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アジアと小松

アジアの人々との友好関係を築くために、日本の戦争責任と小松基地の問題について発信します。
小松基地問題研究会

20180725NHK「お金もうけのジレンマ~新世代の資本主義論」を考える(下)

2018年07月25日 | 読書
NHK「お金もうけのジレンマ~新世代の資本主義論」を考える(下) 歴史学者B:今日、歩いてきたときに雑貨屋さんに入ったんですが、すごく素敵なものを見つけて、いまは買えないが、こういうものを買いたいなという気持ちを、巧みに駆動する形で、みんながもっと働こうとか、もっといい仕事につきたいとか、もっと給料が欲しいとか、ということが繰り返されてきた。その時何が起きているかというと、消費の欲求、他人との比 . . . 本文を読む
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20180719 NHK「お金もうけのジレンマ~新世代の資本主義論」を考える(中)

2018年07月19日 | 読書
NHK「お金もうけのジレンマ~新世代の資本主義論」を考える(中) ナレーション:富を生む仕組みは時代とともに更新されていく。そのとき市場を動かす欲望も変わる。心の底に眠る欲望の形を見つめて。 社会学者D:人間の欲望というものは、もっと根源的というか、昔から身をきれいに飾りたいとか、いろんなものを所有したい、海外の美しい宝石がほしいというのは、資本主義どころか、何千年もの歴史があるわけじゃないです . . . 本文を読む
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20180712 NHK「お金もうけのジレンマ~新世代の資本主義論~」を考える(上)

2018年07月12日 | 読書
NHK「お金もうけのジレンマ~新世代の資本主義論~」を考える(上) ナレーション:「今、お金ってなんですか」―新春に放映され異色のドキュメント。分断が世界で進む現実に、若い世代からも多くの反響が寄せられた。やめられない。とまらない。欲望が欲望を生む―欲望の資本主義。アメリカファーストを掲げ、ビジネススマイル全開に見えるトランプ大統領の登場で、ますます加速。広がる分断―8人の大金持ち(総資産426 . . . 本文を読む
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20180625 映画「タクシー運転手 ~約束は海を越えて~」を観る

2018年06月26日 | 読書
1980年5月の光州民衆蜂起を題材にして作られている。光州蜂起を世界に伝えたドイツ人記者と、彼を光州まで送り届けたタクシー運転手の実話をベースに描き、韓国で1200万人を動員する大ヒットを記録した。 . . . 本文を読む
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映画「タクシー運転手 約束は海を越えて」

2018年06月16日 | 読書
映画「タクシー運転手 約束は海を越えて」 6月23日~7月6日 金沢・シネモンド(金沢市香林坊KOHRINBO109)で上映 . . . 本文を読む
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20180528 脱北文学から何を学ぶか? 「越えてくるもの、迎えいれる者」を読む

2018年05月28日 | 読書
2015年に韓国で『国境を越える影』が発行された。朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)から韓国に脱出した作家(脱北作家)の6作品と、韓国在住作家の7作品で、合計13作品が収められている(別記)。同作品は2017年12月に和田とも美さんの翻訳で『越えてくるもの、迎えいれる者』(アジアプレス)として発行された。 . . . 本文を読む
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20180407 韓国ろうそくデモから何を学ぶのか

2018年04月29日 | 読書
2016-17韓国ろうそくデモについて、2008ろうそくデモと比較して、平和デモだったから勝利したなどという言説がまかり通っているようですが、表面的な見解ではないでしょうか。ふたつのろうそくデモを考えていきたい。参考文献は『ろうそくデモを越えて』(2009年)、『韓国で起きたこと、日本で起きるかもしれないこと』(2017年)、『レイバーネットニュース』(2016年9月~)など。 . . . 本文を読む
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20180407庄田望著『白蓮華』(2017年)について

2018年04月08日 | 読書
庄田望著『白蓮華』(2017年)について  昨年、新聞に『白蓮華』の紹介記事が載りました。石川県内で最初に献体した竹川リンを切り口に、加賀藩から明治にかけての被差別身分の実態がテーマです。「藤内」医者長太郎(架空の人物)と竹川リン、村医者松江安見がキーパーソンです。著者は同和教育という立場からこのテーマに接近しています。いくつか感想を書きます。(注:「藤内」とは加賀藩独自の被差別身分でした) . . . 本文を読む
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構成詩 「多喜二よ」  林正夫

2018年02月27日 | 読書
構成詩「多喜二よ」は1984年12月9日の「反戦反核北陸実行委員会」主催の集会で発表された。33年前である。中曽根康弘による国鉄分割・民営化、総評解体など、さまざまな攻撃が吹き荒れており、いま、安倍晋三のもとで共謀罪が新設され、改憲や北朝鮮戦争挑発など、ふたたび小林多喜二や鶴彬を語らねばならない時代を迎えている。 . . . 本文を読む
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20170921 Bさんの手記(満州からの引き上げ)を読む

2017年11月16日 | 読書
Bさんの手記(満州からの引き上げ)を読む  2017年9月21日、とある会合でAさんから、連れあい(Bさん)とその家族に関する話を聞いた。そこで、Bさんの手記が配布された。一般に戦争体験記は悲惨さだけが記録される傾向にあるが、Bさんは自分たちが体験したことを冷静に対象化しており、Aさんの諒解を得て、Bさんの手記を記録として残すことにした。(注1~5は、当会による注記である。) Bさんの手記   . . . 本文を読む
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