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OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

爽やかにして泣きメロ、そして蝉の寿命

2024-07-11 17:35:02 | 歌謡曲

サマー・セイリング / 相本久美子 (東芝)

素直に選んだにしては……、聊かベタ過ぎるかもしれませんが、とかにく昭和55(1980)年5月に発売された相本久美子のシングル盤A面曲「サマー・セイリング」は素敵な夏歌アイドルソング (^^♪

なにしろ作詞:竜真知子&作曲:小田裕一郎、そして編曲:信田かずおが提供してくれたのはミディアムスローなオールディズ黄金律をたっぷり入れ込んだ所謂「あの夏の思い出」という泣きメロ歌謡ですからねぇ~~♪

シャラララ~♪ というイントロのコーラスからツカミはOKのマイナーモードで歌ってくれる相本久美子は、持ち前の爽やか&清純派という、面目躍如の節回しが楽しめるんですねぇ~~♪

もちろん、何時もどおりのパワー不足気味の声質が、だからこそのジャストミート感として清涼な哀愁(?)を表現していると思えば、もしも……、これが松田聖子だったらジクジクの泣き節が前面に出てくる生臭さとして、サイケおやじは辟易させられるに違いありません (^^;

極言すれば、それほど、ここでの相本久美子が愛おしいというわけです (^^♪

ということで、今でも世間は都知事選挙の余波検証というか、殊更落選した上位2名の話題ばっかりで、ど~にも煮えきりません (^^;

しかし、ひとつの方程式というか、自分の支持する候補者を応援する場合に派手な騒ぎや身勝手な行動をやるのは逆効果であり、裏を返せば、気に入らない候補者を落選させるには、そんな手法も確立されたんじゃ~ないでしょうか?

もちろん、候補者本人の意向が何所にあるのかが定かでは無いという状況設定があればこその方程式なんですけどねぇ~、いかがなものでしょう。

最近は蓮舫女史の顔つきが蝉に見えているサイケおやじとしては、蝉は地中から這い出て、羽化した寿命は七日間という刹那も似合っているのかも……、です (^^;

失礼いたしました。

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夏に理屈は不要のアイドルソング

2024-07-10 17:23:01 | 歌謡曲

ポキチ・ペキチ・パキチ / 水谷麻里 (ビクター)

何だ彼だと理屈を並べて、やっぱり夏歌はテンションが高い方がっ!

―― という基準で本日選んだのは、昭和62(1987)年4月に水谷麻里が出してくれた掲載シングル盤A面収録「ポキチ・ペキチ・パキチ」という、今日のコンプライアンスでは、微妙に引っ掛かりそうな曲タイトルだけで悶絶させられそうなアップテンポのサマーソング♪♪~♪

もちろん彼女はデビュー当時からブッ飛び系の歌いっぷりがウリのアイドルシンガーという印象がサイケおやじにはありますから、ここに作詞:松本一起&作曲:佐藤健、そして編曲:戸塚修が仕掛けた覚え易いメロディラインに普遍的な夏の恋模様を描いた歌詞、そしてデジタルサウンドで煮〆たラテンビートのポップス歌謡を溌溂と歌いまくるところは、正に水谷麻里の真骨頂じゃ~あぁ~りませんかぁ~!

いゃ~~、こ~ゆ~楽曲であればこそ、意味不明ながらも、何となく察しがついてしまう曲タイトルがジャストミートの裏傑作と思うばかりですし、これって、もしもカラオケが作られていたとしても、酒席で披露するには相当のアルコール量が必要かもしれませんねぇ~ (^^;

ということで、これから今夜は悪企みの集会へ参加予定なんで、短めに…… (^^;

正直、あんまり……、深入りしたくないなぁ……。

ポキチ・ペキチ・パキチ♪♪~♪

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摂氏100度の肩透かし

2024-07-09 18:58:41 | 歌謡曲

■摂氏100度で抱きしめて / 横山みゆき (キングレコード)

この爽やかなジャケ写に、この曲タイトルですからねぇ~~、思わず素敵な夏歌と思わされたんですが、実は……!?

