フィヨルドの変人 ~Odd person in fjord~

ぇいらっしゃ~い!!!

君は歌うことが出来る

2015年04月04日 10時49分17秒 | 僕もうさだファンじゃ(殴)
知り合いから「なんでさだファン辞めたの?」と聞かれる。
はいはい、僕もうさだファンじゃ(殴)
・・・といつもの常套句言ってると話が先に進まないので脇に置くが、別にファンを辞めたつもりはないんだけどね。ただまあ、新しいCDとかテレビ出演のチェックだとかは、ここ数年してない。これをもって「ファンを辞めた」と言われることは、まあ当然だわな。
その時知り合いに語った「何で辞めたか」は面白い話でもないので割愛するが(書いてはみたんだけど本当に面白くない)、少し離れてたら興味は戻ってきてるなあ、というのは、知り合いに語って再発見した形。
ぬたりがさださんのCDを買わなくなった数年前、なにかこう、さださんとの距離感がつかめない自分がいてね。それまでさださんべったりだったのが、どうにもそうできなくなってきててね。それでファンクラブを辞めてCDも新規購入を止めて、少し離れてさださんを見ていた訳ね。そしたら、案外面白いんだよね。ファンの時も何となくは思っていたけれども、積極的に情報収集していない状態で得られるさださんの情報が、なにやら思いがけない方向だったりするわけでね。いきなりアニメで豆腐屋やったとか、アルフィーの高見沢さんと組んで歌作ってみたりね。還暦のコンサートでももクロ呼んだりもしてたなそういえば。積極的に情報収集していない分、突発的に情報がもたらされる感じも増すから、「おお、さださん相変わらず頑張ってんなー」と気楽に喜べたりできてるのね。新しいアルバムも、ちょっとは聴いてみてもいいかなあ、と思ったりもするようになりましたな。
ただまあ、アルバムを買ったとしても、昔のようにべったりで聴き込むことがないのは確かでね。さださんは今でも多分裏の裏まで練り込んだ曲作りをしてると思うけど、それを読み解く努力は多分しない。もっとライトな感覚でさださんと付き合うと思うな。曲の裏とかに気づけたらそれの方が良いけど、分からなかったら別にいいや、程度。そういう意味では、CD買っちゃってもぬたりの常套句「僕もうさだファンじゃないし」は今後も使えるかな。「さださんの曲を気楽に聞き流すなんて奴はファンじゃない!」と、信者さん達はいちゃもんをつければつけられるしね。

まあ、あれこれ言ってきたけど、さださんの歌は立場によって聞こえ方が違ってくるので、油断できないってことです。「関白宣言」なんて、取り立てて好きというほどではなかったけど、結婚した今ではすげー良い曲だと心から思うわ。あれを独身の身で作ったさだまさしという男は、やはり只者じゃないよなあ。
コメント (2)
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