OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

ひとりぼっちの夏の爽やかさ

2024-08-03 16:52:36 | 歌謡曲

ひとりぼっちの夏 / チューインガム (CBSソニー)

あまりの酷暑に昨日はダウン…… (>_<)

今朝もイマイチ、調子が上がらないということで、本日は爽やかな夏歌を選んでみました (^^♪

それが昭和50(1975)年8月に発売された本日掲載のシングル盤A面曲「ひとりぼっちの夏」でして、演じているチューインガムは松田りか&松田マミの姉妹なんですが、当時の彼女達は中学生であり、そもそも昭和47(1972)年の公式デビュー曲「風と落葉と旅びと」をスマッシュヒットさせた時は天才小学生フォークデュオの登場!

―― と、大いに騒がれたものでした。

なにしろ発表する楽曲のほとんどにソングライターとして姉妹が関わっていましたからねぇ~~、その何れもが爽やか系歌謡フォークの典型というあたりの毒気の無さも、好きな人には好きとしか言えない世界でありましょう。

ただし……、基本的にロリ趣味の無いサイケおやじにとっては、まあ……、ど~でもいい存在だったんですが、この作詞:松田篝&作曲:松田りか、そして編曲:船山基紀とクレジットされた「ひとりぼっちの夏」だけは、耳にした瞬間からシビレさせられましたですねぇ~~ (^^♪

それはミディアムスローのソフトな歌謡フォークながら、とにかくイントロから流麗なストリングスやエレピ、ハープやアコースティックギターの柔らかな響きをたっぷりと用いたアレンジの心地良さには、同時期に流行っていたCTI系のイージーリスリングジャズの趣があるもんですから、いよいよ歌い出される涼しさ満点の曲メロに附された、これが胸キュンの夏を印象づける歌詞の世界が姉妹のハーモニーで演じられれば、酷暑の日常も爽やかに過ごせるというもんですよ (^^♪

ちなみに作詞を担当した松田篝は姉妹の父親であり、ヤマハ系のソングライターでしたから、その影響と繋がりがあればこそ、チューインガムもヤマハのポプコンには何度も出場し、グランプリも獲得しているとあっては、才能という遺伝子の証明が、ここにある事が確認出来るんじゃ~ないでしょうか。

ということで、「ひとりぼっち」なんていう状況は「寂しさ」「侘しさ」に直結しそうではありますが、サイケおやじとしては、人生の中で「ひとりっきり」の時間は極めて貴重だと思っておりますので、決して嘆くこたぁ~無いという立場です。

それは日頃何かと喧しい「しがらみ」や「腐れ縁」から解放されていると思えば、自分本位で過ごせるわけですからねぇ~~ (^^;

所謂「負け惜しみ」とか「居直り」と受け取られれば、それはそれでよろしいかと (^^;

つまり、そこから新しい関係を築ける端緒が「ひとりぼっち」と思いたいわけですよ。

うむ、暑苦しい夏は、まだまだ続きそうですねぇ……。

コメント
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