先日新潟に遊びに行ったんですけどね。
で、ぬたり一人で出かけてるならともかく、いまやおかあちゃんも一緒にいるわけで、食事のお店にも気を遣う。んで、スマホを駆使してとあるお店を訪問。褒める気しかないので店の名前も出すが、「FARM FRONT SEKI NOEN」である。米処南魚沼の米生産者が経営する直売所兼レストラン(カフェといった方が良いかも)といった形の施設。
米生産者の食事処な訳だから、食事しようとしたらメニューは実質「塩むすび」しかない。しかも、具なしのおむすび2個、味噌汁、漬物、海苔、のセットが1,480円とお世辞にもリーズナブルとは言いがたい。
しかしこれがまあ、バカうまい。
炊き方等の好みもあろうが、米を分かってる人間がきちんとおいしくなる様におむすびを作っているという感じ。ここはホントに米が食べられる人には全員にお勧め。言って食え。そして米という食材のポテンシャルを再認識すべし。
ぬたりは自他共に認めるおむすび好きであるが、おむすびを食べてそのうまさに思わずうなったのは人生で2度目。一度目は広島の「むさし」の銀むすび。あの時は「世界一うまいおむすびがまさか広島にあるとは」といたく感動したもんだ。今回のおむすびと比べてどうかと言われると「方向性が違う」と言うのがぬたりの回答。むさしのおむすびの肝は「握り具合」と「塩加減」の絶妙さ。握り具合はかなり優しく塩味は結構きつい。この具合が絶妙で正直むさしのおむすび食べるのならおかずなんかいらない。
一方FARM FRONTは良質な米をおいしくなる様に炊き、一番おいしくなる様なおかずを配している、という感じ。おむすびだけでも十分おいしいが、米がシンプルなおかずを引き立て、またおかずも米の存在を引き立てている感じ。これは良い店を見つけた。また行こう、と言いつつむさしのおむすびも久しぶりに食べたいなあ。
さて、今回のネタは、おいしいお店を見つけた、と言うだけでは終わらない。もう一つ、おいしいお店がなくなった、と言う経験も同日にした。店の名前はオレンジハート石打店である。
オレンジハートはマイナーにも程があるコンビニチェーン。正直ネットの情報も頼りなく、青森県内に数店舗まだあるらしく、ここ石打店も看板と店舗スペース自体は現存している。
オレンジハート自体がかなり緩いフランチャイズだったようで、結構各店舗は好きにやってたみたいで、結構どの店も「手作り弁当・おむすび」を売っていたようで、石打店も店内調理の惣菜やおむすびを売っていた。このためコンビニでありながら、地元南魚沼産の米を使ったおいしいおむすびが買え、しかもお値段もそこそこリーズナブル。コンビニおむすびと考えればすこし高いが、前述のように現地でコシヒカリおむすび食べようとすると結構な値段するから相対的に相当リーズナブルだった。なのでぬたりは通るたびに寄って購入していた。
が、結婚してからは新潟方面の外出の機会も減り、なかなか行けない状況。実際オレンジハートはフランチャイズ本部もいつの間にやら実態不明になり、2020年にみなし解散となっている。だから今も残っている店は当時の名残で名乗ってるだけ、という形。
で、今回、久しぶりに石打店を訪れたぬたりは、一応看板は掲げられたままで、店内電気もついていることから入店。しかし店内は一切商品はなく、ただのスペースを見ることに。レジカウンターはあったが、宝くじ売り場、として機能していた。まあ、ストリートビューを見てもまともなコンビニとしては機能できないなってのは分かっていたけどね。看板があるとは言え、これで新潟県からもオレンジハートはなくなったと言うことですね。青森の店舗は複数まだ営業中のようだが、流石に気楽に現地確認は出来んな。ストビューだとやってるっぽいけど。
まあコンビニチェーンの消滅なんて案外珍しいもんではなくて、結構たくさんあった全国的なチェーン店は、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートに集約された。地域展開のコンビニにしても大手に鞍替えは珍しくはなくて、群馬県でも地場コンビニ、セーブオンがローソンにまるまる移行した(移行せずに閉店した店も結構あったけど)。世の中は移り変わっていくんだなあ、としみじみしつつ、知らなきゃ寄れないような地味なコンビニに美味しいおむすびがあることを知ってて、何回も寄って食べられたことの幸せを素直に喜びましょうかね。オレンジハート石打店様、お世話になりました。
