毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




もう暑い朝にきくのは、イーゴリ・キプニスによるイ短調のファンタジーとフーガ。キプニスは1930年生まれのアメリカの鍵盤楽器奏者(2002年死去)で、このBWV904は「Fantasias by Bach」と題されたアルバムに収録されたものです。10曲のファンタジー(幻想曲)は、チェンバロとクラヴィコードを弾きわけるかたちで収録されており、BWV904ではチェンバロが選択されています。

CD : Z6577(ARABESQUE)

Z6577

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まだまだ暑い夕方にきくのは、ステファニー・マリー・ドゥガンによる、無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータの第2番です。このBWV1004を収録したドゥガンのアルバムは、「無伴奏ヴァイオリンでたどる5世紀の旅」と題され、ハインリヒ・イグナーツ・フランツ・フォン・ビーバー(17世紀)からエリック・タンギー(21世紀)までの作曲家の無伴奏作品を、3挺のヴァイオリンをひきわけて録音したもの。ここできく有名なチャッコーナ(シャコンヌ)をふくむBWV1004は、18世紀の代表として収録されており、使用楽器はエゲディウス・クロッツによる1690年製のヴァイオリンです。

CD : INTRA002(Intrada)

INTRA002

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まだまだ日中の暑さがのこっていますが、京都市内も夕立があってわずかながら涼しくなっています。そんな夕べにきくのは、渡邊順生による「フランス様式による序曲」。このBWV831も、これまでと同じく、アラン・カーティス(追悼アラン・カーティス)、そして鍋島元子ゆかりのチェンバロで録音されたもので、この曲が先週末からきいてきたアルバムの最後となります。じっさいのアルバムでは、これが最初におかれており、グスタフ・レオンハルトに捧げられたアルバムの、文字通り序曲となっています。

CD : ALCD-1132(ALM RECORDS)

ALCD-1132

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渡邊順生が、アラン・カーティス(追悼アラン・カーティス)と鍋島元子ゆかりのチェンバロを弾き録音したアルバム。先週末からは、この「グスタフ・レオンハルトの思い出に捧ぐ」と副題されたアルバムを楽しんでいます。これからきくのはホ短調のトッカータ。多部分からなるその音楽には、形式にあまりとらわれない、若き日のバッハの息吹が横溢しています。

CD : ALCD-1132(ALM RECORDS)

ALCD-1132

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今週のバッハは、まず前半は、先週アルバム中の1曲をきいた渡邊順生のチェンバロで楽しみます。「グスタフ・レオンハルトの思い出に捧ぐ」と副題されたアルバムは、今年7月15日に亡くなったアラン・カーティス(追悼アラン・カーティス)がかつて所蔵していたチェンバロを演奏して録音されたものです。今日これからきくのは、「メラー手稿譜集」によって伝承されているカプリッチョ「最愛の兄の旅立ちに寄せて」(BWV992)。これを演奏しているときの渡邊にとって、「最愛の兄」は、亡くなった偉大な先達レオンハルトだったかもしれません。

CD : ALCD-1132(ALM RECORDS)

ALCD-1132

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三位一体節後第8日曜日にきくのは、ジョン・エリオット・ガーディナーたちによる「人よ、汝はさきに告げられたり、善きことの何なるか」です。このBWV45は、1726年8月11日に初演された2部からなるカンタータで、同年5月よりテキストとしてもちいていた詩集「ルードルシュタット詩華撰」によっています。ガーディナーたちのCDはバッハ・カンタータ巡礼のひとつで、2000年の録音。いつものように、イングリッシュ・バロック・ソロイスツとモンテヴェルディ合唱団との演奏で、独唱者は、ロビン・タイソン、クリストフ・ゲンツ、ブラインドリー・シャラットです。

CD : SDG 147(SDG)

SDG 147

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これからきくのは、渡邊順生による半音階的幻想曲とフーガ。このBWV903の幻想曲は、とても即興的なのですが、渡邊の解説によると、「よく観察してみると、そのような印象とは裏腹に、細部まで実に緻密な設計が行われている」とのことです。つまり、じつにバッハらしい作品ということができるでしょう。同曲が収録されたアルバムは、「グスタフ・レオンハルトの思い出に捧ぐ」と副題されており、楽器は「レオンハルトのチェンバロの兄弟楽器」、マルティン・スコヴロネックのドゥルケン・モデル(1963年製)がもちいられています。この楽器はかつてアラン・カーティス(追悼アラン・カーティス)が所蔵していたもので、鍋島元子(1936~1999年)をへて、現在は鍋島が設立した「古楽研究会」によって管理されています。

CD : ALCD-1132(ALM RECORDS)

ALCD-1132

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これからきくのは、アラン・カーティスによる「ゴルトベルク変奏曲」(BWV988)。カーティスは、先日の記事「追悼アラン・カーティス」でも紹介しましたが、バロック・オペラの復興に尽力した音楽家で、2015年7月15日に亡くなりました。カーティスには、もちろんバッハの録音もあり、今日はその中から「ゴルトベルク」をきくことにします。録音は1978年、楽器は、クリスティアン・ツェルの1728年製(マルティン・スコヴロネックが1972年に修復)のチェンバロです。

CD : CDM 7 63062 2(EMI)

