普段、2ちゃんねるや悪名高いまとめサイトに関しては斜め読みをするのみにとどめて、それをネタにしようという気はしないんだが、日本酒について書いてあるとこを読んでなるほどなあ、とちょっと感心した。
日本酒好きが、おすすめの銘柄は? と言われたら必ず言葉が詰まる(逆に詰まらない奴の言葉は信じちゃいかん)ように、日本酒を語るのはとみに難しく、ぬたりも自分のブログではほとんど日本酒を語ることをしていない。
で、ぬたりがなるほどと思ったのは、淡麗辛口で飲みやすい日本酒には人気が集中しやすい、って言葉。確かに定期的に評判になってプレミアついちゃうような日本酒ってそんな感じのが多いなあ、と。今大評判の「獺祭」もまさにそんな感じのお酒だし。
まあ評判になるにはそれ相応の理由があるので、評判になった日本酒に悪い酒がないのは事実で、ぬたりも獺祭は良いお酒だと思うし、貰えれば喜んで飲む。
ただ、個人的にはもう少し「きりり」としたお酒の方が好みでね。獺祭はおいしいんだけどもほんの少しだけ物足りなかったりするのね。斯様に日本酒の好みというのは難しい。高けりゃ口に合うってもんじゃないからね。
んでまあ、人気に火がつくのは「淡麗辛口で飲みやすい」という傾向があるのならば、ぬたりが知る限り、群馬県内にもそういう傾向の銘柄が存在するので、まあ過疎にも程があるここのブログで扱っても意味はないと思うのだが、それでもちょっと紹介しようかと思いまして。大盃(おおさかづき)である。蔵本は群馬県高崎市の牧野酒造。
高崎市と言うと今では群馬県で一番人口の多い市なんだけども、蔵が存在するのは平成の大合併前は倉渕村と呼ばれていた地域。農村部というか山村部というか、とにかくそんな風光明媚な場所にある。通常の大盃自体は実はそれほど高い酒ではなく(一升瓶で2千円ちょっと)、群馬県内であれば比較的入手は容易である。高崎駅の土産物の売店にも売っていたと思う。土産物屋で売っているものに関して大きな期待をかけるわけにも行かないが、きりりとしつつ飲みやすい日本酒をお土産に求めるなら、おすすめにはなりますな。
惜しむらくは蔵元がそれほど大きくないこと。日本酒のおいしさを求めるのに外せない生酒の流通量が絶望的に少ないのな。あそこの生酒はホントおいしいのに、蔵元の直売所に行ってもまず置いていない。蔵元と懇意の酒屋が頼み込んで置いてあるくらいで、その酒屋を知らなきゃ入手しようがない。ちゃんとした生酒の販売ってのは手間とお金がかかるからねえ。ぬたりはその酒屋を知ってるので生酒を買って飲んだが、実際とてもおいしいお酒だった。まあ、ぬたりの好みはやっぱりもう少し「きりり」ではあったけどね。
何しろ群馬の地酒というのは案外存在感がない。東京あたりでもそれほどありがたがられることもなく、知名度のある銘柄もない。それだけに一つくらいは全国的に人気の出る銘柄が出てきて欲しいところなのよね。実力のある越後杜氏を呼んで指導を仰ぐとか、がんばっている群馬の酒蔵もあるだけに、その努力が認められて欲しいな、とは地元民としては思いますです。
なお、ぬたりのお友達で大盃の生酒をどうしても飲んでみたいという方はぬたりにご一報を。あそこの酒屋は確か地方発送も出来たと思うので、酒屋まで赴いて、ぬたりが試飲して、よさそうな一本お送りしますよ。いやあ、あそこ毎年出来が違うから、とかと言って「○○年」とかのラベルつけて売ってるから、飲み比べてみないと味わかんないしね。だからおかあちゃん、あそこの酒屋まで車で連れてってね・・・あれ? どしたの? 怖い顔して(以下、説教が始まったようなので省略)
日本酒好きが、おすすめの銘柄は? と言われたら必ず言葉が詰まる(逆に詰まらない奴の言葉は信じちゃいかん)ように、日本酒を語るのはとみに難しく、ぬたりも自分のブログではほとんど日本酒を語ることをしていない。
で、ぬたりがなるほどと思ったのは、淡麗辛口で飲みやすい日本酒には人気が集中しやすい、って言葉。確かに定期的に評判になってプレミアついちゃうような日本酒ってそんな感じのが多いなあ、と。今大評判の「獺祭」もまさにそんな感じのお酒だし。
まあ評判になるにはそれ相応の理由があるので、評判になった日本酒に悪い酒がないのは事実で、ぬたりも獺祭は良いお酒だと思うし、貰えれば喜んで飲む。