で、ぬたり一人で出かけてるならともかく、いまやおかあちゃんも一緒にいるわけで、食事のお店にも気を遣う。んで、スマホを駆使してとあるお店を訪問。褒める気しかないので店の名前も出すが、「FARM FRONT SEKI NOEN」である。米処南魚沼の米生産者が経営する直売所兼レストラン(カフェといった方が良いかも)といった形の施設。
米生産者の食事処な訳だから、食事しようとしたらメニューは実質「塩むすび」しかない。しかも、具なしのおむすび2個、味噌汁、漬物、海苔、のセットが1,480円とお世辞にもリーズナブルとは言いがたい。
しかしこれがまあ、バカうまい。
炊き方等の好みもあろうが、米を分かってる人間がきちんとおいしくなる様におむすびを作っているという感じ。ここはホントに米が食べられる人には全員にお勧め。言って食え。そして米という食材のポテンシャルを再認識すべし。
ぬたりは自他共に認めるおむすび好きであるが、おむすびを食べてそのうまさに思わずうなったのは人生で2度目。一度目は広島の「むさし」の銀むすび。あの時は「世界一うまいおむすびがまさか広島にあるとは」といたく感動したもんだ。今回のおむすびと比べてどうかと言われると「方向性が違う」と言うのがぬたりの回答。むさしのおむすびの肝は「握り具合」と「塩加減」の絶妙さ。握り具合はかなり優しく塩味は結構きつい。この具合が絶妙で正直むさしのおむすび食べるのならおかずなんかいらない。
一方FARM FRONTは良質な米をおいしくなる様に炊き、一番おいしくなる様なおかずを配している、という感じ。おむすびだけでも十分おいしいが、米がシンプルなおかずを引き立て、またおかずも米の存在を引き立てている感じ。これは良い店を見つけた。また行こう、と言いつつむさしのおむすびも久しぶりに食べたいなあ。
さて、今回のネタは、おいしいお店を見つけた、と言うだけでは終わらない。もう一つ、おいしいお店がなくなった、と言う経験も同日にした。店の名前はオレンジハート石打店である。
オレンジハートはマイナーにも程があるコンビニチェーン。正直ネットの情報も頼りなく、青森県内に数店舗まだあるらしく、ここ石打店も看板と店舗スペース自体は現存している。
オレンジハート自体がかなり緩いフランチャイズだったようで、結構各店舗は好きにやってたみたいで、結構どの店も「手作り弁当・おむすび」を売っていたようで、石打店も店内調理の惣菜やおむすびを売っていた。このためコンビニでありながら、地元南魚沼産の米を使ったおいしいおむすびが買え、しかもお値段もそこそこリーズナブル。コンビニおむすびと考えればすこし高いが、前述のように現地でコシヒカリおむすび食べようとすると結構な値段するから相対的に相当リーズナブルだった。なのでぬたりは通るたびに寄って購入していた。
が、結婚してからは新潟方面の外出の機会も減り、なかなか行けない状況。実際オレンジハートはフランチャイズ本部もいつの間にやら実態不明になり、2020年にみなし解散となっている。だから今も残っている店は当時の名残で名乗ってるだけ、という形。
で、今回、久しぶりに石打店を訪れたぬたりは、一応看板は掲げられたままで、店内電気もついていることから入店。しかし店内は一切商品はなく、ただのスペースを見ることに。レジカウンターはあったが、宝くじ売り場、として機能していた。まあ、ストリートビューを見てもまともなコンビニとしては機能できないなってのは分かっていたけどね。看板があるとは言え、これで新潟県からもオレンジハートはなくなったと言うことですね。青森の店舗は複数まだ営業中のようだが、流石に気楽に現地確認は出来んな。ストビューだとやってるっぽいけど。
まあコンビニチェーンの消滅なんて案外珍しいもんではなくて、結構たくさんあった全国的なチェーン店は、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートに集約された。地域展開のコンビニにしても大手に鞍替えは珍しくはなくて、群馬県でも地場コンビニ、セーブオンがローソンにまるまる移行した(移行せずに閉店した店も結構あったけど)。世の中は移り変わっていくんだなあ、としみじみしつつ、知らなきゃ寄れないような地味なコンビニに美味しいおむすびがあることを知ってて、何回も寄って食べられたことの幸せを素直に喜びましょうかね。オレンジハート石打店様、お世話になりました。