CDM 7 63062 2

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ベネデク・チャログとミクローシュ・シュパーニによるフルート・ソナタ、今週はこれまで、この二人のアルバムから収録順に楽しんできました。収録曲の前半2曲はフルートとクラヴィコード、後半2曲はフルートとフォルテピアノとなっており、これからきくロ短調のソナタも後者の編成です。使用楽器は、フルートがフィリップ・アラン・デュプレ製作(ヨーハン・ヨーアヒム・クヴァンツの1740年ごろ製作)、フォルテピアノはミヒャエル・ヴァルカー製作(ゴットフリート・ジルバーマンの1749年製)です。

CD : RAM 0404(RAMÉE)

RAM 0404

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バロック・オペラの復興、とりわけヘンデルのオペラ復興に功績のあった、アラン・スタンリー・カーティスが、2015年7月15日に亡くなりました。カーティスは、グスタフ・レオンハルトに学び、鍵盤楽器奏者、指揮者、音楽学者として、さまざまな業績をのこしています。とくに前記のようにバロック・オペラの復興に力を注ぎ、モンテヴェルディ、ポルポラ、ヴィヴァルディ、ヘンデルなどのオペラを精力的にとりあげていました。今日はそうしたカーティスへの追悼として、その録音の中から何かきいてみたいと思っています。

追悼としてふさわしいのは、やはりその功績を鑑みて、多数あるオペラの録音でしょう。が、オペラ丸ごとだと時間も必要なので、選んだのはジモーネ・ケルメスらをフィーチャーしたヘンデルのアリア集「La Maga Abbandonata: Famous Handel Arias」(deutsche harmonia mundi 74321 95644 2)です。「見捨てられた魔女」と題されたCDには、オペラに登場する魔女たちのアリアが収録されており、これから何曲か楽しみたいと思います。なお、アンサンブルは手兵のイル・コンプレッソ・バロッコ。録音は2002年です。

74321 95644 2

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ベネデク・チャログとミクローシュ・シュパーニの演奏できいているフルート・ソナタ。昨日まではフルートとクラヴィコードという編成でしたが、今日からはフルートとフォルテピアノという編成にかわります。これからきくのはイ長調のソナタ。フォルテピアノはクラヴィコードと同じく情感の表出にすぐれており、さらに音量的にも豊かでフルートとのバランスもとれています。やはり、こちらの編成のほうがしっくりきますね。なお、フォルテピアノは ミヒャエル・ヴァルカー製作(ゴットフリート・ジルバーマンの1749年製)。フルートもこれまでとかわって、フィリップ・アラン・デュプレ製作(ヨーハン・ヨーアヒム・クヴァンツの1740年ごろ製作)のものとなっています。

CD : RAM 0404(RAMÉE)

RAM 0404

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昨日からききはじめた、ベネデク・チャログとミクローシュ・シュパーニによるフルート・ソナタ。今日きくのはホ短調のソナタで、フルートとクラヴィコードでの演奏です。このBWV1034も、昨日のBWV1035のどちらも、フルートと通奏低音のためのソナタ。ふつうならフルート、チェロ、チェンバロというような編成となるところですが、低音楽器はシュパーニのクラヴィコードのみです。表情豊かなクラヴィコードですが、フルートとの音量のバランスはやや悪いように思えます。

CD : RAM 0404(RAMÉE)

RAM 0404

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今週きいていくのは、ベネデク・チャログとミクローシュ・シュパーニによるフルート・ソナタです。チャログ(フルート)、シュパーニ(クラヴィコードまたはフォルテピアノ)はともにハンガリーの奏者で、二人が2004年に録音したアルバムから、収録順にきいてくことにします。初日の今日きくのはホ長調のソナタ。シュパーニはクアヴィコードとフォルテピアノを弾きわけていますが、このBWV1035ではクラヴィコードであわせています。そのクラヴィコードはオランダのヨリス・ポトフリーゲ製作の楽器(1770年ころのザクセン・モデル)で、フルートはルドルフ・トゥッツ製作の楽器(18世紀後半のフレンチ・ジャーマン・モデル)です。

CD : RAM 0404(RAMÉE)

RAM 0404

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三位一体節後第7日曜日にきくのは、トン・コープマンたちによるカンタータ「汝なんぞ悲しみうなだるるや」です。このBWV107(1724年7月23日初演)は、ヨーハン・ヘールマンの同名コラール全節(7節)によるコラール・カンタータ。コープマン指揮のもと、いつものアムステルダム・バロック管弦楽団と同合唱団、それに独唱者として、リサ・ラーション、クリストフ・プレガルディエン、クラウス・メルテンスが参加しています。録音は2000年です。

CD : CC 72212(Challenge Classics)

CC 72212

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これからきくのは、エリザベス・ウォルフィッシュたちによるヴァイオリン協奏曲(チェンバロ協奏曲第1番から再構成)。今週は昨日までオーボエのための復元協奏曲をきいており、今日もその流れで復元協奏曲を選んでみました。ウォルフィッシュは、オーケストラ・オブ・ジ・エイジ・オブ・エンライトゥンメントとの録音もありますが、ここできくのはジャネット・ソレル率いるアポロズ・ファイアとの録音です。アンサンブルは、ヴァイオリンが7名、ヴィオラが2名、チェロが2名、コントラバスが1名、チェンバロが1名という編成。録音は2005年です。

CD : AV2207(Avie Records)

AV2207

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