―― というのが、昭和55(1980)年9月に世に出た横山みゆきのシングル曲「摂氏100度で抱きしめて」でありました (^^;

それは作詞:松本隆&作曲:堀内孝雄、そして編曲:船山基紀という制作クレジット、さらにはアップテンポで、ちょいとボズ・スキャッグスの「Lido Shuffle」みたいな、弾んだ調子のイントロからして夏歌モードが全開していながら、肝心の横山みゆきのボーカルにパワーが不足しているとしか言い様が無いほどの肩透かし唱法……。

まあ……、歌詞の内容が前夜の続きの朝の睦言みたいな感じですから、妙に色っぽい声質による節回しも正解のプロデュースなんでしょうが、それにしても、もう少し前ノリで歌ってくれたってバチは当たらないと思うんですけどねぇ~~~???

もちろん、横山みゆきは1年前に出した「秋止符」のスマッシュヒットが強い印象を残していますから、こ~ゆ~歌い方が求められ、しかも作曲が以降は堀内孝雄が起用される路線に方向性が定められていたのでしょう。

しかし、結果的に大きなヒットには至らず……。

何か、今でも非常に勿体なさを感じておりますが、裏を返せば、今日みたいな猛暑には、こ~ゆ~雰囲気の脱力歌謡もイイ感じ (^^;

ということで、勘違いはご容赦くださいませ。

振り返れば、あまりにも酷かった都知事選挙の諸々、殊更落選が最初っから明白だった蓮舫陣営の悪足掻きというか、メチャメチャなヤジや集団でありながら「ひとり街宣」等々、目に余る行動は候補者本人の知るところではないとしながらも、それを抑制出来なかったのは大失態でしょうし、また同じく選挙ポスターの掲示板不足問題や貼付方法の時代遅れ感が逆手に取られて大恥だった選管の情けなさ…… (^^;

そんな鬱陶しさにも、肩透かしは有効かと思うばかりです (^^;

失礼いたしました <(_ _)>

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美保純の無垢なる歌謡ロック

2024-07-07 19:35:44 | 歌謡曲

裏切り人形 / 美保純 (ビクター)

ふっ、と思い立って、歌謡ロックばっかり集めた音源ファイルを作ろうと、あれやこれやと持ちネタを漁っていたら、美保純が昭和57(1982)年に出した本日掲載のシングル盤A面曲「裏切り人形」を拙ブログでは未紹介でしたので、ここに取り上げてみました。

確か……、これは美保純の歌手デビュー作だった記憶しているんですが、とにかくも作詞:橋本淳&作曲:三木たかし、そして編曲:戸塚修という、当時のヒットメーカートリオが‎彼女に与えたのがすでに述べたとおり、アップテンポの歌謡ロックがド真ん中!

肉食系の女が男を翻弄する歌詞の世界にハードロックなサウンドはニクイばかりのプロデュースであり、居直りセクシーな当時の美保純のイメージに重なるところも大きく、それでいて一抹の純情を滲ませんと歌う彼女の存在がイイ感じ、と書きたいところなんですが、肝心の彼女の歌唱力が棒読み的な節回しというか、思い余って技足りず……。

しかし、そのあたりの失望感が、これまた美保純の魅力かもしれません (^^;

あらためて述べるまでもありませんが、日活ロマンポルノから一般映画やテレビドラマの世界で様々な個性的演技を披露してきた美保純には、それぞれに好き嫌いが存在するのは、これまた事実でありましょう。

サイケおやじとしては、その中で特に好きなのが「男はつらいよ」シリーズにおける太宰久雄が演じるタコ社長の娘=あけみ役の美保純でして、あのダフダフした口調でのセリフ回しと演技表現は、そのまんま美保純でありましょう (^^♪

そ~ゆ~ものが、この「裏切り人形」での歌いっぷりにも感じられてしまうんですよ (^^♪

繰り返しますが、ここでの彼女の歌はターヘですので (^^;

ということで、歌謡ロックも様々ではありますが、その印象・気持ちはひとつ!

もちろん、十人十色の好みもございましょうが、最後はジコマンということで、ご理解願えれば幸いです。

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こ~ゆ~歌があるから、昭和歌謡曲が好き

2024-07-06 17:00:42 | 歌謡曲

■夢でもいいから / 水瀬紗羅 (ビクター)

今日は久々、高齢者バンドの練習がありまして、ここ2~3日バテバテだったサイケおやじも息を吹き返したというか、とにかくも溌溂とした気分になれたのは感謝であります <(_ _)>

で、掲載したのは昭和59(1984)年に発売された水瀬紗羅のシングル盤なんですが、ここにA面収録の「夢でもいいから」は入れてもらっている高齢者バンドで春先から練習を重ねている素敵な課題曲♪♪~♪

提案者はバンマス氏で、デジタル変換された音源ファイルを支給されてはいたんですが、ようやく最近になって原盤シングルを入手出来たもんですから、ご紹介させていただく次第です。

いゃ~~、とにかく昭和歌謡曲好きには、辛抱たまらん状態の楽曲だと思うんですよ、この「夢でもいいから」はっ!

