毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




なんだかすっきりしない天気で、むし暑くなっている京都。ちょっと雨も心配されるなか、これから外出するので、そのまえにバッハをきこうと思います。まだ未投稿の作品で短いものをと考え、「6つの小さなプレリュード」から、ハ長調のプレリュードをきくことにしました。

演奏者のリチャード・トレーガーは、以前、「トッカータ ト長調 BWV916」でもふれたように、「インヴェンション」「パルティータ」「フーガの技法」をクラヴィコードで録音(すべてLyrichord)していて、これから楽しむBWV933は、「インヴェンション」のCDに収録されています。

CD : LEMS-8047(Lyrichord)

LEMS-8047

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原曲は「オーボエとヴァイオリンのための協奏曲 BWV1060」と推定されている、「2台のチェンバロのための協奏曲 第1番 ハ短調 BWV1060」。これから夕食までのひととき、この協奏曲をきいてすごすことにします。復元した協奏曲にくらべ、ふだんはきくことが少ないのですが、編曲されたこちらも充実した作品なので、きくのが楽しみです。演奏はベルダーたちによるもの。

CD : 93187(BRILLIANT CLASSICS)

93187

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早朝からのセミの合唱、今日は気温のせいか、いつもより遅くはじまりました。しかし盛大な鳴き声はあいかわらずで、風物詩とはいえ、騒音に近いものがあります。そんなうるさいセミを狩ってやろう、というわけではありませんが、今日のバッハは「狩のカンタータ」をきくことにしました。演奏は、コープマンたちによるものです。なお、このカンタータについては、「『狩のカンタータ』に序曲があった?」(「私的CD評」)にくわしい解説があります。

CD : WPCS-4994/6(ワーナーミュージック・ジャパン)

WPCS-4994/6

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今日は午後から大荒れで、雷をともなって雨が激しく降り、いまでも断続的に雷雨が続いています。落雷が近接していた時期があったので、そのあいだはPCをふくめ、家電品も必要ないものはすべてオフにし、資料整理などをしていました。いまの時間、雷も遠くなってきているので、この機をとらえてバッハをきいておくことにします。きくのは、オルガンによるト長調のトリオ・ソナタ。オルガンはコープマンです。

CD : 4509-94460-2(TELDEC)

4509-94460-2

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三位一体節後第10日曜日にあたる今日は、いつものようにカンタータをききます。きくのは、この日のためのコラール・カンタータ「われらより取り去りたまえ、主よ」。先週きいた「われいかで世のことを問わん」と同じように、このカンタータ第2曲にも名人芸的なフルート・パートがあらわれます。また第6曲では、ソプラとアルトにからむ、美しいフルートをきくことができます。演奏は、鈴木雅明たちによるもの。

CD : BIS-SACD-1481(BIS Records)

BIS-SACD-1481

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テレビをちらちらみながら仕事をしていたら、CMにまたもヴィヴァルディの音楽(協奏曲「アラ・ルスティカ」第1楽章)。今度は、ダイワハウスのCM(賃貸住宅D-Room)で、上野樹里と荒俣宏が出演しているものでした(「D-Room CMギャラリー」)。

仕事もはかどっていることだし、ちょっと休憩して、流れていたヴィヴァルディの協奏曲「アラ・ルスティカ」でもきくことにします。CMではごくふつうの演奏だったので、ここできくのは、野趣にとんだテンポの速いムジカ・アド・レーヌムの演奏(BRILLIANT CLASSICS 92004)。

92004

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今日は早起きしてセミの合唱をきいていますが、そのセミの鳴き声をのぞけば、まずまず爽快な朝です。こういうときは爽やかな作品を、ということで、イ長調のオーボエ・ダモーレ協奏曲が原曲(「オーボエ・ダモーレ協奏曲 イ長調 BWV1055」)と考えられている、BWV1055をきくことにします。演奏は、以前「1台のチェンバロのための協奏曲 第7番 ト短調 BWV1058」などを楽しんだモルテンセンとコンチェルト・コペンハーゲン(COCO)によるもの。

CD : 777248-2(cpo)

777248-2

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早朝から盛大に鳴いていたセミ。日が昇るとすぐに騒々しい大合唱をくりひろげ、これをききながら寝るのが、このところの日課になっています。4時間ていど睡眠をとり外出したあと、さきほどもどってきて、いまは遅めの昼食休憩中です。いまの時間はセミも静かなので、この休憩中に、オルガンのためのトリオ・ソナタを楽しむことにします。きくのは、コープマンの演奏で、ハ長調のBWV529。

CD : 4509-94460-2(TELDEC)

4509-94460-2

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これからきく協奏曲は、消失したヴァイオリン協奏曲を復元したもの。この消失した協奏曲から、カンタータのシンフォニアや合唱曲に編曲されたり、エマーヌエルによってチェンバロ協奏曲に編曲されたりし、最終的にはニ短調のチェンバロ協奏曲に編曲されました。ようするに、「1台のチェンバロのための協奏曲 第1番 ニ短調 BWV1052」の原曲にあたるのが、標記の協奏曲です。

