毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




これからきくのは、室内楽編曲による「おお人よ、汝の大いなる罪を嘆け」(BWV622)です。BWV622は受難節ためのオルガン・コラールで、このブログでも紹介しているように、しばしば室内楽編曲でも録音されます。ここでの演奏は、2017年録音の「Speculation On J.S. Bach: Reconstructed Chamber Music And Chorals」(アルバムは2023年7月7日と8日にも紹介)に収録されたもの。ミヒャエル・フォルム(リコーダー)、エティエンヌ・フルティエール(ヴォオラ・ダ・ガンバ)、ディルク・ベルナー(チェンバロ)による、瞑想的、かつ雄弁な演奏です。

CD : PC 10384(PAN CLASSICS)

PC 10384

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先週末にパッサカリアとフーガをきいた、シモン・ピエール・ベスティオンとラ・タンペートのアルバム「Bach minimaliste」(2022年録音)。今日きくのも同アルバムからで、「汝の御座の前に、われいま進み出で」(BWV668)です。パッサカリアもそうでしたが、このコラールも弦楽アンサンブルでの演奏です。なお、アルバムにはチェンバロ協奏曲第1番(BWV1052)も収録されています。しかし、ざんねんながら第1楽章と第3楽章のみです。

CD : Alpha 985(Alpha)

Alpha 985

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今日これから楽しむのは、シモン・ピエール・ベスティオンとラ・タンペートによるパッサカリアとフーガ(BWV582)です。同曲はベスティオンたちが2022年に録音した「Bach minimaliste」に収録。いうまでもなくパッサカリアとフーガはオルガン曲ですが、アルバムでは弦楽アンサンブルによって演奏されています(編曲はベスティオン)。パッサカリアとフーガは、オットリーノ・レスピーギやレオポルド・ストコフスキーによる、こってりした管弦楽編曲もきくことができますが、ベスティオンたちのものはそれとは一線を画した、すっきり、美しいもの。なお、録音にはヴァイオリン奏者の依田幸司が参加しています。

CD : Alpha 985(Alpha)

Alpha 985

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これから楽しむのは、オーストラル・ハーモニーの「Harmonische Freude」から、オーボエとオルガンのためのソナタです。原曲はオルガンのためのソナタ第3番(BWV527)で、オーボエはジェーン・ダウナー、チェンバー・オルガンはピーター・ヘイゲン(ともにオーストラリアの奏者)。アルバム「Harmonische Freude」(「調和の喜び」あるいは「音楽の喜び」)は2014年の録音。副題に「Works for Baroque Oboe, Trumpet and Chamber Organ」とあるように、オーボエとオルガンだけでなく、サイモン・デスブルスライスのトランペットもくわえ、バッハとその弟子たちを中心とした音楽が収録されています。

CD : CHAN 0809(Chandos Records)

CHAN 0809

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先週末にひき続き今週もきくのは、ジュリアン・マーティンとオリヴィエ・フォルタンの「Bach Transcriptions」です。これからきくのはホ短調のソナタ(BWV527)。オルガンのためのソナタはじつに多くの編曲で録音されていますが、ここではリコーダー(マーティン)とチェンバロ(フォルタン)のための編曲です。録音は2021年におこなわれています。

CD : Alpha 939(Alpha)

Alpha 939

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今週きいてきたのは、テンペスタ・デ・マーレ(フィラデルフィア・バロック・オーケストラ)の「Bach: Six Trio Sonatas」。2013年に録音されたアルバムから収録順=番号順に楽しんできて、今日これからきくのはソナタ第6番(BWV530)です。原曲はト長調のオルガンのためのソナタ。この第6番では移調なしで編曲されています。奏者は、グウィン・ロバーツ(シックスス・リコーダー[二調のソプラノ・リコーダー])、エムリン・ガイ(ヴァイオリン)、カリーナ・シュミッツ(ヴァイオリン)、リサ・テリー(チェロ)、リチャード・ストーン(リュート、編曲)、アダム・パール(チェンバロ)と、昨日に続き録音参加のフルメンバーが参加し、楽しく掉尾を飾ります。

CD : CHAN 0803(Chandos Records)

CHAN 0803

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テンペスタ・デ・マーレ(フィラデルフィア・バロック・オーケストラ)チェンバー・プレイヤーズが2013年に録音した「Bach: Six Trio Sonatas」。今週はこのアルバムの収録曲を順番に楽しんでおり、これからきくのはソナタ第5番(BWV529)です。原曲のオルガンのためのソナタはハ長調ですが、リチャード・ストーンは室内楽編曲にあたってヘ長調に移調しています。演奏はグウィン・ロバーツ(アルト・リコーダー)、エムリン・ガイ(ヴァイオリン)、カリーナ・シュミッツ(ヴィオラ)、リサ・テリー(チェロ)、アダム・パール(チェンバロ)、ストーン(リュート)と録音メンバー全員が参加しており、楽章で編成を変えています。

CD : CHAN 0803(Chandos Records)