それは作詞作曲:佐藤三樹夫&編曲:竜崎孝路が恣意的に練り上げたとしか思えないほど良く出来たソウルジャズ風味の歌謡曲でして、ミディアムテンポでマイナーモードがニクイほどにジャストミートする哀切の歌詞には思わずウルっとさせられてしまうんですねぇ~~♪

もちろん、それを節回す水瀬紗羅の渋皮が剥けた様な歌唱も絶品であり、所々で滲む弘田三枝子つぽさもイイ感じ♪♪~♪

本来、こ~ゆ~楽曲ならば、演じてくれる歌手の声質にエグ味も必要という好みの問題もございましょうが、サイケおやじとしても、彼女の絶妙にアーバンメロウな歌唱フィーリングにシビレてしまうわけです、これが (^^♪

ちなみに水瀬紗羅は高橋沙羅がレコード会社を移籍しての再デビューにおける改名という真相は今日、すっかり知られているわけですが、掲載盤ジャケットスリーブ裏に記載の簡単にプロフィールには、前身・高橋沙羅に関しては、全く触れられていない事を付記しておきます。

ということで、我々トーシロのバンドには相当に難しい楽曲「夢でもいいから」は、やはり名曲でありましょう。

残念ながら……、というか当時はヒットしていませんでしたが、確か幾つかのカバーバージョンも制作されていた様な印象が残っておりますので、今後も探索を続けたいと思っております。

そして誰か、現在活躍中の女性シンガーが歌ってくれないかなぁ~~~♪

切に願うばかりです (^^♪

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真弓倫子のセクシーグラビア以前

2024-07-03 17:18:46 | 歌謡曲

片想いグラフィティー / 真弓倫子 (RCA)

真弓倫子はセクシーグラビアのタレントというのがサイケおやじの認識だったんですが、実は……、それ以前にアイドルシンガーとしても活動していたという証拠物件が、本日掲載のシングル盤でしょうか (^^;

―― と、書かねばならないのは、彼女はサイケおやじが異郷の地へ島流しにされていた時期の昭和62(1987)年初夏頃から芸能界に登場し、それなりに女優としても活動していたという履歴がありながら、ようやくにしてサイケおやじが帰参した平成6(1994)年には紆余曲折から前述したとおり、ヘアヌード写真集も出すほどの人気を集めていたんですから、そのあたりの思い込みは、ご容赦願いたいところです (^^;

で、肝心の掲載シングル盤は先日中古屋から釣り上げて来たブツでして、発売されたのが昭和62(1987)年6月とされていますから、つまりは時期的にアナログ盤がCDへと本格移行しつつあった頃の1枚という希少価値があるか、否か……?

そのあたりの思惑に加えて、「片想いグラフィティー」というA面曲タイトルにも妙に心惹かれるものがありましたですよ (^^;

そして実際に針を落としてみれば、これが作詞:三浦徳子&作曲:都志見隆が提供したミディアムアップの夏歌アイドルソングであり、上手い具合のせつない泣きメロがイイ感じ (^^♪

船山基紀のアレンジも当時の流行というか、キーボード主体の程好いデジタルサウンドに仕立て上げられていますが、意想外とも思える真弓倫子の歌唱力の高さが、ありきたりのアイドル歌謡とは一線を画していると思うのはサイケおやじだけでしょうか (^^♪

オンタイムのヒット状況は知る由もありませんが、ぜひとも今年の夏にはリバイバルして欲しいなぁ~~♪

しかし、それにしても……、このジャケ写ポートレートのハズシ具合は、これ如何にっ!?

