笑っていいともグランドフィナーレの、感動をニュースにするなら、
最後のタモリのスピーチじゃ、ないだろう。
現レギュラー26人による「感謝のことば」でしょう。
タモリの価値は、影響を与えた人間の涙の量が、その大きさを
語っていた。ローラは泣きながら笑っていた。世にも器用な人間だ。
跡形もない。
真剣になれば、なるほど笑いを誘う。
立ち会ったレギュラーの涙を誘った。
前半をぶち壊しにしたさんまに、これができるだろうか。
無理でしょう。さんまとタモリは、昔は同じ穴のムジナだったが、
タモリは有名人と誰彼なくおしゃべりしているうち、進化して
「ヒト」になった。さんまは、生きる化石となった。
その違いは大きい。タモリを崇拝する芸能人は多いが、
さんまと違うのは、その芸で相手を納得させるのではなく、
人間性だろう。
その人間性のために、鼻から水があふれて、せっかく買いだめ
したティッシュが、みるみる消費されるのだった。
塩分、補給しなくちゃ。
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