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サイケおやじの生活と音楽

美保純の無垢なる歌謡ロック

2024-07-07 19:35:44 | 歌謡曲

裏切り人形 / 美保純 (ビクター)

ふっ、と思い立って、歌謡ロックばっかり集めた音源ファイルを作ろうと、あれやこれやと持ちネタを漁っていたら、美保純が昭和57(1982)年に出した本日掲載のシングル盤A面曲「裏切り人形」を拙ブログでは未紹介でしたので、ここに取り上げてみました。

確か……、これは美保純の歌手デビュー作だった記憶しているんですが、とにかくも作詞:橋本淳&作曲:三木たかし、そして編曲:戸塚修という、当時のヒットメーカートリオが‎彼女に与えたのがすでに述べたとおり、アップテンポの歌謡ロックがド真ん中!

肉食系の女が男を翻弄する歌詞の世界にハードロックなサウンドはニクイばかりのプロデュースであり、居直りセクシーな当時の美保純のイメージに重なるところも大きく、それでいて一抹の純情を滲ませんと歌う彼女の存在がイイ感じ、と書きたいところなんですが、肝心の彼女の歌唱力が棒読み的な節回しというか、思い余って技足りず……。

しかし、そのあたりの失望感が、これまた美保純の魅力かもしれません (^^;

あらためて述べるまでもありませんが、日活ロマンポルノから一般映画やテレビドラマの世界で様々な個性的演技を披露してきた美保純には、それぞれに好き嫌いが存在するのは、これまた事実でありましょう。

サイケおやじとしては、その中で特に好きなのが「男はつらいよ」シリーズにおける太宰久雄が演じるタコ社長の娘=あけみ役の美保純でして、あのダフダフした口調でのセリフ回しと演技表現は、そのまんま美保純でありましょう (^^♪

そ~ゆ~ものが、この「裏切り人形」での歌いっぷりにも感じられてしまうんですよ (^^♪

繰り返しますが、ここでの彼女の歌はターヘですので (^^;

ということで、歌謡ロックも様々ではありますが、その印象・気持ちはひとつ!

もちろん、十人十色の好みもございましょうが、最後はジコマンということで、ご理解願えれば幸いです。

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