毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




カール・リヒターとミュンヘン・バッハ管弦楽団による「ブランデンブルク協奏曲」。これは1970年に録画された映像(ユニバーサルミュージック合同会社 UCBG-9159)で、リヒターたちにとってみれば1967年に続く録音です。これから楽しむ第2番は、第1番と同じくかなり大きな編成ですが、この第2番でのリヒターは、チェンバロを弾きつつ指揮をしています。ときおり立ち上がって指示を出したりしているので、チェンバロはさらにもう1台あり計2台です(第2楽章はリヒターのチェンバロのみ)。

独奏者は、オットー・ビュヒナー(ヴァイオリン)、ピエール・ティボー(トランペット)、ハンス・マルティン・リンデ(リコーダー)、マンフレート・クレメント(オーボエ)で、テュッティになるとやはりティボーのトランペットが突出し、ほかの楽器とのバランスが悪くなります。「Flauto」のパートにはリコーダーを用いていますが、バランス的にはまだフルートのほうがよかったかもしれません。しかし、リヒターがリコーダーを選んだのは、できるかぎり楽譜に忠実であろうとした結果かもしれません。

UCBG-9159

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今週のバッハは、カール・リヒターによる「ブランデンブルク協奏曲」。リヒターの「ブランデンブルク」は、このブログでも、2011年7月25日から同30日にかけてきいており、それは1967年の録音でした。今週きいていくのは、1970年録音の映像作品(ユニバーサルミュージック合同会社 UCBG-9159)で、今日はまず第1番を楽しみます。

リヒターはこの第1番では指揮に専念。ミュンヘン・バッハ管弦楽団は40名弱という、最近ではめずらしくなった大編成です。奏者の中には、ニコラウス・アーノンクールの映像作品にも参加し、そこではナチュラル・オルンを吹いていたヘルマン・バウマンの顔も見えます。もちろん、バウマンがここで吹いているのはバルブ付きのホルンです。

UCBG-9159

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三位一体節後第15日曜日にきくのは、ジョン・エリオット・ガーディナーたちによる「汝なにゆえにうなだれるや、わが心よ」です。このBWV138は、1723年9月5日に初演された、全7曲からなるカンタータ。第7曲のコラールだけでなく、第1曲と第3曲にもコラール合唱とレチタティーヴォをおく構成で、「次年度におけるコラール・カンタータ群の先駆をなす」(『バッハ事典』)カンタータです。

CD : SDG 104(SDG)

SDG 104

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今日のバッハも、昨日と同じくクリストファー・ホグウッドたちによるチェンバロ協奏曲です。きくのは4台のための協奏曲。お気に入りの3台のための第1番を、とも思ったのですが、それにはホグウッドが参加していませんので、4台のほうを選びました。独奏者は、第1チェンバロがコリン・ティルニー、第2チェンバロがクリストフ・ルセ、第3チェンバロがダヴィット・モロニー、そして第4チェンバロがホグウッドです。なお、音源のアルバムには、3台4台の協奏曲の原曲や復元曲も収録されており、ホグウッドらしい好企画。独奏するにも、第3、第4とこれまたらしいといえるでしょう。

CD : 433 053-2(L'OISEAU-LYRE)

433 053-2

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今日のバッハは、クリストファー・ホグウッドたちによる3台のチェンバロのための協奏曲の第2番。2014年9月24日に亡くなったホグウッドには、オワゾリールを中心に多数の録音がありますが、どちらかというとバッハは少なめで、このブログでもホグウッドのバッハを紹介したのはわずかです。これからきくBWV1064は、1989年の録音。ダヴィット・モロニー(第1チェンバロ)、クリストフ・ルセ(第2チェンバロ)と共演で、3人の独奏者の楽器はいずれもオリジナルです。アカデミー・オヴ・エンシェント・ミュージックの編成は、チェンバロとの音のバンランスを考慮してか、ヴァイオリンが2、ヴィオラとチェロが各1という極小編成となっています。

CD : 433 053-2(L'OISEAU-LYRE)

433 053-2

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さきほど夕刊をみていたら、クリストファー・ホグウッドの訃報が目に入ってきました。病気ということで気になってはいたのですが、2014年9月24日、ケンブリッジ(イギリス)で亡くなられたということ。先月のフランス・ブリュッヘン(8月13日死去)に続き、今度はホグウッドを追悼することになろうとは、思いもよらないことでした。

ホグウッドは、1941年生まれのイギリスの音楽家。活動初期には、デイヴィッド・マンロウのロンドン古楽コンソートのメンバーで、そこでもホグウッドの演奏にふれたのですが、最初の出会いはデイヴィッド・ウィルコックス指揮の「メサイア」だったかもしれません。いずれにせよ、そのあたりまでは、特別に名の知れた演奏家ではなかったと思います。

その名が多くの音楽ファンにひろまったのは、やはり、アカデミー・オヴ・エンシェント・ミュージックとのモーツァルトのシンフォニー集の録音で、それからもモーツァルトやヘンデルのさまざまな録音で楽しませてくれました。ともかく今夕は、そのモーツァルトのレクイエム(L'OISEAU-LYRE 411 712-2)でホグッドを偲ぼうと思います。

411 712-2

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エフェリンデ・トレンクナーとゾントラウト・シュパイデルというデュオで楽しんできた、マックス・レーガー編曲の管弦楽組曲(MDG 330 1006-2)。月曜日から番号順にきいてきたので、今日これからきくのは最後の第4番ということになります。昨日の第3番と同じく、レーガーの編曲は原曲の華麗さをひきついでおり、とても楽しめます。