ただ、個人的にはもう少し「きりり」としたお酒の方が好みでね。獺祭はおいしいんだけどもほんの少しだけ物足りなかったりするのね。斯様に日本酒の好みというのは難しい。高けりゃ口に合うってもんじゃないからね。
んでまあ、人気に火がつくのは「淡麗辛口で飲みやすい」という傾向があるのならば、ぬたりが知る限り、群馬県内にもそういう傾向の銘柄が存在するので、まあ過疎にも程があるここのブログで扱っても意味はないと思うのだが、それでもちょっと紹介しようかと思いまして。大盃(おおさかづき)である。蔵本は群馬県高崎市の牧野酒造。
高崎市と言うと今では群馬県で一番人口の多い市なんだけども、蔵が存在するのは平成の大合併前は倉渕村と呼ばれていた地域。農村部というか山村部というか、とにかくそんな風光明媚な場所にある。通常の大盃自体は実はそれほど高い酒ではなく(一升瓶で2千円ちょっと)、群馬県内であれば比較的入手は容易である。高崎駅の土産物の売店にも売っていたと思う。土産物屋で売っているものに関して大きな期待をかけるわけにも行かないが、きりりとしつつ飲みやすい日本酒をお土産に求めるなら、おすすめにはなりますな。
惜しむらくは蔵元がそれほど大きくないこと。日本酒のおいしさを求めるのに外せない生酒の流通量が絶望的に少ないのな。あそこの生酒はホントおいしいのに、蔵元の直売所に行ってもまず置いていない。蔵元と懇意の酒屋が頼み込んで置いてあるくらいで、その酒屋を知らなきゃ入手しようがない。ちゃんとした生酒の販売ってのは手間とお金がかかるからねえ。ぬたりはその酒屋を知ってるので生酒を買って飲んだが、実際とてもおいしいお酒だった。まあ、ぬたりの好みはやっぱりもう少し「きりり」ではあったけどね。
何しろ群馬の地酒というのは案外存在感がない。東京あたりでもそれほどありがたがられることもなく、知名度のある銘柄もない。それだけに一つくらいは全国的に人気の出る銘柄が出てきて欲しいところなのよね。実力のある越後杜氏を呼んで指導を仰ぐとか、がんばっている群馬の酒蔵もあるだけに、その努力が認められて欲しいな、とは地元民としては思いますです。
なお、ぬたりのお友達で大盃の生酒をどうしても飲んでみたいという方はぬたりにご一報を。あそこの酒屋は確か地方発送も出来たと思うので、酒屋まで赴いて、ぬたりが試飲して、よさそうな一本お送りしますよ。いやあ、あそこ毎年出来が違うから、とかと言って「○○年」とかのラベルつけて売ってるから、飲み比べてみないと味わかんないしね。だからおかあちゃん、あそこの酒屋まで車で連れてってね・・・あれ? どしたの? 怖い顔して(以下、説教が始まったようなので省略)
まあ、当時は火がつきかけくらいで、ほうほう、さすが少し評判になるだけあって良い酒だなあ、なんて感想でしたが。今や首都圏では大騒ぎですわ獺祭。
お酒の弱い私が飲めるくらいのお酒ですから~(笑)
といっても私は獺祭の3割9分しか飲んだことがないので、他のだとまた違うのかもしれませんが…。
他にも酒蔵はあるので次回はまた違う地酒を~(*^^*)
群馬は蔵元で生原酒出してくれるようなとこが少なくて、火入れが中心になってる部分はありますね。大盃の生にしても、酒屋の店主が頼み込んで、店の冷蔵設備を見せて、ようやく認めてもらえたものらしいってくらいでして。
何しろ隣県は新潟県ですからね。やはり新潟の酒になびきますね。群馬にいても入手も比較的容易ですし。
地元の酒蔵行って試飲できるなら蔵出し原酒試してみんさいと。
基本はやはり地域の味になるんで、案外地元の酒が味覚に一番合ったりするもんだとは思います。
個人的には長珍のしんぶんしを好んでますが、他にもそれが当てはまるとも思ってません。
あれ、無濾過生だから辛口好きには多分合いません。以前飲んだ時どうでしたかね?(笑)
愛知の酒は平野部や知多ではまろやかで旨味の乗った酒が多いですし、山間部の酒蔵はキリッと締まってくる印象なものを出してるんで、意外に酒どころとしては面白いお酒造りが多いですね。
入手困難になってる「空」を作ってる関谷酒造さんの吟醸工房にちょくちょく行ってますが、最近35%精米の大吟醸作ってて、苦笑した覚えがあります。
しんぶんしでも精米歩合40、50、60と別品種で65なんてのがありますけど、私自身は65が一番好きな味わいだったりします。