20190422 志賀原発訴訟傍聴記
4月22日、1年ぶりに志賀原発訴訟の口頭弁論が開かれた。昨年3月の口頭弁論で、金沢地方裁判所は原子力規制委員会の適合性審査の結果が出るまでは弁論をおこなわないとして、1年1カ月も裁判が停止していた。
志賀原発訴訟の原告・被告双方の主張、立証はとっくに終わっているのに、裁判所が今回の口頭弁論をひらいた理由は大間原発訴訟の判決についての意見を聞きたいというのだ。
口頭弁論では、原告の意見陳述がおこなわれた。原告は、①住民が避難するような事故は起こらない、②原発コストが安い、③原発はクリーンだという、「原発神話」を批判した。
続けて、原告は、裁判所が待ち望んでいる規制委員会の適合性審査について、「未だに審査の対象とする断層をどう絞り込むかという入口の議論を続けています」とのべ、裁判所は危険な原発をそのまま放置して、いつまでも判断を先延ばしし、住民の命と暮らしを脅かしていると、裁判所の無責任を追求した。
次回口頭弁論は8月1日(木)午後2時からおこなわれる。住民の生活と命をないがしろにし、国と北陸電力に救済の手をさしのべようとしている金沢地裁の逃げ道を塞ぐために、金沢地裁に駆けつけ、傍聴しよう。
4月22日、1年ぶりに志賀原発訴訟の口頭弁論が開かれた。昨年3月の口頭弁論で、金沢地方裁判所は原子力規制委員会の適合性審査の結果が出るまでは弁論をおこなわないとして、1年1カ月も裁判が停止していた。
志賀原発訴訟の原告・被告双方の主張、立証はとっくに終わっているのに、裁判所が今回の口頭弁論をひらいた理由は大間原発訴訟の判決についての意見を聞きたいというのだ。
口頭弁論では、原告の意見陳述がおこなわれた。原告は、①住民が避難するような事故は起こらない、②原発コストが安い、③原発はクリーンだという、「原発神話」を批判した。
続けて、原告は、裁判所が待ち望んでいる規制委員会の適合性審査について、「未だに審査の対象とする断層をどう絞り込むかという入口の議論を続けています」とのべ、裁判所は危険な原発をそのまま放置して、いつまでも判断を先延ばしし、住民の命と暮らしを脅かしていると、裁判所の無責任を追求した。
次回口頭弁論は8月1日(木)午後2時からおこなわれる。住民の生活と命をないがしろにし、国と北陸電力に救済の手をさしのべようとしている金沢地裁の逃げ道を塞ぐために、金沢地裁に駆けつけ、傍聴しよう。