MDG 330 1006-2

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一昨日からきいているマックス・レーガー編曲の管弦楽組曲。これからきく第3番は、すでにウィネケ・ヨルダンスとレオ・ファン・ドゥセラールの演奏できいていますが、エフェリンデ・トレンクナーとゾントラウト・シュパイデルという女性デュオの演奏(MDG 330 1006-2)で、今日はふたたび楽しむことにします。レーガーの編曲は、原曲の華麗をさらに強調したものですが、華麗な曲にはさまれたエール(「Aria」と表記)では、ほぼ全編で「piano」で演奏するように指示されており、くっきりコントラストがつけられています。

MDG 330 1006-2

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ここのところ、清々しい天気が続いています。日中は気温が上がりますが、朝晩は下がってじつに快適。いまのところ台風の影響もなく、澄んだ青空がひろがっています。さて、昨日からききはじめたマックス・レーガー編曲の管弦楽組曲、今日きくのはその第2番です(MDG 330 1006-2)。IMSLPでその楽譜をみてみると、ことこまかな指示が記入されており、レーガー(とその時代)のバッハ理解をうかがうことができます。そうした指示すべてをまったくの蛇足ということもできるでしょうが、ピアノでの演奏効果を思えば、これはこれで適切だともいうこともできるでしょう。

MDG 330 1006-2

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先々週から「小川のせせらぎ」週間として、ピアノによるバッハをきいています。そして、今週もそのまま同週間を続けることにし、まずはマックス・レーガー編曲(ピアノ1台用の4手)の管弦楽組曲を楽しみます。レーガー編曲の管弦楽組曲については、第3番をすでに「マックス・レーガー編曲の管弦楽組曲第3番」できいているのですが、演奏を替えてあらためて全曲楽しむことにしました。

今日からきく演奏は、2014年6月2日から7日にかけてきいていた、レーガー編曲のブランデンブルク協奏曲と同じ演奏者、つまりエフェリンデ・トレンクナーとゾントラウト・シュパイデルのデュオです。アルバム(MDG 330 1006-2)の録音は2000年で、今日は第1番を楽しみます。なお、ブランデンブルクは1901年製のスタインウェイでの演奏でしたが、こちらについては使用ピアノの明示はありません。

MDG 330 1006-2

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三位一体節後第14日曜日にきくのは、ジョン・エリオット・ガーディナーたちによる「汝の怒りによりてわが肉体には全きところなく」です。このBWV25は、1723年8月29日に初演された、全6曲からなるカンタータ。「日常的な礼拝用の作品だが、楽器編成は常ならず大きく、作曲技法も手がこんで」(『バッハ事典』)おり、日常的なオーボエ2本と弦楽アンサンブルに、リコーダー3本、ツィンク1本、トロンボーン3本をくわえた編成です。そのフル編成による第1曲は、受難曲の冒頭曲のような合唱曲で、じっさい受難コラールの旋律が響きます。

CD : SDG 124(SDG)

SDG 124

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昨日まできいていた、ラミン・バーラミとリッカルド・シャイーたちのピアノ協奏曲。今日はそれにからめて、アナスタシア・インジュシナのピアノ協奏曲をきくことにします。インジュシナはサンクトペテルブルク生まれのロシアのピアニスト。2012年に録音された「Carl Philipp Emanuel Johann Christian Johann Sebastian Bach Keyboard Concertos」(ODE 1224-2)は、そのタイトルどおりバッハ父子のクラヴィーア協奏曲が1曲ずつ収録されており、これからきくのは父バッハの第2番です。

インジュシナの演奏は、バーラミと同じくピアノ美を保ったバッハ。精彩があるのはバーラミ(ライブ)のほうだと思いますが、弱音のみの第2楽章の美しさはなかなかで、ハンブルク・カメラータ(ラルフ・ゴトーニ指揮)のサポートもまずまず。しかし、シャイーとゲヴァントハウス管弦楽にくらべると淡白な印象があります。テンポはやはりバーラミのほうがかなり速く、第1楽章が7分50秒と7分15秒、第2楽章が5分5秒と4分32秒、第3楽章が5分57秒と5分51秒です(すべて解説書表示時間)。

ODE 1224-2

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今週のバッハは、ラミン・バーラミとリッカルド・シャイーたちの「Bach 5 Klavierkonzerte」 (DECCA 478 2956)から、番号順に順番に楽しんできました(今日は第5番)。どのピアノ協奏曲もかなり速いテンポで、ちょっと驚かされる演奏です。驚いたのはテンポだけでなく、その演奏スタイル。シャイー指揮のゲヴァントハウス管弦楽団は、いわゆるピリオド奏法を研究したとみえ、アーティキュレーションなど、ピリオド楽器ばかりをきいている耳にもなじみやすいものでした(やや画一的で自在感はありませんが)。チェンバロ協奏曲をピアノ協奏曲として演奏するなら、バーラミたちのような演奏が理想的なのかもしれません。

478 2956

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今週は、ラミン・バーラミとリッカルド・シャイーたちによるによる、快速なピアノ協奏曲 (DECCA 478 2956)を楽しんでいます。第1番のときのように、演奏時間を比較しているわけではありませんが、第2番も第3番も速めなテンポで、これからきく第4番もそうだったと記憶しています。

478 2956

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今週のバッハは、ラミン・バーラミ(ピアノ)と、リッカルド・シャイー指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団によるピアノ協奏曲 (DECCA 478 2956)を楽しんでいます。月曜日から番号順(=収録順)にきいており、これからきくのはニ長調の第3番。なお、この第3番の原曲は、ホ長調のヴァイオリン協奏曲(第2番)です。

478 2956

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