松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

ブルーメッセに来た熱帯植物「メディニラ・マグニフィカ」

2024-07-23 15:58:15 | 日記・エッセイ・コラム
 大潟村の温室閉鎖に伴って移植された植物が、落ち着いた頃かなと思って。ブルーメッセに寄って見ました。

 そうそう。オリックスの吉田輝星、弟が甲子園を決めた同じ日に。また完璧な投球をしたらしいですな。パリーグ公式TVを見ました。最後に三振を奪った球がチェンジアップなんですが。見事に決まり過ぎて「魔球」扱いされているみたいです。あの兄弟、お互い刺激し合って、いい感じです。

 ただね。甲子園に行った時、応援が物足りなく感じると思います。ブラスバンドがね。アルプス席の広さに対して貧弱に感じると思います。秋田の試合でも、メロディが聞こえて来ないと言う人も居たようです。前回に比較して部員の数が足りないんでしょう。

 応援に対する応援が必要です。誰か管楽器の得意な方に、助太刀(すけだち)をお願いした方が。勝手な、個人的な感想です。
 だって応援合戦は甲子園の華ですからね。でも6年前のように、回を重ねるたびに盛り上がっていくブラス。あの人たちがまた、来てくれないかな。

 ブルーメッセは閑散としていました。祭りのあとのようです。外が暑かったので、中に入り。ソフトクリームを注文しました。バニラ&巨峰だったかな。酸味が爽やかでした。ピアノがあってキッズスペースのあるテーブルに座って、タバコを吹かすおじさんと二人。時間がゆっくり流れます。

 温室の入り口をくぐると、そこにありました。オレが一番欲しかったもの。それが何でらマグニフィカ。
 これはたった一度だけ、満開の時に出会ったことがあります。時期が難しいのです。誰も宣伝してくれないから。多分、5月頃に咲く花だと思います。たいがい、桜や八重桜や、そっちに夢中になって、忘れているのかも知れません。
 これが移植直前に咲いていた、最後の花。

 第2温室に入った時、誰も居なくて。職員の女性がひとり、作業服のお尻をこっちに向け。一心不乱に花壇の世話をしていました。栄養たっぷりのお尻でした。咳払いでもして「ゴホン」と言っても良かったのですが。
 気が付かないフリをして、その角度から移動して。別の花を撮影していたかのように繕いました。

 きっと植物たちも。あふれんばかりの栄養をもらっていることと、お察し申し上げます。


 
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野球でキライな言葉「ほおる」

2024-07-22 13:20:00 | 日記・エッセイ・コラム
 みちのく秋田にこの頃完全に支配された言葉が広がっています。野球の場合、「投げる」と言ってはいけないんです。
 「ほおる」と言わないと、時代に取り残されてしまいます。まるで野球の技術そのものが遅れているような気分にさせられるのです。
 解説者も、関西出身の選手や指導者に影響されて。テレビで当たり前に言うので、当然「投げる」は駆逐されて行きます。

 おかしいと思います。「ほおる(ほうる)」は「放る」であって、「捨てる」を意味します。「ほおるもん」だからホルモンでしょ。捨てる部分を使うからホルモン。ボールを捨ててはいけません。

 「やり投げ」を「やりほおり」とは言いません。ヤリを捨ててくる競技じゃありません。

 こっちの人は、「投げる」を「捨てる」という意味でも使います。このゴミ、投げで来い、と言います。ゴミを投てきするわけじゃありません。

 全財産を「投げうって」と言うでしょ。標準語なんです。

 縄文人の血を受け継ぐ東北人と北海道は、これで人生を「なげやり」になってはいけませんよ。

 大谷の30号、見ましたか。凄かったですね~。特大の144m弾。
 ダイソー関係者が一番喜んでいると思います。どピンクのDAISO看板の真上を通過して。屋根とのわずかの透き間を通って。最上段に飛び込み。バウンドして消えて行きました。

 何度映ったでしょう。際限なくDAISOが映りました。この回数が規格外なホームランだったことを物語っています。
 ボールを握って喜ぶ人の姿が映らなかったから、間違いなく場外に消えて行きました。

 ほとんどの観客の頭の遙か上を越えて。

 おーい、どこまで行くんだ~。

 ってみんな思ったことでしょう。

 打球音のあと、一斉に立ち上がって。ゆくえを追う時間的余裕がありました。

 アレを客席で見てみたい。なんぼ払ってもいいゾ。貯金がもしあったら。
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金足農業、恥ずかしながら甲子園、行って来ます。

2024-07-21 19:14:13 | 日記・エッセイ・コラム
 「恥ずかしながら帰って参りました」の横井庄一です。大きな声では言えませんが、地区大会で優勝してしまいました。
 相手の秋田商業さんには申し訳ありませんが、6対5で勝たせて頂きました。

 相手は金足を上回る15安打。無失策。金足は13安打の3失策。勝たせて頂きました。しんどかったです。負けたらしょうがないと思って、見てました。

 9回、1点差まで追い上げられ。なお1アウト満塁。これで打たれたらしょうがない。覚悟を決めました。吉田君と心中です。商業は8番と9番。何とか抑えてギリギリ勝ちました。

