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サイケおやじの生活と音楽

占いとソフトロックの相性は?

2024-03-28 17:22:47 | 歌謡曲

花占い / アイリーン  (リプリーズ / ワーナーパイオニア)

いきなりですが、皆様は「占い」って、信じますか?

不肖サイケおやじは、ほとんど信じておりませんし、もしも、それで悪い運勢でも言い渡されたら嫌なので、テレビや雑誌等々からの「ご宣託」には極力接しない様にしているんですが、それが今日は……、なんとっ!?

仕事で出向いた某所で全く初対面の御夫人から――

  決して良いとは言い難い、その運勢は……云々

―― みたいな、丸っきり金田一耕助の探偵譚に出て来る、あんたは何処の巫女ですかぁ~~ (>_<)

つまり……、サイケおやじには所謂悪相が出ているらしいんですが、そんなのカンケ~ねぇ~~!

とは思いつつも、それなりに気にしてしまったですよ (^^;

う~ん、占いってのは、罪作りじゃ~ないですかねぇ……?

ということで、ご紹介するのは、アイリーンが昭和47(1972)年2月に出した本日掲載のシングル盤A面曲「花占い」でして、これが作詞:山上路夫&作曲:いずみたく、そして編曲:青木望が手掛けた所謂キューティポップ調のソフトロック歌謡なんですねぇ~~♪

それは実際、ミディアムアップの明るいメロディに屈託の無い歌詞の世界、そして弾んだ演奏パートにはアコースティックギターやエレキベース、そしてライトタッチのドラムス等々が前向きなビートを作り出し、流麗なストリングスにアクセントも明快なホーンセクションが解放感溢れるポップス歌謡の王道を演出してくれますから、ほとんど違和感の無いアイリーンの日本語歌唱にも罪の意識(?)なんてのは、微塵も感じられませんよ (^^♪

いゃ~~、それにしても最近は、こ~ゆ~歌謡曲が絶滅状態で、先が思いやられますねぇ~~ (^^;

それは年寄りの余計なお世話ではありましょうが、絶滅種を危惧する気分であります (^^;

ということで、これから今夜は悪企みの集まりがあるので、危うきには近寄らずって気分になっているのは、やっぱり先ほどの「ご宣託」に影響されたの心境なんでしょうか…… (^^;

やれやれ……、この自己矛盾 (>_<)

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残されたサイン考

2024-03-27 18:40:38 | 歌謡曲

幸わせにふるえて / 中原マキ (東芝)

憧れのスタアからサインを頂戴するという事は、つまりは自分との繋がりを強くしたいという行為に他ならず、だからこそ、自らお願いして貰ったサインには特別の思い入れがあるという、自分史における大切な思い出の証でありましょう。

ですから、そ~でない場合は、そこにあるサインが例え本物であったとしても、鑑定書でも無い限り、それは単なる落書きに過ぎないというのが、骨董品や中古市場の認識であるという、その現実にはサイケおやじも納得して共感するばかりです。

したがって、ネットオークション等々で「本人サイン入り」とかを大々的にアピールして出品されているブツにおいては前述したとおり、鑑定書が無い場合、捏造された可能性が否定出来ず、実際に偽物を売っている恥知らずが少なからず存在している事は常識ではありますが……。

さて、そこで本日掲載したのは、我が国の大御所ジャズシンガーとして活躍する伊藤君子が昭和44(1969)年に中原マキ名義で公式レコードデビューした時のシングル盤と云われるブツであり、しかも中古ゲットしたジャケットスリーブには、本人のサインと思しき書き込みがっ!?

しかし、サイケおやじは決して、それで手にしたレコードではありません。

当然ながら、所期の目的は収録A面曲「幸わせにふるえて」という、中原マキが歌う楽曲そのものであり、作詞:島津ゆうこ&作曲:中洲朗、そして編曲:荒木圭男という制作スタッフ共々に作り上げた、これがビートの効いた湿っぽい正統派歌謡曲という、正に当時のサウンドに彩られた佳作的裏名曲と思えば、抑えた中にも芯の強い唸りを交えた中原ミキの歌いっぷりにしても、好きな人には好き♪♪~♪

―― としか言えない魅力があり、特にサビでの節回しにはグッと惹きつけられるわけですよ (^^)

う~ん、こ~ゆ~ところのソウルフィーリングが、後に本格的なジャズシンガーに転身出来てしまう資質なのかもしれませんが、前述した「中原マキ=伊藤君子」という方程式(?)の証明には、決してなり得ないんじゃ~ないでしょうか?

