毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




これからきくのは、待降節のためのオルガン・コラール「神よ、汝の慈しみによりて」。このBWV600は、「神の御子は降りたまえり」の別題をもち、こちらの題のほうが待降節を想像しやすいですね。演奏は昨日に続き、ヘルムート・ヴァルヒャです。

CD : 463 712-2(ARCHIV PRODUKTION)

463 712-2

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今日から木曜日までは、ヘルムート・ヴァルヒャの「BACH The Organ Works」から、時節にあわせたオルガン・コラールをきくことにします。これからきくのは、待降節のための「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」。昨日きいた同名のカンタータには、このBWV599の原コラールがあらわれます。

CD : 463 712-2(ARCHIV PRODUKTION)

463 712-2

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これからきくカンタータは、待降節第1日曜日のための「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」。同名のカンタータに、ヴァイマール時代の1714年12月2日に初演されたBWV61がありますが、こちらのBWV62は、ライプツィヒ時代の1724年12月3日に初演されたコラール・カンタータです。ガーディナーたちによる録音(2000年)は、期待にざわめくようなコラール合唱からしてらしいもの。それにしても、月日のたつのは早いもので、あっというまに教会暦もひとめぐりしてしまいました。

CD : SDG 162(SDG)

SDG 162

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これからきくのは、オッターヴィオ・ダントーネ(チェンバロ)とアカデミア・ビザンチナによるニ短調のチェンバロ協奏曲です。フジテレビ系列で放送される「2夜連続 松本清張スペシャル 球形の荒野」のCMが流されるたびに、このBWV1052のさわりをきかされて(といってもピアノ協奏曲としてですが)、さすがに気になってしまい、ちゃんときいておくことにしました。

CD : 475 9355 3(L'Oiseau Lyre)

475 9355 3

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ムジカ・アンティクヮ・ケルンによるバッハのヴァイオリン・ソナタ、これからきくのはBWV1021です。このト長調のソナタは、BWV1022、BWV1038と同一の低音にもとづいたもので、「他の2曲と比べて曲が短く発展性に乏しいところから、3曲中、最初に書かれたと思われる」(『バッハ事典』)とのこと。ヴァイオリンはラインハルト・ゲーベル、そして、チェロはヤープ・テル・リンデン、チェンバロはヘンク・ボウマンです。

CD : 447 713-2(ARCHIV PRODUKTION)

447 713-2

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ムジカ・アンティクヮ・ケルンの演奏できいているヴァイオリン作品、今朝きくのはBWV1025です。組曲の構成は、ファンタジア、クーラント、アントレ、ロンドー、サラバンド、メヌエット、アレグロというもの。「Ch.ヴォルフは、息子フリードリヒの作曲の勉強に、バッハがS.L.ヴァイスの作品の編曲をしたものではないかと見ている」(『バッハ事典』)ようです。演奏はひき続き、ゲーベル(ヴァイオリン)とヒル(チェンバロ)です。

CD : 447 713-2(ARCHIV PRODUKTION)

447 713-2

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ヨーハン・ゴットリープ・グラウンは、1703年生まれ(没年は1771年)の音楽家。バッハとは面識もあったようですが、世代としては長男フリーデマンに近く、すぐれたヴァイオリン教師として名を馳せていました(フリーデマンにもヴァイオリンを教えたようです)。これからきく、イリヤ・コロル(ヴァイオリン)、マルティン・ハーゼルベック指揮ウィーン・アカデミーによるニ短調のヴァイオリン協奏曲(cpo 999887-2)は、ヴァイオリンの名手であったグラウンらしい作品です。

999887-2

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一昨日、昨日に続き、今日もムジカ・アンティクヮ・ケルンによるヴァイオリン作品。これからきくのは、ヨーハン・ゴットフリート・ヴァルターの筆写譜で伝えられる単一楽章のフーガで、このBWV1026は「ヴァイマル時代前期、1712年以前の作であろうと推測され」(『バッハ事典』)ています。演奏は、ラインハルト・ゲーベル(ヴァイオリン)とロバート・ヒル(チェンバロ)です。