個人的趣味の問題ではありますが、サイケおやじは、こ~ゆ~、鼻の下の短い面立ちの女性は好きではありませんし、最初の印象としてのセクシーグラビアにおける「真弓倫子」としての存在感にグッとシビレさせられた前科(?)があるもんですから…… (^^;

ということで、またまた本日も「人に歴史あり」という、ご紹介でした。

まあ……、これも「夏歌」ということで、よろしくお願いいたします <(_ _)>

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儚さも夏模様

2024-07-02 19:02:06 | 歌謡曲

夏模様 / 柏原芳恵 (フィリップス)

全く個人的な想いではありますが、柏原芳恵は派手目のルックスと幾分大人しい楽曲が似合う声質という、そのアンバランスさ加減に魅力を覚えるサイケおやじとしては、昭和58(1983)年6月に出してくれた本日掲載のシングル盤A面曲「夏模様」が好きなわけですよ (^^♪

それは作詞:微美杏里&作曲:松尾一彦が提供した所謂夏のアイドルソングではありますが、そこはかとない歌詞の世界と歌謡フォークの洋楽的展開がニクイばかりのメロディラインを歌っている柏原芳恵の儚さを滲ませる節回しが実にイイんですねぇ~~♪

告白すれば、最初に耳にした瞬間、これって……、如何にも当時全盛期だったオフコースっぽいなぁ~~、と思っていたら案の定、作曲がそのバンドメンバーだった松尾一彦だったんですから、さもありなん!?

とにかくAメロのキャッチーさだけで楽曲構成を引っ張ってしまうあたりの上手さは、キーボード&オーケストラをフル活用した萩田光雄のアレンジとの共謀関係があればこそつ!?

また、ナチュラルにして複雑な乙女心と申しましょうか、女の可愛さと裏側の本性みたいなものが滲む歌詞の世界の夢心地も曲メロに馴染んでいるんじゃ~ないでしょうか。

ちなみに作詞を担当した如何にもペンネームがモロ出しの微美杏里とは、藤真利子であるという真相も、今では知られるところです。

何時もの華やかさを抑えたジャケ写の雰囲気も素敵ですし、せつなさも夏歌の条件であるとすれば、柏原芳恵の「夏模様」もマストアイテムでしょうねぇ~~♪

ということで、夏も本番になりつつも、サイケおやじの調子はイマイチ、テンションが上がらないというか…… (^^;

早々と眠くなっているのでした……。

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似合わずとも名曲

2024-06-30 18:17:15 | 歌謡曲

I.I.YO,I.I.YO. / 榊みちこ (キングレコード)

世の中、あぁ……、勿体ない……、なぁ~んて、思わず溜息っていう事象は数知れずとはいえ、所詮は個人の感想なんでしょうねぇ……。

失礼ながら、そんな不遜な諦めを抱かれされてしまったのが、昭和54(1979)年1月に榊みちこが出した本日掲載のシングル盤A面曲「I.I.YO,I.I.YO.」でありました…… (^^;

なにしろ、これは作詞:島武実&作曲:宇崎竜童、そして編曲:萩田光雄が真っ向から狙ったであろうミディアムアップの歌謡ロックであり、イントロからテンションの高いハードロックサウンドが全開という演奏パートがツッパリな歌詞の世界とタテノリのメロディラインを煽るという仕掛けになっていますから、炸裂するギターのリフ&ソロパートに対峙するボーカルの潔さがあればこそ、それを裏切ってしまうとしか思えない榊みちこの落ち着いた歌いっぷりは、これ如何に……???

というか、彼女の声質そのものが、こ~ゆ~ロックサウンドには不似合いで、その相性の悪さがモロに出てしまった感がある様に思えるんですが、いかがなものでしょう。

もちろん、曲タイトル「I.I.YO,I.I.YO.」を「いいよ、いいよ」と読ませる(?)企画とジャケットスリーブに登場している彼女の雰囲気がロックっぽさに満ちているところも、強烈な肩透かしだったんですよ、サイケおやじには…… (^^;

しかし、それでも「榊みちこ」という存在には何か……、惹きつけられるミステリアスな魅力を感じてしまうんですから、しっかりレコードは蒐集させていただいている次第です。

ということで、本日は贔屓の引き倒しに終始してしまい、彼女のファンには申し訳なさが……。

そのあたりは、ご容赦願いとうございます <(_ _)>

そして「I.I.YO,I.I.YO.」という楽曲の魅力は不滅と確信しておりますので、もっとロック性感度の高い声質のアイドルシンガーに歌って欲しかったという思いは現在も継続中なのでした。

う~ん、誰がいいかなぁ~~ (^^;

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最近見つけた原日出子のデビュー盤?

