先日、倉田保昭凱旋帰国50周年を記念して、これまた50年ぶりに再上映された「帰って来たドラゴン」を劇場鑑賞出来ましたので、遅ればせながらのご報告をさせていただきます。
で、結論から申し上げれば、若かった当時に熱くさせられた気持ちが蘇りましたですよ (^^♪
とにかくブルース・リャンと倉田保昭というアクションの天才が直に対決する場面の緊張感は最高で、もちろん撮影されていた時期にはCGもワイヤーアクションもありませんでしたので、アナログでここまでやっていたっ!
その迫力たるや半端ではなく、しかも劇場の大画面で、それが堪能させられたんですから、たまりません (^^♪
また、同時に脇役陣の頑張りも相当なもので、やられっぷり良さは特筆されねばなりませんし、ストレートな画面構成によるシンプルな映像の積み重ねが逆に生身のアクションを最良の形でフィルムに焼き付けたんだと思います。
そこで気になる画質については、損傷してしまった原版フィルムからギリギリのリマスターが行われたとはいえ、流石に粒子の粗さは如何ともし難く、現代のデジタル映像に慣れた皆様にとっては、50年前の作品という古臭さを感じてしまうかもしれません。
しかし、だからこその再上映という意義も確かにあるはずで、それは実際、サイケおやじが鑑賞した日だけかもしれませんが、老人よりは若者が目立つ客層には、ちょいと驚かされたりもしました (^^;
そこで以下に、倉田保昭御大からの舞台挨拶等々の映像をネットからシェアしておきます。
『帰って来たドラゴン』の7/26・27・28舞台挨拶
『帰って来たドラゴン』舞台挨拶8.10(ノーカット)
撮影当時の裏話から現在の心境等々、倉田保昭御大の信念や熱意が伝わって、妙に心が和んだりもしますねぇ~♪
それと同時上映された短篇「夢物語」が、これまた素晴らしく、とても御年77歳という老人・倉田保昭の強烈なアクションにも圧倒されますよっ!
Short Shorts Film Festival & ASIA 2023 出品作品『夢物語』予告編
㊙新作映像!ちょこっとお見せします!告知もあります。
ということで、一応、東京地区での上映は終了となりましたが、以降は全国各地でも公開される予定等々、倉田保昭御大自らのメッセージ動画も貼っておきました。
全国共通特別鑑賞券+特典(サイン入りロビーカード)販売中!
いゃ~~、この「帰って来たドラゴン」は必ずやBD&DVD復刻もあるはずですが、機会があれば、ぜひとも映画館の大きな画面での鑑賞をオススメする次第です。
今回、思わず「不滅」という言葉を思い出してしまったサイケおやじからの、ご報告でした。