CD : 447 713-2(ARCHIV PRODUKTION)

447 713-2

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これからきくのは、バッハの息子か弟子によるとみられるBWV1022。これはBWV1021(ヴァイオリン・ソナタ)と同一の通奏低音ですが、ヴァイオリンはBWV1038(トリオ・ソナタ)のヴァイオリン・パート、チェンバロの左手はBWV1038のフルート・パートをもとにしたものです。ヴァイオリンはゲーベル、チェンバロはヒルです。

CD : 447 713-2(ARCHIV PRODUKTION)

447 713-2

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今日からしばらくは、ムジカ・アンティクヮ・ケルン(MAK)による、ヴァイオリン・ソナタをきいていきます。これからきくのはBWV1020で、これはフルート・ソナタとしてもよく知られている作品(おそらくエマヌエル・バッハによる)。ただし、MAKは資料の指示どおり、ヴァイオリン(ラインハルト・ゲーベル)とチェンバロ(ロバート・ヒル)で演奏しています。

CD : 447 713-2(ARCHIV PRODUKTION)

447 713-2

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これからきくのは、三位一体節後第25日曜日のためのカンタータ「汝らに怖ろしき終わり熟しつつあり」です。このBWV90は1723年11月14日に初演された「室内楽的カンタータ」(『バッハ事典』)で、アリア、レチタティーヴォ、アリア、レチタティーヴォ、コラールというつつましい構成。アリアは迫力あるもので、ガーディナーたちは、きわめて力強く演奏しています。しかし、最後のコラールは一転、心にしみいるような静かな歌唱で、これはいかにもガーディナーらしいもの。

CD : SDG 110(SDG)

SDG 110

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コレギウム・アウレウムの演奏で、番号順にきいてきたブランデンブルク協奏曲も、これからきく変ロ長調の第6番で最後です。BWV1051でもこれまでと同じように、ヴィヴラートのつけかたなど、その演奏は時代を感じさせるものですが、それを気にしなければ、それなりに楽しむことができます。

CD : BVCD-38030/1(BMG ジャパン)

BVCD-38030/1

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明日の仕事のための資料整理もおえ、ちょと時間があいたので、これからバッハと同時代に生きた音楽家、ヨーハン・ゲオルク・ピゼンデルによる作品を楽しむことにします。きくのは変ロ長調のシンフォニアで、演奏はバツドルファー・ホーフカペッレ(ACCENT ACC 24202)。このCDは「ドレースデン宮廷のオーボエ協奏曲集」と題されていて、ピゼンデルが席をおいていたドレースデンの宮廷楽団のためとみられる、ピゼンデルの写本による器楽曲集です。これからきくシンフォニアは、バッハの息子たちのシンフォニアを彷彿させる様式をもっています。

ACC 24202

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コレギウム・アウレウムによるブランデンブルク協奏曲、これからきくのはニ長調の第5番です。このBWV1050でチャンバロを奏いているのはレオンハルト。レオンハルトのBWV1050といえば、すぐに思いだすのが、映画「アンナ・マグダレーナ・バッハの年代記」です。映画はレオンハルト扮するバッハが奏くBWV1050のカデンツァではじまる印象的なもので、映画とこのCDの録音は、ほぼ同時期にあたり、どちらも品格のあるすぐれた演奏を楽しむことができます。

CD : BVCD-38030/1(BMG ジャパン)

BVCD-38030/1

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月曜日から順にきいているコレギウム・アウレウムのブランデンブルク協奏曲、今日きくのはト長調の第4番です。コレギウム・アウレウムの録音は、いまから半世紀近くもまえのものなので、いまからすると、演奏様式もちがいますし、録音の状態もよいとはいえません。しかし、録音当時でみれば、これはこれで先進的なもので、BWV1049ではリコーダーではなく、フルートでの演奏が一般的でした。

CD : BVCD-38030/1(BMG ジャパン)

BVCD-38030/1

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