今週は主に、オーレル・ニコレとカール・リヒターが共演したフルート・ソナタ(ARCHIV PRODUKTION 427 113-2)を、収録順に楽しんできました。アルバムの最後に収録されているは、イ短調のパルティータで、もちろんニコレのみの演奏です。ニコレは、ほぼ16分音符でできているアルマンドを、フレーズを長くとり、速いテンポで吹いています。ほかの舞曲も、奇をてらうようなとこころがなく、じつに気品があります。
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