OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

酔えるって、きっと素晴らしい!

2016-12-31 16:58:39 | 歌謡曲
やっぱ酔うしかないよね / 美保純 (ビクター)
 
アッという間に今年も最終日になって、やっぱり腰砕けの1年であった事を痛切に後悔・反省しているサイケおやじです。

それは仕事でも石橋を叩き過ぎた感が強く、それでいて卑劣な手段を度々用いてしまったし、鬼の様な決断で首吊りの足を引っ張ってしまったという結果も、全てはそこに収斂しています。

また、私生活ではストレスの発散という大義名分から、楽しむ時間が無い事を分かっていながら、音楽&映像ソフトを物欲に任せてネット注文し、届いたブツの保管もきっちり出来ず、未開封の箱や梱包が次々に増えてしまったというテイタラク……。

さらに対人関係も疎かになったというか、例えば拙ブログにおいては皆様からの温かいコメントにお返事も出来ず、不義理を重ねてしまったのは、どのように反省お詫びを申し述べても、伝わるところがないものと、悔悟の念でいっぱいです。

そして、せめて何かに酔いたいなぁ~、という逃避願望が強くなっている事も自分を許せないところ……。

そこで本日のご紹介は、今やベテラン女優としての立ち位置も確固たる美保純が昭和58(1983)年に出したシングル盤A面曲「やっぱり酔うしかないよね」であります。

皆様ご存じのとおり、彼女は日活ロマンポルノで活躍した後に一般作品にも多数出演し、あくまでもサイケおやじ個人での思いではありますが、桃井かおりと飯島愛を足して2で割ったような芸風は、本音とタテマエという基本姿勢に則って生活する日本人には不思議な共感を覚えさせてくれるわけで、だからこそ、不貞腐れた演技やトーシロっぽい中にも味わい深い存在感が強い印象となるんじゃ~ないでしょうか。

もちろん、妙に男好きするルックス、美味しそうな乳の形、所謂日常的な「やられ顔」の良さ等々がナチュラルな魅力である事も確かです♪♪~♪

そのあたりは現在、しっかりとパッケージ化されているロマンポルノ出演諸作に顕著ですし、脱いでいない出演作品も、それを踏まえて楽しむ事が許されるというのは、贔屓の引き倒しにはならないと確信してしまうのですが、いかがなものでしょう。

さて、そこで肝心の「やっぱり酔うしかないよね」は作詞:岡田冨美子&作編曲:エジソンが提供した歌謡ロックが丸出しの仕上がりでありながら、美保純の歌唱力は残念ながら儚さ全開……。

ターヘというには憚れるものさえ滲み出ているんですが、実はそこが美保純ならでは個性という断罪(?)も可能かと思うばかりですし、サイケおやじは、ここで聞かれるサウンドの作りや楽曲そのものが好きなもんですから、正直に告白させていただければ、羨ましい世界ですよ。

それはサイケおやじ自身が何度も書いてきたとおり、ほとんど酒に酔わない体質であり、普通に飲んでいると満腹感ばかりが先立ってしまうという有様は、殊更先輩やお偉方との宴席で酔ったフリして恥の上塗りを繰り返し……。

ですから、何時しか居直って、芸をやってはその場を繕う事になっていますが、最近はねぇ……。

閑話休題。

ということで、来年も仕事から逃れられないことは百々承知、しかし諦めてはいられないっ!

あらためまして皆様には心から今年の御礼を申し上げとうございます。

本当にありがとうございました。

そして来る年も、よろしくお願い申し上げます。
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