松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

通り雨

2021-06-17 11:19:48 | 日記・エッセイ・コラム
 きのう、快晴の天気から、いつの間にか入道雲が湧いてきた。山の方にあったのが、だんだん近づいてくるようだ。見上げるばかりに成長した入道さんを見て、不安がよぎった。

 雲の下の方は暗くなって、ゴロゴロと音がしている。外へ出て、雨が落ちてきてもいいように支度した。

 辺りが暗くなってきたので、雨雲レーダーを開いたら、中心が真っ赤になっていて、それが30分もしないうちに、こっちに来そうだった。

 黒くなった雲の下側に、挙動不審の妙な形の雲がうごめいている。これが地表まで届いたら竜巻だ。

 バラバラと雨が落ちてきた。しかし中心は北側に移り、直撃は免れた。画面では五城目、井川町がすっぽり赤い。集中豪雨が降っているだろう。

 結局、雨はパラパラで終わった。また青空が復活した。

 有識者会議は、皇位継承資格を男系男子に限定する皇室典範の規定を尊重し、現在の皇位継承順位を維持する方針を確認した。女性・女系への資格拡大は、数十年後の課題になる。そうだ。
 あっ、そう。落ち着くところへ、落ち着いたわけだな。今になっても、その議論はまだ早いという。じゃ、いつやるか。今でしょ。とはならない。

 ところで今後は、「一代限りの女性宮家」と、旧宮家の皇族復帰が焦点となる。そうな。
 旧宮家と言ったって、今上陛下とつながるのは600年前ですよ。室町時代ですよ。そこまで遡れるのなら、今さら急ぐ必要はないよ。いつでもいいよ。誰も居なくなってからでも、間に合うよ。

 ちなみに小林よしのりのマンガによると、近衛家はじめ「摂家、清華家など上級公家には皇子が何人も入ったり、天皇の外孫が家を継ぐなど、宮家よりも天皇との血縁の濃い家はいくらでもある。」「皇室の歴史上、ここまで離れたバイパス手術はない!」となる。

 いやー、やっぱりこれを読むとスッキリするわ。新・天皇論。小林よしのりの怒りが乗り移ったような本ですわ。
 
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