松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

スグリのある、O爺さんの庭

2014-05-25 16:27:41 | まち歩き

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スグリは、小さかった頃を思い出す、数少ない植物の

一つだ。この爺さんの庭に、自生するように生えている。

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もう90になったかも知れない。耳が遠いので、

会話というより、アイコンタクトに近い。

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通学通勤道路沿いに、ガラリ並べているが、

じっくり見て歩く人は、オレくらいかも。

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伸び放題にしている、我が家のハコネウツギを見て

「伸びだな」と言う。舌を出してそれに答える。

談義をしない、同志だと思っている。

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シェールオイル2号店、めっけ。

2014-05-21 16:41:53 | まち歩き

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タニウツギの咲く小道を行くと、それはありました。

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鮎川に続く、シェールオイルの商業生産を目指す

県内2か所めの井戸。福米沢油田。

ほとんど牧歌的と言える、小高い丘に

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田んぼと畑に囲まれて、それはありました。

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野球の神様、落合博満に見捨てられた町、若美。

この町は、私も好きでした。水郷のまち、と言えるほど

道路沿いに水路が一緒に流れ、美しい光景が

続いていました。ところが、今日行って初めてそれが

消えていることに、気が付きました。

側溝とコンクリートのふたで、完全におおわれて

見る影もありません。センスのない町なのか

お年寄りに優しい町なのか、よく分かりません。

少しでも、元気になる話題をと、思ったのですが

これで景気良くなる、わけないか。

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熊野神社の植生は、ちょっと違う。

2014-05-19 08:57:54 | まち歩き

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熊野神社を散策して、樹木の違いに、気が付いた。

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若葉もあるが、冬を越した葉も数多く残っている。

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それに、何か神社のイメージが違う。

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そう、参道の杉並木がないのだ。

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おそらく、タブの木だと思う。山形との県境付近にタブの木の

群生が見られるのを最後に、このあたりが北限になる。

象潟が暖かいことの証明だ。

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山が見えないのが残念だ。山と、この森以外は

ほぼ、海だった。芭蕉が来た頃は。

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版画家、池田修三の影を、象潟に追う。

2014-05-19 06:43:41 | まち歩き

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今回の旅の、もう一つの目的は、地元の書店「山海堂」に

行って「センチメンタルの青い旗」を購入する事。

山海堂はテキヤの出発点でもあり、場所がいいせいか

町の本屋としては、人が入っていた。

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地元関連のコーナーもある。きさかたは、平安中期の歌人

能因法師によって、既に全国区になっていた。ほぼ千年前。

能因を慕って、西行が。西行を慕って、芭蕉が訪れた。

今、きさかた、と言ってもせいぜい「ぞうがた?」と言われる

のがオチだ。そしてオレは、池田修三を追って、象潟へ来た。

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最初の写真から抜け落ちた、パンフレットが2枚、手元にある。

おねだりしたら、セロテープごと、頂いた。シリーズ2枚そろったぞ。

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目的の本は、ベストセラーだった。村上海賊を抜いての堂々の

1位だ。ほかに、版画を飾ってある店を探す。

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白川お菓子屋さんだ。

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日当たりのいい場所に、惜しげもなく飾ってある。

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版画は物凄く手間が掛かる。分業体制なしに、一人でやる。

池田さんは、最低8版は重ねるという。この情熱。

象潟郷土資料館には250点収蔵されている。

自作のリストが発見されたそうだから、

もっと多いに違いない。

何のために、世界中の作家が全精力を注いで、作品に向かうのか。

その意味。その答えを池田修三という人はこの象潟で、

体現していた、と異郷の編者、藤本智士さんは、最大の賛辞を

惜しまない。

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きさかたの祭り、当日。と芭蕉の見た情景。

2014-05-18 20:12:31 | まち歩き

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本荘の八幡様の大名行列に比べたら、恥ずかしい

スケールだけど、それだけに身近な祭りだ。

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稚児行列に長男が参加したことが、あるけど、嫁が

そばについているので、あーら、〇〇子ちゃんのー、と

言って、のし袋を山盛り集められる。30年経って子供が

激減。今は配る子供がいない。

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神輿の巡行で、御初穂を納める。

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子供たちは、昼の休憩で公会堂の庭を走り回っていた。

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欄干橋から望む鳥海山、っが真正面にあるんだが、天気は最悪。

芭蕉は、ここから一面の海の彼方に、鳥海山を見ていたはず。

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