OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

儚さも夏模様

2024-07-02 19:02:06 | 歌謡曲

夏模様 / 柏原芳恵 (フィリップス)

全く個人的な想いではありますが、柏原芳恵は派手目のルックスと幾分大人しい楽曲が似合う声質という、そのアンバランスさ加減に魅力を覚えるサイケおやじとしては、昭和58(1983)年6月に出してくれた本日掲載のシングル盤A面曲「夏模様」が好きなわけですよ (^^♪

それは作詞:微美杏里&作曲:松尾一彦が提供した所謂夏のアイドルソングではありますが、そこはかとない歌詞の世界と歌謡フォークの洋楽的展開がニクイばかりのメロディラインを歌っている柏原芳恵の儚さを滲ませる節回しが実にイイんですねぇ~~♪

告白すれば、最初に耳にした瞬間、これって……、如何にも当時全盛期だったオフコースっぽいなぁ~~、と思っていたら案の定、作曲がそのバンドメンバーだった松尾一彦だったんですから、さもありなん!?

とにかくAメロのキャッチーさだけで楽曲構成を引っ張ってしまうあたりの上手さは、キーボード&オーケストラをフル活用した萩田光雄のアレンジとの共謀関係があればこそつ!?

また、ナチュラルにして複雑な乙女心と申しましょうか、女の可愛さと裏側の本性みたいなものが滲む歌詞の世界の夢心地も曲メロに馴染んでいるんじゃ~ないでしょうか。

ちなみに作詞を担当した如何にもペンネームがモロ出しの微美杏里とは、藤真利子であるという真相も、今では知られるところです。

何時もの華やかさを抑えたジャケ写の雰囲気も素敵ですし、せつなさも夏歌の条件であるとすれば、柏原芳恵の「夏模様」もマストアイテムでしょうねぇ~~♪

ということで、夏も本番になりつつも、サイケおやじの調子はイマイチ、テンションが上がらないというか…… (^^;

早々と眠くなっているのでした……。


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