少なくとも、サイケおやじは、その点については確証を掴めておりませんので、あくまでも伝聞としての「中原マキ=伊藤君子」説に寄りかかっているにすぎません。

ですから、その手掛かりとして、掲載した私有盤に残されている彼女のサインが役立つのなら、その筆跡鑑定等々から、件の噂の真相が明かされるとすれば、それは「落書き」とばかりは言えますまいっ!?

ちなみに話は前後しますが、サイケおやじがこの中原マキが歌う「幸わせにふるえて」を気にし始めたのは昭和60(1985)年頃、例の廃盤アワーのブームで友人から聴かせてもらって以来の事でして、その時は既にジャズシンガーの伊藤君子は知っておりましたが、その人が……、まさかっ!?

結局、その曖昧な事実を耳にしたのも、時代は平成に入っての事でしたから、自ずと猟盤活動にも力が入って幾年月……。

ようやく、これを掌中に収めたのは昨年の事でありました (^^;

ということで、探索作業には何事も疑義が切り離せないのは、この世の理と思います。

ただ、それに拘泥するのは精神衛生上、良いとは言えないんでしょうねぇ~~ (^^;

そんなこんなの危ういバランスが、まあ……、人生の味わいかもしれませんが (^^;

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この人だぁ~れ part-151:あすかえみ

2024-03-25 17:18:32 | 歌謡曲

恋になるまえに / あすかえみ (日本コロムビア)

既に皆様ご推察のとおり、本日掲載のシングル盤はサイケおやじのジャケ買い趣味からの1枚でして、また……、当然ながら、あすかえみと名乗る美人歌手についても、「この人」シリーズに分類せざるを得ません (^^;

で、肝心のA面収録曲「恋になるまえに」は作詞:山田孝雄&作曲:鶴岡雅義から提供されたミディアムアップのムード歌謡にして、盛り場演歌ではありますが、甲斐靖文がシャッフル系のジャジーなアレンジを施していますから、なかなか調子の良いグルーヴ艶歌というあたりは捨て置けません (^^)

そして、あすかえみの歌唱がソフトなファルセットを用いた大月みやこっぽい声質&節回しを披露しているもんですから、入れてもらっている高齢者バンドでやってみたくなる誘惑までもっ!

まあ……、このあたりは例によってサイケおやじの独断と偏見ながら、曲調やサウンドの雰囲気が正に発売された昭和51(1976)年という、当時を知っている人も、また知らない皆々様にとりましても、ひとつの昭和歌謡曲の味わいを楽しめるものと思っている次第です。

ということで、またまた昭和歌謡曲の奥の細道に迷い込まされてしまいましたよ、掲載シングル盤によってっ!?

もちろん、それは日常とは切り離せなくなっている猟盤活動に根差した宿業かもしれませんが、そこに中古市場がある限りっ!

そ~ゆ~意気込みは忘れたくありませんです (^^)

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志村香の空気感

2024-03-24 17:57:01 | 歌謡曲

星のシンフォニー / 志村香 (日本コロムビア)

志村香は「第二の菊池桃子」として仕立て上げられたアイドル女優&歌手だったんですが、残念ながら、結果は皆様ご存じのとおり、然したるブレイクも無いままにフェードアウト……。

その経緯については、まず菊池桃子の本格的な芸能界デビュー作としてヒットした、例の下ネタ大バカ映画「パンツの穴」の続篇企画がありながら、人気沸騰の菊池桃子が、それゆえに出演を拒否した事から急遽開催されたオーディションで選抜されたのが志村香だったと記憶しているんですが、ちょいと曖昧なところはご容赦くださいませ <(_ _)>

で、志村香は予定どおり、前述の映画で主演デビューを果たすも、やはり作品そのものはコケたというか、それなりに豪華絢爛(?)な出演者という話題もあったんですが、空回りしていたんじゃ~ないでしょうか。

それよりも、サイケおやじはアイドルシンガーとしての志村香に妙な可能性を感じておりまして、それは自分の趣味の範疇外であるロリ系の佇まいにパワー不足のボーカル、しかしながら、そこはかとないミステリアスな色気に気を惹かれていたのは、我ながら不思議なところです (^^;

