3月8日、名古屋高裁金沢支部は不二越強制連行訴訟に不当な請求棄却判決をくだした。今回は「1 骨子」を引用し、「2 本件勤労挺身隊等に関する事情(原判決の補正)」についての感想と評価をおこなう。 . . . 本文を読む
3月8日付けの商業新聞に、小さく「最高裁人事…名古屋高裁部総括判事(名古屋高裁金沢支部長)渡辺修明…」という記事が掲載されている。不二越訴訟と七尾訴訟の判決を書いた渡辺修明裁判長は「控訴棄却」というみやげをもって、出世街道を邁進している。 . . . 本文を読む
「本県の労務不足へ半島から援軍来る 森課長帰来談」「生産の目覚ましい増加に伴って県内の労務が非常な不足…本件ではその候補地を半島に求めることになり、県の森動員課長は去月18日以来、朝鮮各地を出張」「阿部総督と面接して、…来る12月までに女子800名を送り出すことに諒解を得た…明春1月から2月、3月までの間にかけて2800人を引き続き本県へ送る」(1944.11.6『北日本新聞』) . . . 本文を読む
不二越に強制連行され、強制労働させられていた朝鮮人女性の年齢層は13歳から15歳が最も多く、最も幼い人で12歳という事例があります。この年齢層の女子・児童が1944年ごろに不二越で働かされていたのですが、児童労働・女性労働の観点から違法性(当時の法令にも)があり、簡単に整理しておきます。 . . . 本文を読む
不二越強制連行訴訟控訴審判決言い渡しが3月8日(月)午前11時30分に決まりました。1992年に第1次訴訟を提訴してから18年間、原告、弁護団は「強制連行・強制労働の未払い賃金の支払い、謝罪と補償」という当然の要求のために全力で闘いつづけ、いよいよ4回目の判決を迎えます。 . . . 本文を読む
コマツ(小松製作所)小松工場の閉鎖(2010年3月)が決まった。470人の労働者は金沢工場や協力企業に移すという。コマツは工場敷地内にあった木造本社社屋を「記念館」として残すことにしている。この記念館にコマツ(小松製作所)の歴史を刻むとすれば、朝鮮人強制連行・強制労働について書き記されねばならない。 . . . 本文を読む
不二越第2次訴訟控訴審が結審し、大詰めに来ています。「アジアと小松」を立ち上げるにあたって、①結審での原告の陳述と②強制連行から裁判にいたる簡単な経過を報告します。
(小松基地問題研究会) . . . 本文を読む