風を背中に受けて左手を出すと、指差す方向に台風がいる。気象庁発表と一致する。いつか忘れたが、学校の先生が教えてくれた。
そういう風の強い昨日、大潟村で開かれている全日本選手権を見に行った。去年と同じ、対岸の方から観戦する。少数精鋭の観客席。
宮様の名が付いた冠大会なのに、何と言う寂しさ。アナウンスを聞いていても、スポンサーの集まらない嘆きが聴こえて来る。
だから選手の側に行ってみる。村人、選手、関係者、野次馬、入り乱れて、めいめいの空間を楽しんでいる。
競技は見ていて楽しい。ジャンプは3回ずつチャレンジできる。女子選手は意外と飛ぶ。男子と同じ40mを超える人もいる。なかなか落ちて来ない。ふわっと浮かんでいる。体重が軽いせいか。
水面での選手と岸にいるコーチの声が直接聞こえる。「大丈夫ですっ」着地に失敗した選手が次の試技に向かう。
拍手をもらった距離の出た選手は、それに応えて片足を上げたりパフォーマンスをしている。
今日もあるが、この風で出来るだろうか。
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