しかも出してくれたシングル曲が何れも、なかなかの裏傑作的な楽曲であり、極言すれば所謂イイ曲を力不足のボーカルで歌いながら、だからこその「空気投げ」的な必殺性があるというか……、そのあたりの感性を上手く文章表現出来ないのは、全くサイケおやじの不明…… <(_ _)>

ですから、皆様には実際に聴いていただけるのが一番という思いから、ご紹介するのが昭和60(1985)年7月に発売された本日掲載のシングル盤A面曲「星のシンフォニー」」でして、これは作詞:三浦徳子&作曲:林哲司、そして編曲:新川博が提供したミディアムアップのアイドル歌謡ポップス♪♪~♪

いゃ~~、こ~ゆ~夏の夢見るラブソングってのは、その甘酸っぱさゆえに演じる歌手が選ばれるというか、繰り返しますが、キュートな佇まいにパワー不足のボーカルがジャストミートの志村香なればこそっ!

あぁ~~、パーシー・フェイス・オーケストラで有名なスタンダード「夏の日の恋」を巧みにアダプトした新川博のアレンジもニクイばかりですし、林哲司のメロディ優先主義にも感服するしかありません (^^)

しかし、これほどのシングル曲を出していながら、大きなブレイクが果たせなかったあたりは、正に現実の厳しさでありましょうか……。

だからこそ、基本的にロリ趣味の無いサイケおやじが思い入れてしまうのは、気恥ずかしい告白というわけです。

ということで、本日は皇居に観桜と思っていたのですが、あれやこれや雑事に忙殺され、またまたストレスが蓄積しております (^^;

それでも、こ~やっていられる現在の幸せに感謝です。

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これも日本のロックだねぇ~~!?

2024-03-23 17:14:53 | 歌謡曲

絶体絶命 / 山口百恵 (CBSソニー)

今更ですが、山口百恵ほど歌謡ロックをやっていたトップアイドルシンガーも珍しいと思えば、「横須賀ストーリー」「赤い衝撃」「イミテイション・ゴールド」「プレイバック Part 2」「ロックンロール・ウィドウ」等々のシングルヒットの中でも、サイケおやじが特に好きなのが昭和53(1978)年8月に出してくれた本日掲載のシングル盤A面曲「絶体絶命」です。

もちろん、これは説明不要というか、あの――

 やってられないわぁぁ~~♪

―― というキメのフレーズが社会現象的流行となったほどの大ヒット曲であり、それは作詞:阿木燿子&作曲:宇崎竜童という、最強ソングライター夫婦が狙って作り上げた傑作であり、いきなりの衝撃的歌い出しからキリキリと胃が痛くなる様な文字通りドラマチックな場面展開的曲構成を見事に歌いきっている山口百恵のクールな激唱も素晴らし過ぎますが、それが強い印象を残すのも、ミディアムアップでハードロックなアレンジを施した萩田光雄の手腕があればこそっ!

実際、激辛なリズムギターのカッティング、メリハリの効いたドラムスや唸るオルガン、ヘヴィなリフを奏でるストリングスとギターの共謀は、ニクイばかりなんですよっ!

さりげないオカズを入れて来るピアノやベースもイイ感じ (^^)

いやぁ~~、それにしても、ここまでクールで熱いロック歌謡をシングルヒットさせてしまう当時の山口百恵の存在感は、流石に凄いものがありますねぇ~~!

ということで、本日参加した高齢者バンドの練習では、歌謡曲好きボーカル女史の希望により、この「絶体絶命」を練習し始めましたが、やっぱり我々は高齢者ですから、ハードなフィーリングを長続きさせるのに四苦八苦…… (^^;

現実として、絶体絶命でありました (^^;

そして、ど~せなら、歌謡ロックだけを集めた山口百恵の編集盤を強く望んでしまうのですが、もしかしたら、既にあるのかもねぇ~~ (^^)

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彼女も猫顔

2024-03-20 18:47:48 | 歌謡曲

ヘッドライト / シルビア・リー (Dan / 徳間音工)

先週 ~ 今週は全くコリアンウィークというか、とにかくも大谷翔平が移籍加入したドジャースとダルビッシュ有がエースのパドレスとの大リーグ開幕戦、そしてサッカーW杯では北朝鮮と日本の対決という事で、遮二無二盛り上がっている世相には、日頃天邪鬼なサイケおやじにしても本日は呼応し、取り出してしまったのが韓国系シンガーのシルビア・リーが昭和49(1974)年1月に出したシングル盤です。

