毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




2017年の大晦日にきくのは、カンタータ「神は頌むべきかな! いまや年は終わり」です。このBWV28は降誕節後第1日曜日(つまり今日)のための全6曲からなるカンタータで、1725年12月30日に初演されています。第2曲と第6曲はコラール詩を歌詞とし、詩人はそれぞれヨーハン・グラマン、パウル・エーバー。そのほかの歌詞はエールトマン・ノイマイスターです。6曲の構成は市参事会員交代式用の「神よ、讃美はシオンにて静けく汝に上がり」(1730年初演)と同じく、アリアに合唱が続き、さらにレチタティーヴォとアリアでつないでコラールでおわるという、比較的めずらしいものとなっています。演奏はトン・コープマンたちによる2001年に録音。いつものように屈託のない明朗な演奏です。

CD : CC 72215(Challenge Classics)

CC 72215

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今日もきくのは、ユルゲン・グロスとエルビポリス・バロックオーケスター・ハンブルクの「Undercover Bach」。一昨日から収録順に楽しんでおり、これからきくのは弦楽のための協奏曲(BWV Anh.152)です。この補遺番号をもつ協奏曲は、もともとチェンバロ用だったようですが、イェルク・ヤコビによって弦楽用に編曲されています。

CD : CC72625(Challenge Classics)

CC72625

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これからきくのは、ユルゲン・グロスとエルビポリス・バロックオーケスター・ハンブルクによるチェンバロと弦楽のためのパルティータ。「Undercover Bach」と題されたアルバムに収録された曲で、原曲は番号が示すとおり無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番です。チェンバロ協奏曲風の組曲に編曲されているわけですが、原曲のプレリュードはバッハ自身によるオルガン協奏曲風のシンフォニア(BWV29/1)への編曲もあるので、とくに違和感なく楽しめます。録音は2013年、チェンバロ独奏はヴェロニカ・ブラスです。

CD : CC72625(Challenge Classics)

CC72625

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年末から年初にかけてきいていくのは、ユルゲン・グロスとエルビポリス・バロックオーケスター・ハンブルクによる「Undercover Bach」(「Undercover Bach」は直訳すれば「秘密のバッハ」でしょうが、「覆面バッハ」のほうが適当かも)。アルバムの副題は「管弦楽組曲と協奏曲」ですがオリジナルではなく、チェンバロのための組曲などをひとひねりした編曲できかせます。

これからきくのは、収録順どおりフルートと弦楽のための序曲で、チェンバロ用のト短調の序曲(BWV822)からの編曲です。1999年に結成されたアンサンブルは、その名のとおりハンブルクに本拠をおくアンサンブルで、「エルビポリス」は「エルベ(河畔)の都市」という意味とのこと。アルバムの録音(2013年)には10名が参加しており、この序曲でのフルートはレギーナ・グライムで、編曲はイェルク・ヤコビがおこなっています。

CD : CC72625(Challenge Classics)

CC72625

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降誕節第3日にきくのは、この日のためのカンタータ「天を統べたもう君よ」(「クリスマス・オラトリオ」第3部)です。トランペットとティンパニがふたたび編成され、世俗カンタータで、「鳴れ、太鼓よ! 響け、トランペットよ!」第9曲から転用された華々しい合唱曲が両端を飾ります。1975/76年に録音されたマルティン・フレーミヒたちによる3枚組のCD(Berlin Classics 0020652BC)は、テンポの関係でこの第3部から2枚目に入ります。近年の録音はほとんどがCD2枚に収められており、年月を経てずいぶん加速されたことがわかります。

0020652BC

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降誕節第2日にきくのは、「クリスマス・オラトリオ」の第2部「このあたりに羊飼いおりて」です。この第2部は牧歌的なシンフォニアにはじまり、そのシンフォニアの旋律に行間を彩られたコラールにおわる構成(ここでは金管楽器はもちいられていません)。演奏は昨日と同じくマルティン・フレーミヒによるもので、1975年から1976年にかけて録音されたものです(Berlin Classics 0020652BC)。管弦楽はドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団、合唱はドレスデン聖十字架教会合唱団。合唱の高声は少年たちがになっていますが、独唱のほうはアーリーン・オジェーとアンネリーゼ・ブルマイスターが歌っています。

0020652BC

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今年の降誕節は、マルティン・フレーミヒたちによる「クリスマス・オラトリオ」ですごします。同オラトリオの録音はかなりの数にのぼり、このブログではニコラウス・アーノンクール、ジョン・エリオット・ガーディナー、ルネ・ヤーコプス、ペーター・ダイクストラ、フィリッペ・ヘレヴェーゲ(フィリップ・ヘレヴェッヘ)、鈴木雅明、ときいてきました(ヤーコプスと鈴木をのぞき映像作品)。つまり、これまではすべてピリオド・アプローチの録音だったので、今年度は非ピリオドのものをきこうと思います。

いろいろ悩んで選んだのは、マルティン・フレーミヒの録音(Berlin Classics 0020652BC)です。オリジナルの音源はドイツ・シャルプラッテンで、1975年から1976年にかけて録音。管弦楽と合唱は、ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団とドレスデン聖十字架教会合唱団で、独唱者には、同合唱団のOBであるペーター・シュライアーやテオ・アダムをはじめとして、豪華歌唱陣が参加しています。これを教会暦にあわせカンタータとしてきいていくので、今日きくのは降誕節第1日のための「クリスマス・オラトリオ」の第1部です。