2024-06-29 18:55:37 | 歌謡曲

夕焼けのマイ・ウェイ c/w 9月のある日、友だち / 原日出子 (キャニオン)

掲載したのは不覚にも最近まで知らなかった原日出子の昭和55(1980)年に発売された、これが公式歌手デビュー作らしいシングル盤です。

―― と告白せねばならないのは、彼女が残してくれたレコードは昭和56(1981)年に出した「約束 」、そして翌年の「青いラプソディー」という素晴らしい仕上がりだった2曲のシングル作を入れたシングル盤だけだと思い込んでいたんですよ (^^;

しかし、彼女の卓越した歌唱力からして、それだけじゃ~無いだろう?

―― なぁ~んていう推察を捨てきれてはいなかったのも本音でしたから、掲載盤に邂逅した瞬間、我知らず震えてしまいそうでしたよ (^^;

そして肝心のA面収録曲「夕焼けのマイ・ウェイ」は作詞:加藤日出男&作編曲:山崎泉から提供されたミディアムアップのニューミュージック歌謡で、当時のウエストコーストロック風味が心地良いイントロからAOR系のリズムアレンジが附されたソフトなメロディラインを節回す原日出子の声質の和み感が高得点 ♪♪~♪

もちろん歌唱力も安定していますから、柔らかな歌詞の世界に対する大人っぽい表現もイイ感じ (^^♪

じっくり聴けば、なかなか難しい楽曲だと思うんですが、それをナチュラルな感性で歌っている雰囲気は流石、「女優の歌」の証明かもしれません。

ちなみにジャケットスリーブの記載によれば、このシングル盤は同名映画の主題歌とされていますが、サイケおやじは未鑑賞ですので、大いに気になるところでもあります。

それと同じ制作スタッフから提供のB面曲「9月のある日、友だち」は、やっぱりニューミュージック仕立てになっているミディアムテンポの歌謡フォークと申しましょうか、個人的には楽曲そのものの思わせぶりな展開が感性に合っていませんでしたので、ここまでしか触れません (^^;

それでも原日出子の歌唱はファルセットも用いた味わいも滲んでおり、まあ……、このあたりは十人十色のなんとやらでしょうか (^^;

ということで、まだまだ原日出子の歌手活動音源は探索し続ける所存です。

良い出会いがありますように ♪♪~♪

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この歌声と微笑みに癒されて

2024-06-28 17:16:03 | 歌謡曲

潮騒 / 日野てる子 (ユピテル)

確実に近づいている「日本の夏」になると聴きたくなるのがエレキ歌謡と並んでハワイアン歌謡というのがサイケおやじの嗜好ですから、そのジャンルの人気シンガーである日野てる子のレコードはマストアイテム♪♪~♪

しかし、今はまだ……、梅雨もド真ん中であれば、本日ご紹介するのは日野てる子の公式キャリアも後期という昭和59(1984)年6月に発売された、これが正統派ムード歌謡という「潮騒」をA面に入れたシングル盤です。

皆様ご存じのとおり、日野てる子は昭和45(1970)年に結婚・引退され、そして時が流れた昭和54(1979)年頃からカムバックして以降はマイペースの活動に勤しんでいながら、病魔に蝕まれ……。

ですから、その時期にレコーディングされた音源は殊更味わい深いと思うのはサイケおやじだけではないはずと思いつつ、大切に鑑賞している次第です。

で、この作詞作曲:伊藤薫&編曲:高田弘から提供の「潮騒」は既に述べたとおり、ミディアムスローの正統派ムード歌謡に仕上がっており、許されない恋情が綴られた歌詞の世界をソフトな情熱で歌ってくれる日野てる子の切々とした節回しがジンワリと胸に染み入る名唱と思うばかり ♪♪~♪

そして同時に魅力的なのが、優しく微笑む彼女のジャケ写ポートレートでしょう (^^♪

所謂人妻のフェロモンとは別次元の美女っぷりにはゾクゾクさせられてしまうわけですよ、不肖サイケおやじは (^^♪

もちろん、この1枚はサイケおやじの自室の壁に鎮座させていただくに相応しい名盤でもあるというわけです。

ということで、各地での大雨と交通障害等々が今後も心配なところです。

そして、そんなこんなの気の滅入る事態にこそ、少しでも気分を和らげてくれるのが音楽という嗜好品であるとすれば、例え周囲からは顰蹙であろうとも、自らの気持ちには素直にしていたいものと思っております <(_ _)>

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