかに、カンタータのシンフォニアが8曲収録されていますが、きくのは協奏曲6曲のみです。ブランデンブルク協奏曲の収録は番号順どおりで、ここでも第1番(BWV1046)から順に楽しむことにします。アンティポディーズは、指揮者のウォーカーが2001年に結成した、オーストラリアのピリオド楽器オーケストラ。この第1番は18名で編成されています。

CD : 476 1923(ABC Classics)

476 1923

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復活節前第6日曜日(四旬節第1日曜日)にきくのは、ハンス・ファーイウスによる「おお、神の小羊、罪なくして」(BWV618)です。このオルガン・コラールは「オルガン小曲集」所収の受難節用7曲中の1曲。受難節まではまだ1か月以上ありますが、復活節前第6日曜日用のカンタータが伝承されていないための代替です。ファーイウスの弾くのは、マリエフレッド教会(スウェーデン)のオロフ・シュヴァンによるオルガン(1787年建造、1887年と1935年に改修)で、録音は1986年です。

CD : BIS-CD-329/30(BIS Records)

BIS-CD-329/30

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今週きいてきたのは、鈴木雅明が2018年に録音した「Masaaki Suzuki plays Bach Organ Works Vol.3」。収録曲中、自由曲(すべてハ調)のみを楽しんでおり、これからきくのはパッサカリアとフーガです。パッサカリアで提示される低音主題は、静寂の中からにじみ出てくるような弱音ではじまり、いきなりびっくりさせられます。フーガはゆったりしたパッサカリアとは対照的に推進力のあるもの。そのフーガのおわりまぎわ、響きの坩堝の中、フェルマータ付きの和音のあと、一瞬の静寂から、鈴木はさらりと即興を入れ、フーガをしめくくっています。弾いているのはフライベルク大聖堂(聖マリア大聖堂)のジルバーマン・オルガン(1714年建造)です。

CD : BIS-2421(BIS Records)

BIS-2421

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今日これからきくのは、ハ短調のプレリュードとフーガ。このBWV546は、ライプツィヒ時代の荘厳なプレリュードと、ヴァイマール時代の霊妙な主題によるフーガ(壮大に盛り上がります)が合体した作品です。オルガン演奏はこれまでと同じく鈴木雅明で、使用楽器はフライベルク大聖堂(聖マリア大聖堂)のゴットフリート・ジルバーマンのオルガン(1714年建造)。録音は2018年です。

CD : BIS-2421(BIS Records)

BIS-2421

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これから楽しむのは、鈴木雅明によるハ長調のトッカータ(BWV566a)です。このBWV566aは、BWV566(ホ長調のプレリュードとフーガ)の異稿。ハ長調稿は、バッハの弟子や知己のあった、ヨーハン・トビーアス・クレープスやヨーハン・ペーター・ケルナーの筆写譜で伝承されており、どちらも「フーガをともなうプレルーディウム」と題されています。部分の構成は、プレリュード―フーガ―プレリュード(とても華麗)―フーガという、プレリュードとフーガのくり返しとなっています。鈴木の録音は2018年で、フライベルク大聖堂(聖マリア大聖堂)のゴットフリート・ジルバーマンによるオルガン(1714年建造)を弾いています。

CD : BIS-2421(BIS Records)

BIS-2421

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昨日からききはじめた、鈴木雅明による「Masaaki Suzuki plays Bach Organ Works Vol.3」。2018年に録音されたCDの収録曲から、自由曲のみを収録順に楽しむ予定で、今日きくのはハ短調のファンタジーとフーガ(BWV537)です。ほの暗いファンタジーでは、いわゆる「ため息」の音型がいくどもあらわれ、対してフーガは決然とした主題がもちいられますが、半音階進行などファンタジーの悲痛さの余韻もあります。使用楽器は、フライベルク大聖堂(聖マリア大聖堂)のゴットフリート・ジルバーマン(1714年建造)のオルガンです。

CD : BIS-2421(BIS Records)

BIS-2421

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今日から週末まできいていくのは、鈴木雅明の「Masaaki Suzuki plays Bach Organ Works Vol.3」です。このCDにはバッハのオルガン作品が11曲収録。フライベルク大聖堂(聖マリア大聖堂)のゴットフリート・ジルバーマン・オルガン(1714年建造)を弾き、2018年に録音されています。収録曲のうちきくのは自由曲のみとし、ハ長調のプレリュードとフーガ(BWV531)から収録順に楽しんでいきます。

CD : BIS-2421(BIS Records)

BIS-2421

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