CHAN 0803

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テンペスタ・デ・マーレ(フィラデルフィア・バロック・オーケストラ)チェンバー・プレイヤーズの演奏できいている6曲のトリオ・ソナタ。6曲が収録された「Bach: Six Trio Sonatas」(2013年録音)から順にきいており、これから楽しむのはソナタ第4番(BWV528)です。原曲はこれまでと同じくオルガンのためのソナタで、室内楽編曲にあたって、原調のハ短調はニ短調に移調されています。第4番の編成は、リュート(リチャード・ストーン)とチェンバロ(アダム・パール)。これはなかなか珍しい編成(というか唯一かも)で、とてもセンスのよい編曲だと感じます。編曲はリュートのストーンです。

CD : CHAN 0803(Chandos Records)

CHAN 0803

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今週のバッハは、テンペスタ・デ・マーレ(フィラデルフィア・バロック・オーケストラ)の「Bach: Six Trio Sonatas」(2013年録音)から、収録曲を番号順=収録順にきいています。これからきくのはソナタ第3番(BWV527)で、原曲はオルガンのためのソナタ第3番。室内楽編曲(リチャード・ストーン)にあたっては、原調ニ短調はホ短調に移調されています。編成はフルート、ヴィオラ・ダ・ガンバ、リュート、チェンバロ。奏者は順に、グウィン・ロバーツ、リサ・テリー、ストーン、アダム・パールです。

CD : CHAN 0803(Chandos Records)

CHAN 0803

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昨日からききはじめた、テンペスタ・デ・マーレ(フィラデルフィア・バロック・オーケストラ)の「Bach: Six Trio Sonatas」(2013年録音)。アルバムにはオルガンのためのソナタを室内楽編曲した、6曲のソナタが番号順に収録されており、今日きくのはソナタ第2番(BWV526)です。編曲された第2番の編成は、2つのヴァイオリン、チェロ、リュートので、原調ハ短調からニ短調に移調されています。編曲はリュートのリチャード・ストーンが担当しており、ほかのメンバーは、ヴァイオリンのエムリン・ガイとカリーナ・シュミッツ、そしてチェロのリサ・テリーです。

CD : CHAN 0803(Chandos Records)

CHAN 0803

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今週きいていくのは、テンペスタ・デ・マーレ(フィラデルフィア・バロック・オーケストラ)による6曲のソナタ。アルバム「Bach: Six Trio Sonatas」の副題に、「Re-imagined for chamber ensemble」とあるように、6曲のソナタはオルガンのためのソナタを室内楽編曲したものです。アルバムの録音(2013年)にはテンペスタ・デ・マーレ(海の嵐)の6人の奏者が参加。参加メンバーは、グウィン・ロバーツ(リコーダー、フルート)、エムリン・ガイ(ヴァイオリン)、カリーナ・シュミッツ(ヴァイオリン、ヴィオラ)、リサ・テリー(チェロ、ヴィオラ・ダ・ガンバ)、リチャード・ストーン(リュート、編曲)、アダム・パール(チェンバロ)です。6曲のソナタは番号順に収録されており、これからきく第1番(BWV525、変ホ長調から変ロ長調に移調)から、その順できいていきます。第1番の編成はアルト・リコーダー、ヴァイオリン、チェロ、チェンバロです。

CD : CHAN 0803(Chandos Records)

CHAN 0803

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今週ここまできいてきたのは、ダニエル・コルゼンパが1995年に録音した「J.S. Bach: Preludes and Fugues」。収録曲は4曲と少なく、これからきくのは最後に収録されたホ長調のプレリュードとフーガ(BWV566)です。コルゼンパのレジストレーションは明るく柔らかい響きが出色で、アルンシュタット時代に作曲したとされるBWV566は、そうしたコルゼンパにもあっていて、アルバムの最後を飾るにもふさわしい曲だと感じます。使用楽器は、アルベルトゥス・アントニ・ヒンツが1743年に建造した、オランダのボーフェン教会のオルガン(1743年)です。

CD : 416 363-2(PHILIPS)

416 363-2

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今日きくのはダニエル・コルゼンパの「J.S. Bach: Preludes and Fugues」から、ハ短調のファンタジーとフーガ(BWV537)です。この曲は後世の作曲家や演奏家をいたく刺激したようで、このブログでもエドワード・エルガー(オーケストラ編曲)やオイゲン・ダルベール(ピアノ編曲)を紹介しました。コルゼンパの録音(1995年)はもちろんオルガンを弾いてのもので、そのオルガンはオランダのボーフェン教会のアルベルトゥス・アントニ・ヒンツ建造(1743年)のそれです。

CD : 416 363-2(PHILIPS)

416 363-2

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昨日からきいている、ダニエル・コルゼンパの「J.S. Bach: Preludes and Fugues」。今日きくのはアルバム収録順どおり、ト長調のプレリュードとフーガ(BWV541)です。コルゼンパが弾いているのは、アルベルトゥス・アントニ・ヒンツが1743年建造した、オランダのボーフェン教会のオルガン。録音は1995年です。

CD : 416 363-2(PHILIPS)

416 363-2

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今日からきくのはダニエル・コルゼンパの「J.S. Bach: Preludes and Fugues」。このアルバムは1985年、オランダのボーフェン教会のオルガン(アルベルトゥス・アントニー・ヒンツが1743年建造)を弾いての録音です。まずきくのは収録順どおり、ニ短調のトッカータとフーガ(BWV538)。といっても有名なほうではなく、「ドリア調」と呼ばれるトッカータとフーガです。

CD : 416 363-2(PHILIPS)

416 363-2

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