ちょいと記憶が薄れてはいるんですが、彼女は決して「在日」では無かったのでしょうか、確かテレビオーディション番組「スター誕生(日本テレビ)」の韓国大会を勝ち抜き、いよいよ我が国での決戦大会で山口百恵に勝ってしまったという実力派スタア候補生だったんですが、皆様ご存じのとおり、日本ではイマイチ……、ブレイクしたとは言い難く……。

それでも幾枚か発売された彼女のシングル盤は今も根強い人気があるらしく、サイケおやじにしても、作詞:阿久悠&作編曲:三木たかしから提供の掲載盤A面曲「ヘッドライト」は、なかなか気に入っております。

いゃ~、なにしろ、これがイントロからヘヴィなビートが炸裂するミディアムテンポの演歌ソウルなんですから、たまりません (^^)

しかも、シルビア・リーのアルトボイスでの節回しが当時、セクシーアクション歌謡で人気絶頂だった山本リンダに酷似しているあたりも高得点ですし、だからこそ、絶妙のカタコト日本語による歌いっぷりが尚更に強い印象を残すんですねぇ~~♪

ちょっとばかり、すっきりした曲終わりが勿体無いと思うほどの仕上りは、しかし……、これはこれで正解でしょうか。

それゆえに繰り返し、聴きたくなってしまうのも確かな欲望の発露であります (^^)

ちなみにジャケ写に登場している彼女のポートレートからも一目瞭然というか、グサッと突き刺さって来る猫顔も個人的には気になるわけでして、当時のキャッチコピーが「東洋のキャッツ・アイ」ってのにも、納得してニンマリです (^^)

ということで、先刻から急にPCの機嫌が悪くなり、悪戦苦闘させられました (^^;

なんとか持ち直したものの、先が思いやられるなぁ……。

こんな時こそ、大音量でステレオ鳴らしたい気分ではありますが、まあ……、いいか(^^;

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この人だぁ~れ part-150:和泉早苗 ~ 和洋折衷の合点

2024-03-19 17:24:56 | 歌謡曲

恋ばなし / 和泉早苗 (ビクター)

様々に異論はございましょうが、歌謡曲は汎用性・雑食性の高い音楽ジャンルなので、殊更和洋折衷様式で制作された楽曲も多く、例えば昭和51(1976)年6月に和泉早苗が出したとされる本日掲載のシングル盤A面曲「恋ばなし」は、重いロックビートを用いた歌謡フォーク系アイドル演歌という趣がニクイほどにキマッた裏傑作かもしれません。

それを作詞作曲:たきのえいじ&編曲:神保正明という制作スタッフが何処まで狙っていたかは知る由もありませんが、とにかくもブリティッシュスワンプみたいな重心の低いドラムスと地味に蠢くベースによるリズム隊が作り出すミディアムテンポのグルーヴは大いにサイケおやじの好むところですし、曲展開の合の手に用いられる琴、あるいはハープに似せた音色の和風なメロディリフも相まって、絶妙に摩訶不思議な懐かし情緒を作り出しているあたりは、和泉早苗の清涼にして素直な上手さを発揮するボーカルにはジャストミートの仕上りかと思うばかり (^^♪

もちろん、彼女については「この人」シリーズですから、そのプロフィールについてはジャケットスリーブ裏に掲載の簡単な紹介しか分かりませんが、それによれば、このシングル盤を出した当時は19歳前後らしく、そ~知ってしまえば、穏やかな微笑みがイイ感じのジャケ写ポートレートにも魅せられてしまいますよねぇ~♪

告白すれば、これは完全なるジャケ買い中古盤としてゲットしたわけでして、加えてウリのA面曲「恋ばなし」が、なかなかサイケおやじの琴線に触れる仕上がりだったという、聊か本末転倒ではありますが、個人的にはアタリのブツだったというわけです (^^)

そして現状での復刻状況は定かではありませんが、埋もれさせてしまうには如何にも勿体無いと確信しつつ、ご紹介させていただきました <(_ _)>

ということで、今夜はネタの入れ替えに借りているトランクルームに赴く予定なんですが、ますますゴタゴタしている所有物の整理には自らの怠慢を痛感する次第…… (>_<)