このヴァイオリン協奏曲、今日は、ミドリ・ザイラーとベルリン古楽アカデミーの演奏できくことにします。ウォルフィッシュとオーケストラ・オブ・ジ・エイジ・オブ・エンライトゥンメントによるよる演奏(Virgin VC 5 45095 2)も悪くないのですが、ザイラーの演奏はより名技性が高く、雄渾なものです。なお、ここできくCDには、復元されたヴァイオリンとオーボエのための協奏曲も収録されています。

CD : HMC 901876(harmonia mundi)

HMC 901876

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深夜の仕事中、テレビを音量をしぼってつけていたら、なんだかききなれた音楽が。テレビの映像に目をやると、流れていたのはHP(ヒューレット・パッカード)社のパソコンのCM。「指揮者のようにデータを操る」という、同社の「TouchSmart PC」のCMなのですが、BGMにはヴィヴァルディの「夏」の第3楽章が使われていました。

作品8第2番の協奏曲「夏」は、いまの暑さを加速するような曲なのですが、ひさしくきいていなかったので、休憩のしめにきいてみようと思います。演奏は、チェンバロに、オルガン、テオルボ、ギターが加えたにぎやかで刺激的な通奏低音が魅力の、カルロ・キアラッパとアカデミア・ビザンチナ(DENON COCO-75352)を選びました。

COCO-75352

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深夜にざっと降った雨の影響か、今日は吹きぬける風もここちよく感じます。とはいえ、暑いことにはちがいなく、そろそろ仕事の手を休め、昼食休憩にしようかと思います。今日のバッハは昼食のあとにしようかと思ったのですが、あまりお腹もすいてないので、さきにバッハ。これからきくのは2度目になるBWV528で、これをコープマンのオルガンで楽しみます。

CD : 4509-94460-2(TELDEC)

4509-94460-2

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これから昼食休憩ですが、そのまえにバッハ。今日きくのは、先日きいた「ヴァイオリンとオブリガート・チェンバロのための組曲 イ長調 BWV1025」と同じCDに収録されている、「ヴァイオリンと通奏低音のためのフーガ ト短調 BWV1026」。このト短調のフーガは、もとは「何らかの大きな作品の一部をなしていたとも考えられ」(『バッハ事典』)ている小品です。

CD : Alpha 008(Alpha)

Alpha 008

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昼食もおわり、これからバッハをききながら一休み。今日きくのは、「ノイマイスター・コラール集」から、「われらキリストの徒」です。ペインによるCDできいてきた「ノイマイスター・コラール集」も今日でおわり。1曲は短いものの、1曲ずつ、しかも毎日ではないので、ずいぶん時間がかかりました。

ペインの演奏は穏やかなもので、きわだった個性はありませんが、1985年の発売というところに存在意義がありました。なお、「ノイマイスター・コラール集」については、「若いバッハの創作活動を示すオルガン作品、『ノイマイスター手稿』のコラール」(「私的CD評」)にくわしい解説があります。

CD : HMA 1905158(harmonia mundi)

HMA 1905158

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日曜日恒例のカンタータ、今日は三位一体節後第9日曜日のための「われいかで世のことを問わん」をききます。1724年8月6日に初演されたBWV94は、この上演以後「数曲で見られる名人芸的なフルート・パートをもつ、最初のカンタータ」(『バッハ事典』)です。

このコラール・カンタータを、今日はシギスヴァルト・クイケンたちの演奏でききます。この演奏は、バッハの合唱曲のパートを1人で歌った、いわゆるOVPPによる演奏(OVPPについては「OVPPによる演奏」)で、ソプラノ歌手の鈴木美登里も参加しています。

ところで、シギスヴァルトのカンタータ、いまはAccent RecordsからOVPPによるものが進行中です。OVPPでなかったころにも、Accent RecordsやVirgin Classicsのものがありましたが、DVDのBWV11をふくめ、このところの録音ではOVPPが選択されています。

CD : BVCD-31003(BMG ジャパン)

BVCD-31003

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今日は朝からすっきりした晴天。朝にはずいぶん涼しい風が吹いていて、ここちよかったのですが、さすがにこの時間になるとかなりの暑さです。とはいえ、ちょうどいま、乾いた涼しい風が部屋を通りぬけ、暑いながらも快適です。

せっかくのよい風なので、この涼しい風に吹かれながら、これからバッハをきくことにします。今日きくのは、ちょっと時節がずれすぎていますが、「古き年は過ぎ去りぬ」(「ノイマイスター・コラール集」)。演奏は、いつものペインです。

CD : HMA 1905158(harmonia mundi)

HMA 1905158

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