OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

春のアイドル歌謡ポップス:其の壱

2015-04-17 15:35:59 | 歌謡曲

ときめきTouc Me / 渡辺めぐみ (SMS)

この季節に聴きたいアイドル歌謡ポップスは!?

なぁ~んて、今となっては中高年の酒飲み話のネタかもしれませんが、サイケおやじ的には所謂典型的な80年代アイドルだった渡辺めぐみの歌手デビュー作、つまりは昭和57(1982)年に発売された本日掲載のシングル盤A面曲「ときめきTouc Me」を外すわけにはまいりません。

説明不要かと思いますが、彼女はモデルが本業でしたから、そのスレンダーで男好きのするルックスと性格の良さが滲み出た存在感は、今も忘れられていないはずで、というよりも、現在は会社経営にも携わっているというあたり、周囲から暖かく見守られ続けているんじゃ~ないでしょうか。

何を隠そう、サイケおやじは彼女がアイドルデビューという時期に、ちょっぴりですが仕事で接したという幸運がありまして、こんなに輝きながら、決して気取らずにいられる性格の良さに驚いた印象があります。

逆に言えば、だからこそ芸能界なんていうドロドロした世界でやっていられる彼女の自信の裏打ちにも、なかなか驚いていたわけですが、まあ、それはそれとして、その頃は言うまでもなくアイドル業界が活性化していましたから、数多のライバルの中で生き残っていくには、相当な覚悟があったと思われます。

で、この「ときめきTouc Me」は作詞:竜真知子&作曲:小杉保夫、そして編曲: 馬飼野康二という、まさにリアルタイムのヒットメーカートリオが会心の仕上がりでしょう。

もちろん、彼女の歌唱力に些かの問題点は否定出来ませんが、それゆえに愛着が増しているというのは、贔屓の引き倒しではありません。

う~ん、なんというか、憎めないんですよ、渡辺めぐみ、その人がねぇ~~♪

名曲ゆえに昔ならば競作もあり、また後発のアイドルにカバーされても完全OKのはずが、実は誰が歌っても、彼女ほどのイメージの勢いは演じられないと断じてしまいそうですよ、僭越ながら♪♪~♪

ということで、世の中には性格が悪くて印象深い異性は夥しくも、逆の場合は稀有な幸せでありましょう。

そういう人との出会いは、例えブラウン管の中からであっても、絶対的なものを感じてしまうのでした。

コメント
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