欲しいブツを手に入れてしまうだけで安心するというか、精神衛生にとっては、それも正解だとは思いますが、バチアタリの誹りは免れないでしょうねぇ…… <(_ _)>

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ミミ萩原こそは女子レスラーの鏡

2024-03-17 17:22:14 | 歌謡曲

Stand up / ミミ萩原 (Orange House / 徳間音工)

一時は低迷していた女子プロレスも最近は新たなスタアも登場し、なかなかの活況を呈しているのはサイケおやじにとっても嬉しいムーブメントなんですが、思い起こせば幾度かの大きな浮き沈みがあった中でも殊更ミミ萩原がエースだった時代こそ、今日に繋がらる女子プロレスならではの本質的な魅力が前面に打ち出されていたんじゃ~ないでしょうか。

それは当然ながら、女子プロレスというショウスポーツに徹したエンタメ興行にあっては、野郎どもの熱い視線が注がれる事こそが第一義であり、その欲求を満たしていくれる女子レスラーがベビーフェイスのエースを演じきれなければ過言では無く、何も見せられないわけで…… (^^;

ですから、キュートなアイドルから転身した女子レスラー!?!

―― なぁ~んいう、格好の商品(?)が提供されるのであれば、集客&テレビ視聴率は急上昇し、しかもデビュー直後からのミミ萩原は華奢な肢体に白水着で負け続け、そのやられっぷりの良さと苦悶の表情が女子プロレス最高の見せ場を作り出していたのですから、それをオンタイムで楽しめたサイケおやじを含む当時のファンには、大切な幸せのメモリーでありましょう (^^♪

しかし、それだけじゃ~、やっぱり満足出来ないのが女子プロレスファンの欲望の深さと申しましょうか、やっぱりミミ萩原にもベルトをっ!

―― という願いが成就したのが女子プロレス転向から約3年後の昭和56(1981)年2月、オールパシフィック王座=白いベルトの奪取 (^^♪

確か……、敗れたヒールの池下ユミは引退させられた(?)と記憶しているんですが、それはそれとして、この頃のミミ萩原は苛烈なトレーニングで肉体改造というか、グッと体重も増やし、華のある身のこなしとパワーアップしたプロレス的ムーブを存分に見せつけましたから、観客やファンはヒートアップし過ぎるほどの盛り上がりとなり、そこで満を持したかの如く、女子プロレス転向後、初めての本格的歌手活動として同年7月に出してくれのが本日掲載のシングル盤でありました (^^♪

もちろん、女子プロレス興行では定番イベントである試合前の歌唱披露を前提にしていたわけですから、A面収録の「Stand up」は作詞:岡田富美子&作曲:長戸大幸、そして編曲:中島正雄が企図提供したのはメタル系ハードロックサウンドで作られたアップテンポのファイティング歌謡であり、ミミ萩原もリング上ではアクションを交えてクールに熱唱するという、このあたりは流石、アイドルシンガーとしての経験が活かされていたわけですよ (^^♪

ちなみに当時の全日本プロレス所属の女子レスラーのコスチュームは、テレビ収録試合では、それなりに大人しい(?)スタイルでしたが、それ以外の興行試合では、ハイレグ系のキワドイ衣装で、アンダー無しの着用が基本だったという伝説があるもんですから、胸のポッチや大切な部分のワレメ浮き出し、おまけに試合の流れの中では時として所謂半マン出しもあった事を付記しておきます (^^)

まあ……、そのあたりこそが女子プロレスの醍醐味であり、殊更野郎どものファンが求めるところではありますが、出場女子レスラーにしても、「見られる」事が自分達の商品価値だとわかっていたとはいえ、試合会場通路でのファンからの「お触り」に関しては、例えばジャガー横田なんかは、鬼の形相でありましたですねぇ~ (^^;

現代の女子レスラーの中には、そんなこんなを否定するが如き発言も散見されますが、「見られる」事の大切さはプロの証という真実を分かっていただきたいものです。

閑話休題。

ということで、最近はマイペースな活動に勤しんでいるミミ萩原ではありますが、冒頭に述べたとおりの女子プロレスブームが再燃している今こそ、セクシーパンサーとして大活躍していた女子レスラー時代の映像を公式発売して欲しいと願っているのは、独りサイケおやじだけでは無いっ!