0020652BC

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待降節第4日曜日にきくのは、先々週、先週の日曜日と同題のオルガン・コラール、「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」(BWV661)です。演奏は先々週、先週と同じくハンス・ファーイウスで、オロフ・シュヴァン(1787年)によるマリエフレッド教会のオルガンを弾いての録音(1986年録音)です。なお、待降節第4日曜日のためのカンタータとしては、「道を備え、大路をなおくせよ」(BWV132)があり、いつもの日曜日のようにそちらをきいてもよいのですが、録音が少ないためオルガン・コラールで代替しました。

CD : BIS-CD-329/30(BIS Records)

BIS-CD-329/30

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今週後半は、小池香織と宮崎賀乃子によるデュオで、オブリガート・チェンバロとヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタを楽しんできました。最後にきくのは第3番で、3曲のソナタ中、このBWV1029のみ短調、そして3楽章構成です。協奏曲風ということもあり、アンサンブル編曲もありますが、ここできくのはもちろんオリジナル。小池と宮崎の演奏はここでもじつにていねいです。ただしこの協奏曲風のソナタとしては、「オブリガート・チェンバロとヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ 第1番 ト長調 BWV1027 [13]」でも少しふれたパオロ・パンドルフォ(2010年録音)の演奏とくらべ、おとなしすぎる感じもします。もちろん、キャリアや個性もちがうので、比較するのもどうかと思いますが。

CD : ALCD-1158(ALM RECORDS)

ALCD-1158

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今日これから楽しむのは昨日に続き、小池香織と宮崎賀乃子によるオブリガート・チェンバロとヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ。きくのは、とてもくつろいだ気分にさせるアダージョにはじまるニ長調の第2番(BWV1028)です。音楽は、華やかなアレグロ、短調に転じてわずかな哀感のあるアンダンテと続き、活発なアレグロでとじられます。録音は2017年。使用楽器は、ギョーム・バルベイによる佐藤一也製作(2002年)のガンバと、ミヒャエル・ミートケによる深町健太製作(2006年)のチェンバロです。

CD : ALCD-1158(ALM RECORDS)

ALCD-1158

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今週後半に楽しむのは、小池香織のガンバと宮崎賀乃子のチェンバロによるオブリガート・チェンバロとヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタです。2017年録音のアルバム「バッハ×ヴィオラ・ダ・ガンバ」には、3曲のガンバ・ソナタのほかに、「マタイ受難曲」からのバスのレチタティーヴォとアリア(ガンバのオブリガート付)も収録されています。ガンバ・ソナタのアルバムは、それだけだとCDに余白が多くなるので、何らかの作品が併録されることがあり、声楽曲と組み合わせることも。同じような試みは、パオロ・パンドルフォのアルバム(2010年録音)でもおこなわれており、「マタイ受難曲」と「ヨハネ受難曲のアリアが収録されていました。それはともかく、今日きくのは順番通り、まずト長調の第1番(BWV1027)。小池の使用楽器はギョーム・バルベイによる佐藤一也製作(2002年)で、宮崎のそれはミヒャエル・ミートケによる深町健太製作(2006年)です。

CD : ALCD-1158(ALM RECORDS)

ALCD-1158

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先週後半から今週前半にかけて楽しんできた、エリザベス・ウォルフィッシュとポール・ニコルソンによる、オブリガート・チェンバロとヴァイオリンのためのソナタ。6曲のソナタを番号順にきいてきたので、最後にきくのはもちろん第6番です。6曲中このBWV1019のみ5楽章構成(ほかは4楽章)で、第3楽章はチェンバロ独奏となっています。なお、1996年録音のアルバムには、通奏低音のためのソナタ(3曲)とフーガ(1曲)も収録されていますが、また別の機会にでも楽しむことにします。

CD : CDD22025(hyperion)

CDD22025

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今日これからきくのは、エリザベス・ウォルフィッシュとポール・ニコルソンによるヴァイオリン・ソナタの第5番(BWV1018)。音楽は内省的なラルゴにはじまり、激しく動的なアレグロ、ヴィヴァルディの緩徐楽章風のアダージョと続き、活発なヴィヴァーチェでしめられています。ウォルフィッシュとニコルソンの演奏は、文にしたほどの楽章間のコントラストはつけられておらず、そのあたりは録音年代(1996年)もありますが、やはり一世代、二世代前のイギリスの演奏家という感じです。

CD : CDD22025(hyperion)

CDD22025

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先週後半から番号順に楽しんでいる、エリザベス・ウォルフィッシュとポール・ニコルソンによる、オブリガート・チェンバロとヴァイオリンのためのソナタ。これからきくのは、「深い悲しみの表現」(『バッハ事典』)にすぐれた第4番(BWV1016)です。はりつめた音楽が続く中、緊張のゆるむ第3楽章(アダージョ)のみはくつろいできくことができ、しばし癒やされます。

CD : CDD22025(hyperion)

CDD22025

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待降節第3日曜日にきくのは、先週の同第2日曜日と同じく、オルガン・コラール「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」です。もちろん、これからきくのは先週とは番号ちがいのコラールで、BWV660。このコラールは「17のコラール」に所収されており、定旋律はソプラノ声部に装飾的にあらわれます。オルガンは、こちらも先週と同じくハンス・ファーイウス(1986年録音)。ファーイウスは1951年生まれのスエーデンの奏者です。

CD : BIS-CD-329/30(BIS Records)

BIS-CD-329/30

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