 吉田君の球を真芯で捉えて、ライナーで持って行くんですよ。参りました。
 勝ったのに吉田君、泣いてました。ずっと泣いてました。

 八橋球場は観客の入りが見た事ない盛況で。外野の芝生が半分くらい埋まりました。プロの試合でも無いのに、芝生席が盛況。日曜で、久々の晴れで、市内高校同士とは言え、ビックリです。

 中泉監督の言葉が面白かったです。アナ「最後に、選手の皆さんに、ひと言お願いします」凄いでっかい声で「おめでとうっ!」ピー、ピー。「ありがとうっ!」オー「全員で頑張るゾ。もう1回、頑張るゾ」
 生徒との、いい関係が見えるようです。

 写真は学校に凱旋しての優勝報告会の模様。薄暮に近くなり、ちょっとボケ気味に写ってます。中央が吉田君。兄に面影があります。
 校長始め、あいさつする人みんなに、危ない試合を話題にされ、その分喜びも大きかったのが分かりました。

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宮田笙子、体操だけが人生じゃないさ。

2024-07-20 08:48:59 | 日記・エッセイ・コラム
 何という不祥事。数ある参加国の中で、自主規制でエースを捨てるとは。コーチ陣は日頃、何を見てるんだい。情けない。
 こんな国は無いよ。どこだって最強の布陣で選手を送る。ドーピングに掛からないギリギリのところで選手をバックアップする。それが世界標準でしょ。
 綺麗事を言って、みそぎを済ませた選手しか参加させない。あり得ない。

 ほんとにタバコと飲酒だけなのか。そんなんで処分下すのか。あと2ヶ月で二十歳になって、自由に吸えて飲めたのに? 信じられませんな~。

 為末大が、どうか冷静な判断をお願いします、と懇願している。彼に同情します。憔悴しているのは、彼女だけじゃない。応援している人間も一緒だろう。

 どっかがおかしい。なぜそんな選手を生み出すのか。その過程を当事者は反省しなさい。

 オリンピックは、日の当たるまぶしい1面もあるが。陰の暗い1面の方が闇は深い。
 こんなもの、絶対無くすべきだ。

 と言いながら、見るんだけどよ。

 まだ19年生きただけ。短気を起こして「絶対4年後に出てやる」なんて考えるんじゃないよ。そんな価値は無い。五輪には。

 さあ。今日一日、休んで。明日は行くぜ。金足農業。
 有利なのは金足の方だ。吉田を充分、休ませた。そして控えも使える事を証明した。

 気がかりなのは、一番の高橋。ほとんど仕事をしていない。主将という立場もある。バットが出ない。昨日の試合では、大勢が決まった頃、言葉を掛けられてバッターボックスに向かった。笑っていたから、和む言葉を掛けられたのだろう。ホームランでいいよ、とか。

 あしたは、初球から思い切り振って欲しい。三振でもいいから、吹っ切れたところを見せて欲しい。
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日本一の寿司を食う

2024-07-18 19:27:16 | 日記・エッセイ・コラム
 今年の5月29日。回転寿司職人No.1を決める全国大会「第9回全日本回転寿司MVP選手権」において優勝した永田さんの店・太助寿司本店に行って来ました。

 妻が寿司食べたいと言うので、いつもお邪魔しているお店です。以前から店内に昇り旗が掲げられていることがあって。全国大会に出場しているのは分かっていました。今回、4度目の挑戦でついにチャンピオンになりました。立派、立派。

 残念ながらご本人にはお会い出来ませんでしたが、美味しく頂きました。
 いつものことですが。食べてから「おっと、いけねえ」と写真を撮り始めました。

 大会で作ったという渾身の一皿「心」という5点盛りを注文して、食べました。「うんめ~え」とは行きませんでしたが、見た目は良かったです。シャリとネタの相性は良かったです。緑茶のカフェインがダメなので、コーラを注文します。意外と舌がリフレッシュされて寿司が美味しいです。

 まあ、一番美味しいと感じたのは穴子ですな。今が旬でしょうし、納得の味。
 このところ夏痩せ気味で、体重が落ちていますが。これで明日の準決勝は万全の態勢で臨めます。

 そう言えばさっき、金農生が下校してくるところに逢いました。テレビに抜かれた長身の彼女が家の前でサスケを見つけ、「あのネコ、どうしたの?」と言って歩いて行きました。首輪から抜け出して、脱走していたんです。

 その後も偶然、野球部の帰るところに出くわしました。吉田君が数人と一緒に駅に向かいます。実物は思ったより身長がありました。もっと低いかと思っていました。
 つい拳に力が入って。「明日、頑張れよ」と言ったら、みんなで「はいっ」と元気に答えてくれました。

 その後も野球部が通って。「明日、真面目にやれよっ」って、自分でも意味の分からないことをしゃべっていました。油断するな、と言いたかったのです。

 普通、上がって行くほどに強いチームと当たるけれど。そんな気がしないのです。オレの方が油断しています。引き締めないと。
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