それを確信しつつ、本日のブログを綴っているのでした (^^)

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そ~思うだけの幸せ

2024-03-15 17:18:23 | 歌謡曲

I THINK SO / 岩崎良美 (キャニオン)

我が国の歌謡曲であろうとも、英語のフレーズや単語が入れ込まれている歌詞が印象的な楽曲は少なくありませんが、それでも昭和55(1980)年12月に岩崎良美が出してくれた本日掲載のシングル盤A面曲は堂々と「I THINK SO」なぁ~んて、英語の惹句(?)を用いた曲タイトルがニクイほどにキマッた名曲にして、名唱でありましょう (^^)

まあ……、どの程度、岡田冨美子が歌詞を綴ったところに最初っからの企画性があったかは判然としないところもありますが、それでも網倉一也が附したメロディにはキャッチーなラインが惜しげも無く投入され、しかも船山基紀のアップテンポのアレンジが、これまたフィ~ルソ~グゥゥッ♪♪~♪

ですから、本来歌唱力が安心印の岩崎良美にとっては、十八番の展開でありましょうし、個人的にはカラオケパートにおけるリズム隊の緩やかグルーヴが明らかに狙っていたものだとしたら、流石のプロの手際でありましょう (^^)

穿った独り善がりかもしれませんが、この「I THINK SO」を例えば石川秀美とか、幾分パワーを前面に出したボーカルスタイルのアイドルシンガーが歌うのであれば、同じリズムセクションの演奏メンバーだったとしても、もっとタイトなノリが提供されたと思うんですが、いかがなものでしょう。

逆に云えば、だからこそ、岩崎良美の魅力が存分に発揮されたんでしょうねぇ~♪

あぁ~~、このシングル盤は彼女にとっては4作目と思われますが、やっぱり初期の岩崎良美には好きな歌ばっかりというのが、サイケおやじの偽りの無い気持ちであります (^^)

ということで、本日はポカポカ陽気に加えて、世間の関心の的は大谷翔平御令室の画像公開でありましたですね (^^♪

いゃ~~、全く爽やか系の美人であり、そのクールな佇まいこそは羨むべきものではありますが、幸せを周囲にお裾分けしてくれる感じは和みの極みかもしれませんねぇ~~♪

 そそぉ~そぉそぉ~~♪

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にわか雨も彼女なら

2024-03-14 17:47:39 | 歌謡曲

にわか雨 / 石川ひとみ (キャニオン)

様々に名曲を書いている西島三重子の提供作品群の中でも、殊更サイケおやじが大好きなのが、昭和58(1983)年5月に石川ひとみが出した本日掲載のシングル盤A面曲「にわか雨」です (^^)

いゃ~、これが岡田富美子の綴った乙女チックな歌詞の世界に附してくれた西島三重子が畢生の胸キュンメロディは、これ以上無いと思えるほどのジャストミート感に満ちたミディアムテンポのニューミュージック歌謡に仕上がっており、だからこそ松任谷正隆のアレンジが、これまたユーミンフレイバーですから、たまりません♪♪~♪

もちろん、そ~した素晴らしい楽曲を活かしきっている石川ひとみの歌唱力にも非の打ち所が無く、これもまた昨今流行の「シティ・ポップ」と云うよりも、典型的なニューミュージック歌謡の傑作でありましょう (^^♪

正直、これを聴いて胸キュン状態に浸るなんてこたぁ~~、すっかり気恥ずかしい年齢のサイケおやじではありますが、だからこその愛着がっ!?

実際、ここんとこしばらく、サイケおやじの愛車の中ではリピート楽曲になっておりますです (^^)

つまり……、告白すれば、石川ひとみのCDまでも買ってしまったわけけでして…… (^^ゞ

ちなみに西島三重子は石川ひとみには他にも名曲「冬のつばめ」や「あざやかな微笑み」等々、数曲提供している中にあっても、やはり「にわか雨」は絶品でしょう。

あぁ~~、それにしても石川ひとみ、歌が上手いですし、今でもアイドル時代とルックスイメージが変わっていないのも、本当に嬉しいです (^^♪

これから彼女の歌を聴いてみようと志している皆様には、もちろん「まちぶせ」は当然ながらも、サイケおやじは、この「にわか雨」を激オススメさせていただきます <(_ _)>

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